乗り鉄記録(名鉄豊川線、豊橋鉄道市内線)(’14/1)
久々に、県内の鉄道巡りしてきました。
県内の鉄道で未乗車区間はあと少し。今回乗ったのは、名鉄豊川線と豊橋
鉄道市内線です。ついでといっては何ですが、久しぶりに豊川稲荷に参拝し
てきました。
瀬戸線とJR中央西線で金山駅まで行き、ここから10:03発の名鉄・豊川稲荷
行き急行に乗りました。これは国府(こう)までは名鉄本線で、国府から終点
豊川稲荷まで短い豊川線を通るのです。豊川稲荷までの直通は急行しかな
く、1時間に2本ですが、乗り換えなしで行けるので楽ちん。
豊川線に乗るのは初です。
下記に路線図のポンチ絵を示します。
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豊川線周辺
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金山〜豊川稲荷間は¥1020也。電車は赤い3500系。ロングシート。もう、名鉄は
割り切って通勤客主体にしたみたいですね。クロスシートは特急だけみたい。
かつて、パノラマカー7000系が現役の頃は豊川稲荷まで乗り入れていましたが、
観光路線的な「遊び心」は背に腹はかえられないのか、やめたみたいですね。
6両編成なので、説明図を見て、Bの表示のところに並びました。ここが先頭車の
一番先頭の扉位置。で、運よく、運転席と反対側の先頭の座席(2人分)に座るこ
とができました(^◇^)。子供みたいなものです(^_^;)。
名鉄名古屋本線は新安城より先はもう相当長い間乗っていませんし、そうでなくて
もわくわくしました。乗車した3500系はワンハンドルマスコンでした。鳴海駅で特急
に抜かされたため、待ち時間の間、運転士はホームに出ましたので、運転台をパ
チリ。
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3500系急行豊川稲荷行きの運転台
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名鉄本線の2面4線式ホームは大抵は追い越し用直進側が内側でしたが、ここだけ
は外側が追い越し用直進側になっており、内側で特急を待つ形でした。
国府まで名古屋本線を走っているのですが、金山から先、停車駅は・・・
神宮前、堀田、鳴海(以上、名古屋市内)、前後、知立、新安城、東岡崎、美合、
本宿、国府から豊川線に入り、八幡(やはた)、諏訪町、稲荷口、終点・豊川稲荷
で、金山から豊川稲荷まで約1時間強でした。
ときどきデジカメ取り出して前方写真を撮っていたのですが、うっかりして調べてい
なくて、停車駅でない豊明駅に電車基地?があるのを知らず、折角、青色のデキが
置いてあったのに写真撮影できませんでした。ざ〜んねん。
宮井駅をすぎ、本宿駅まで行く間、左手上方に妻木検査場があることを調べておい
たので、見えて来て、電車内からパチリ。
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妻木検査場
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妻木検査場への線路分岐
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本宿駅付近は東名高速道路が接近しています。東名高速道路を走っていると、西側
にホームが見えます。
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本宿駅に接近する東名高速道路
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やがて、豊川線の分岐駅、国府につきました。
この駅は側線がいくつかあります。写真一番左のホームは国府〜豊川稲荷間ロー
カルのホームだと思います。乗ったのは本線から豊川線に入る電車ですので本線
側のホームに到着したのでしょう。
写真が小さくて見にくいですが、下の写真では丁度赤信号。前方のポイントは本線
への渡り線側に開いていますが、見ているうちに、ちゃんと豊川線側に切り代わり
青信号になりました。
豊川線は単線です。最初の駅である八幡(やはた)駅は島式1面2線式。ここで、
国府方面電車と行き違いをしました。
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八幡駅
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次の諏訪駅は片面棒線駅。その前に信号所がありました(撮影忘れ(^_^;))。
終点一つ前の稲荷口駅は島式1面2線駅。ここでも国府方面電車と行き違いをしま
した。国府〜豊川稲荷間ローカルは名鉄最少編成の2両編成です。
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稲荷口駅での交換
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豊川線は短い路線ですので、あっというまに終点・豊川稲荷に到着しました。
行き止まり・島式1面2線式でした。2線とも使用されているようです。
写真右手はJR飯田線豊川駅です。
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豊川稲荷駅ホーム
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豊川稲荷駅舎
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この後、豊川稲荷に参拝しました(⇒参照)。
さて、豊橋に向かうため、JR飯田線・豊川駅へ。かつて私が飯田線沿線の街に住ん
でいた頃とすっかり変わってしまいました。
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豊川駅(左側の半円状建物)
