続・相対性理論への疑念(6)〜3789件ものCriticism〜

まずは海外サイトにあったあるpdfの中の強烈な批判文を先に引用しておきます。
(イタリック体は原文のまま。下線は私が勝手につけたものです。下手な和訳は参考程度にm(__)m)

 (...)the strange idea to make experiments by pure thinking is a
 characteristic of relativity physics.Only relativists beleive that
 thougt-experiments are experiments.As we know, however,
 thinking is thinking and not experimenting, and the so-called
 "thought-experiments" in reality are "thoght-without-experiments"
 and therefore only teach us something about physics but
 noting about nature.

 (...純粋思考により実験を作る奇妙なアイデアは相対性理論物理学の特徴である。
  相対性理論学者のみが思考実験を実験と信じている。しかしながら、我々が知って
  いるように、思考は思考であり、実験ではなく、所謂「思考実験」は「実験なしの思考
  である。そして、それゆえ、それは我々に単に、物理学についての何かを教えるだけ
  で自然については何も教えてくれない

これはまさに、私が前に、ここで少しオブラートで包んで述べたことずばりです。
枝葉末節の一文ですが、"Relativity"に関してのこのような言及はこれまであまりお目に
かかったことはありませんでしたので、「我が意を得たり」で位の一番に引用させていただ
きました。私の本コーナーで、「思考実験」という言葉は直接は上記articleくらいでしか出
しておりませんけど、多くのarticleでそういう趣旨の批判をさせていただいていますので。

さて、次に、このpdfの趣意を示す諸言にある記載を長いですが引用しておきます。

  Which are these problem brought to light?
  (「誰がこれらの問題を明るみにだすか?」)

 (1)Academic physics until today pretend to present with special relativity
 the greatest achiement of physics in the last century
.
 - The problem: The critics of special relativity show many fundamental
 flaws of the theory which lead to the judgement about the theory
 to be sheer nonsense.


 (「アカデミック物理学は今日まで特殊相対性理論を前世紀の最大の物理学の成功だ
   と偽って表明している

  −問題点:特殊相対性理論批判はその理論に関する判断が非常にナンセンスである
  結果となる理論の多くの基本的欠陥を示している)

 (2)Academic physics pretend that many experiments have confirmed the
 theory of special relativity, especially the succesful operating of the
 atomic bomb, nuklear power stations, the GPS system.
.
 - The problem: The critics refute all pretended confirmations or as
 (a)being irrelevant to the Relativity Theories or (b) forged by the
 experimenters as ardent relativists or (c) intenful selection of certain
 data (and discarding the rest) or (d) inconclusive interpretations of
 experimental data, very often disregarding the theory's own princples.

 (「アカデミック物理学は多くの実験が特殊相対性理論を確証した、特に、原子爆弾、
   原子力発電所、GPSシステムの運転で、と偽っている

  −問題点:批判は全ての確証に反論している (a)相対性理論に不適切 (b)熱烈な
  相対性理論学者のような実験家により偽造された (c)あるデータの意図的選択(
  その他のものは捨てている) (d)実験データの不正確な解釈、しばしば理論自身の
  原理を無視したもの )

 (3)Academic physics pretend that there has been some criticism of
 special relativity only in the first years which has been overruled
 by majority view, and since then there has not been any serious
 criticism.
.
 - The problem: The text version 1.2 of our documentation shows the
 existence of 3789 critical writing on special relativity having been
 published during the last 95 years until today; these writings offer
 valuable critical arguments from differnt aspects of the theory;
 negation of experimental results, wrong physical assumptions, inherent
 contradictions, mathematical erros, neglect of the fundamentals of
 the theory of congbition.

 (「アカデミック物理学は特殊相対性理論への批判は多数意見に支配されていた最初の
   1年間だけであり、それ以後は厳しい批評はなかったと偽っている

  −問題点:我々の文書の1.2版は今日まで過去95年間の間に発行されてきた特殊相
  対性理論に関して書かれた3789の批判的論議を示している;これらの著作はその理
  論の異なる側面からの種々の批判的論議を提供している;実験結果の否定、誤った
  物理的仮定、固有の否認、数学的エラー、認識の理論の基本の無視)

 (4)Academic physics suppress any critical statements or publications
 and calumniate the critics as cranks, crakpots and antisemites and the like.

 - The problem: Our documentation shows the critical arguments to be
 of high quality and generally free from antisemitic tendencies - with
 the exception of less than 1 percent of all publications, mainly published
 between 1922 and 1944 in Germany. That means: 99 percent are free
 from any expression of antisemitism.

 (「アカデミック物理学は批判言説または発行物を抑圧し、批判を奇想、変人、
   反ユダヤなどと誹謗している
」)
  −問題点:我々の文書は高品質で一般的に反ユダヤ性向とは無縁の批評論議を示し
  ている。−ドイツで1922年から1944年の間に主に発行された全ての発行物のうちの
  1%以下を除いて。これは次のことを意味している:99%は反ユダヤ表現とは無縁であ
  る)

 (5)Academic physics thussuppress the democratic right of freedom of
 reserch and teaching in universities and high schools, and through their
 informal influence on the printed media their representatives suppress
 the freedom of speech for the critics in the media.

