駅の線路の配線が興味深くて(2)(’13/5)
先日、名鉄・広見線に乗るために路線を分断している駅である新可児駅を起点
にするため、JR中央西線と太多線で可児駅まで行った折、多治見駅で多治見
貨物とネットの貨物列車ファンの方々が呼称している貨物列車を偶々見かけた
ことは既に名鉄・広見線の乗り鉄記録に書きました(ここ)
で、そこでも触れたのですが、この名古屋方面からやってきた貨物列車(EF64
牽引のコキ)は私が乗り込んで出発を待っていた5番線の太多線と同じホーム
の反対側の4番線に入線して来て一旦停車し、その後、5番線の北側にある側
線に東側から推進運転(EF64が貨車を押す)で入線してきました。
多治見駅のホーム近くの線路構成は下図のようになっているようです。
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多治見駅の線路(google地図より)
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で、そのときは「なぜ、推進運転で入ってきたんだろう?」と軽い疑問を抱き
はしたものの線路構成を目で確認したりはしませんでした。
しかしながら、後からgoogle地図を調べてこの疑問は氷解しました。当然と
いえば当然かもしれませんが、これらの貨物側線と中央西線の間に太多線
の線路があることによることがわかりました。そして、この貨物側線は西の
方で行き止まり線になっていて、唯一、今は使われてはいないはずで昔の
名残だろうと思いますが太多線から入り込む渡り線だけがあるようです。
結局、中央西線の多治見駅の西側(名古屋側)からはこの貨物側線には入
線できないんですねぇ。
図示してはいませんが、この多治見駅、ホームの西側の方で中央西線の分
岐や両側行き止まりで東向きに入り込む渡り線がある留置側線などがある
ようです。線路が好きな私は今、地図でもこういうのを見るのが実に楽しいで
す(実は子供の頃から地図大好き人間です)(^◇^)。
できれば側線の沢山ある駅を皆、上から俯瞰したいと思ったりしています。
現実には困難ですし、いい歳こいて駅で長時間過ごすというのもこっ恥ずか
しいですけどね(^_^;)
ところでgoogle地図や電子国土地図は拡大すると線路配線が描かれていま
すが、渡り線などは抜けもありますねぇ。
名鉄新可児駅は下り線から上り線への渡り線が抜けていましたし、春日井
駅も下り線から中間線への渡り線が抜けています。こちらはgoogleの写真
の方をじっくり見たら渡り線の存在が見えていますから抜けだろうと思いま
す。実際、YouTubeの春日井貨物の映像を見てましたら下り線から中間線
に入ってくるところが写っていました(説明もそのようになっていました)。
春日井駅は駅の南西にある王子製紙春日井工場からの引き込み線が入っ
ていてその紙輸送(現在はコキになったそうです)貨物扱いをしているそう
です。要するに、貨物ファンが『春日井貨物』と呼称されているのはこの
王子製紙の紙の春日井駅経由での貨物輸送ですから、3月に廃止された
紀勢本線経由の紀州貨物(紀州製紙の紙輸送)と同じ立場のものですね。
かつて、鉄道貨物輸送全盛時代には多くの旧・国鉄駅や私鉄駅で貨物取
り扱いがあって貨物側線がありましたが、貨物輸送が廃れ、貨物取扱をや
めてしまった駅も多く、そういう駅に残る側線が廃止されつつあるのは線路
好きの私には寂しい限りです。
その意味では現在、私が住んでいる当地にある多治見貨物の多治見駅と
か春日井貨物の春日井駅とか名古屋臨海鉄道との貨物引き渡し接点の笠
寺駅とか衣浦臨海鉄道との貨物引き渡し接点の大府駅とか四日市臨港線
の接点の四日市駅とかJR貨物愛知機関区がある稲沢駅などは身近で見
られる貴重な貨物側線多数駅です。
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