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改札は二階へ
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ホーム、線路(新城方面)
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ホーム、線路(豊橋方面)、右は名鉄・豊川稲荷駅
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JR飯田線豊川駅・名鉄豊川線豊川稲荷駅配置図
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JR飯田線は原則単線電化線ですが、豊川〜豊橋間は複線のようです。名鉄に対抗
するためかどうかわかりませんが、豊川〜豊橋だけの区間運転は割と多いようです。
ただ、乗ったのは、本長篠発のものでした。でも座れました(^◇^)。
飯田線は特急以外は普通で、JR東海最新の313系。3000番台で、クロスシート、
2両編成ワンマンカーです。しかし、豊川のような駅員のいる中心駅でもドア開閉は
乗客にボタンを押させました(;一_一)。以前は開けるのは手動扉だった名残か?
豊橋駅手前の車庫横に特急・伊那路号が留置されていました(写真なし(^_^;))。
豊橋駅コンコース(2階)にある立ち食いうどん屋でてんぷらうどんを食べて昼食に。
さて、いよいよ、本日2番目の目的である豊橋鉄道市内線乗車です。豊橋駅前から
赤岩口までの区間(赤岩口一つ手前の井原で分岐して運動公園前行きもあります)
で、全区間一定運賃片道150円也。岐阜市内にあった名鉄市内線が全廃されてし
まい、今や、東海三県(愛知、岐阜、三重)ではここにしか路面電車はありませんの
で貴重です。正式には豊橋鉄道東田(あずまだ)本線というらしいです。
路線図を下記に示します。
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豊橋鉄道市内線路線図
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駅前電停直後から競輪場前電停直前まで複線、それ以降は単線になっています。
豊橋駅改札口を出て右に進み、駅の外までそのまま出ると、バス乗り場への下り
口があり、更にその先に市内電車乗り場への下り階段があります。
駅前電停は2面単線という変則的な形。左側が乗車側、右側が降車側になってい
ます。
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豊橋鉄道市内線駅前電停
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意外に乗客はあり、出発時、ロングシート座席は一杯になりました。残念ながら先頭
部は空いておらず(最後まで駄目でした(:_;))。
競輪場前電停に近づくと、その線上の電停には上りの電車が・・・。知らないと、
「ええ?!」となること請け合い(笑)。
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競輪場前電停(帰りに撮影)
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終点・赤岩口にはすぐ右側に市電の車庫があります。色々な市電が留置されてい
ました。実はこの車庫が見たかったんです(^_^;)。一緒の電車に乗っていた父子
もここで眺めていました。
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赤岩口電停
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赤岩口電停そばの車庫
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ここから一区手前、井原電停まで徒歩で戻りました。ここには運動公園前行きの路
線が分岐しており、それがネットですごい小Rの急カーブと紹介されていたからで
す。残念ながら、ずっと手前で丁度、運動公園前方面からの電車が曲っていくのが
見えてしまい、電車自体の曲っていくところは見れませんでした(:_;)。
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井原カーブ
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井原カーブを曲がっていく電車(井原電停より)
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帰りに競輪場前電停右側(北側)に小さい車庫があるのを見つけました。
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競輪場前電停そばの車庫
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本日の目的を果たし、帰りはJR東海道線の313系快速電車でゆったりとして帰り
ました。
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とうとう、愛知県内で未乗車鉄道は、後、名鉄・知多新線、名港築港線と東海事業線
だけになりました。いつ乗ろうかな?
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(追加)
・書き忘れましたが、稲荷口駅のポイントはスプリングポイントのようでした。
・東岡崎駅の次の停車駅名の美合が宮井と間違っていましたので修正しました。
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