 - The problem: In all Western countries the critics as persons are denied
 fundamental democratic rights.
 

 (「アカデミック物理学はこのように、大学、高校での研究と教鞭の自由を抑圧し、彼ら
   の非公式な印刷メディアへの影響を通して、その代表者はメディアにおける批判の
   議論の自由を抑圧した」
」)
  −問題点:全ての西側諸国においては、人間としての批判は、基本的な民主的権利
  を否定している。

そして、

 (...)The general public in Germany and other Western countries dose not
 know anything about the existence of a strong and continuous criticsism
 which has never been disproved.

 (...ドイツや他の西側諸国の一般大衆は、論駁されてきた強い継続的な批判の存在に
 ついて何もしらない)


最近、海外サイトを眺め、いくつかは本コーナーで紹介引用してきていますが、これはそ
れらの集大成みたいなものですね。
ここまで、そのpdf名について触れませんでしたが、まずは先にほんの一部ですけど、主
張を知って貰う方がよいだろうと思ったからです。

これは、95 Years of Criticism of the Special Theory of Relativity(1908-2003)というもの
で本論のガイドのようなものです。ま、それでも51ページもあるのですけど、どうやら本論
は1159ページ、5MBもあるそうです。

これは、ドイツで行われた匿名プロジェクトの報告だそうです。それは、世界中の1908年
〜2003年
まで95年間の"Relativity"に対する批判を徹底的に調査し、明確に"criticism"
と判断されたものを分析されたものだということです(勿論、前述のantisemiticのもの
は除外しているそうです。

彼らのデータベースには15000件以上入っているそうですが、読んだ上で取捨選択して明
確にcriticismと判断したものだけでも3789件にも達しているとか。

尚、執筆者としてあるのは匿名だと明記されていて、その理由も合わせて書かれています。
一貫して、強烈な"Relativity"に関してなしてきた"Academic physics"批判がなされており、
プロジェクトメンバー個人に不利益が及ばないようにしているとのこと。

匿名ゆえ、メンバーの属性・人数は不明ですが、この諸言を読むと、単なる一般市民では
なくacademy所属の方もかなりいる感じです。

ちなみに、最初は2002年にドイツ語圏だけで本、そしてその後CD-ROMで特定の人々に
配布して議論をしたそうですが、登録者の20%程度の参集だったようで、改めて英語版を
作り、インターネットで世界の人々に問う形にしたとかで、これは2006年のものです。
もうそれから既に8年程経っていますがどうなったのかな?

私の驚きは、前にここで少し触れたのですけど、日本の場合、"Anti-Relativity"をネットや
本で訴える方は(私も末席の一人ですけど)個人で「点」なんですけど、欧米ではこのよう
に、「組織的」に行われたり、"physist"の中にどうどうと反旗を翻す方が出てきていること
です。

未だに、"Anti-Relativity"を言うと、「低脳馬鹿変人」扱いされている日本とはかなり違い
がありますなぁ。ま、多分に、日本のAcademic physicsは特に米国Academic physicsが
「おおおかみ」になっている感がしますから、こうやって歴史的にsuppressされ潰されて、そ
ういう多数の"Relativists"には不利なcritisismがあった事実も知らない先生が多いのでは
ないかと思いますけどね。だから学生は余計に知らない・・・そして、日本人は、「知らない
こと=ないこと」と思っていますからね。

私はこうやって、海外サイトを漁って、疑問を感じてきた歴史的事実を知って本コーナーで
「いかに歴史的事実を知らないで『誤っていること、嘘』が真実見たく信じられてきたか」を
暴露紹介させていただいているのは、そういう『誤っていること、嘘』を「知らないまま」まこ
としやかにのたまい、それを元に、"Anti-Relativity"者を嘲笑罵倒していることがいかに
「恥かしいこと」かをわかってもらいたいがためです。

パラドックス論議なんて、Relativists(相対性理論学者)が勝手に勝利宣言しているだけで
一つも決着などついていないというのが真相です。「そんなことはない」と思うなら、既に
ここで紹介したロシアの若手物理学者の5ヶ国語に翻訳されて世界に発信されているWeb
論文(相対性理論の基礎に対する批判)にきちんと反論して貰いたいものですね。

そういえば、どこかで目にしたのを思い出しましたが、昔は日本のAcademic scientistの中
にも反骨(Anti-Relativity)の方がいて、Einsteinが来日したとき、議論を戦わせたとか。
ま、既に他でも指摘したように、(5)の指摘の通り、日本だけでなく、諸外国でもジャーナリ
ズムがこういう「本来あってはならない」『不正』に一役買ってきたのは間違いない事実です
ね。日本では、今でも「科学」に対する「神話」を自分の周囲の狭い範囲だけで信じている
ノー天気な方もいて、すぐ「侮辱している」などと怒る人もいますけどね。「真相」を知らない、
聞いても信じられない(「科学者真理教」教徒の)幸せな方なんでしょうね。
ちなみに、最後のところに、1908年から2003年迄の主要なcritism主張をされたきた方達の
リストがあります。すでに紹介したMillerも勿論含まれています。
                             (’14/7)                           

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