方向音痴ゆえの錯覚
私は自分でもあきれるほどの方向音痴です(^_^;)。例えば地下鉄の駅から外に出
たときどっちがどっちかワカラナ〜イ状態(^_^;)。カーナビが教えてくれるのに交差
点を通り過ぎてしまう・・・などなど。
そんな輩ですから、山などで写真を撮った時、自分が一体どちらの方向を向いて
撮影したかなどそのときは全く無頓着ですから、後で写真と地形図を照合すると
「???」状態のときが多々あります。ですからなかなか後からでも山座道程が
できない輩です。
静岡県の南ア深南部に名前が魅力的な大無間山(2329.3m)という山があります
が体力的に私にはとても無理なのでせめてその姿を見ようと以前、富士見峠とい
うところに眺めるために行ったことがありました(⇒記録はここ)。
今更、その時の富士見峠からの写真と地形図を比べてみましたが、富士見峠の
位置と写真がなぜか一致しない・・・という思い込みを。
写真では中央にで〜んとした感じで大無間山、そして左の方に特徴的な非対称
形の風イラズ(1990.3m/地形図には名前が記載されていない)が写っていて、更
に左の方に小さなピークを示しながら稜線が続いていました。
⇒(写真再掲)
地形図上では写真で左側にある風イラズというピークは大無間山の南方に位置し
ています。そして、この富士見峠はこの稜線よりずっと東部の方に位置し、かつ
北緯的には風イラズより稜線上でずっと南の方にある1280.1Pよりもう少し南の
方に相当しているんですね。位置関係は下図のようになっているのです。
私は方向音痴の他、幾何学的イメージを直観で描くことが苦手なんですね。
だから写真と自分のカメラ方向が実際にどうなっているか「??」状態でした。
で、色々と考えた結論はこの写真は相当北西方向を向いて撮影したのだろ
うという結論に達しました(考えないとわからんとは情ケナイ(^_^;))。
尚、上の地図は大無間山南尾根で撮影した富士見峠との間には大井川があ
ります。上の地図の名称で地形図にその名が入っているのは大無間山のみ。
他はネット記事から想定したものです。
地形図では上の地図にある1621Pから東に支尾根が下りていますので、写真
の左の方にある右手前方に下りている尾根があるピークがこの1621Pかなと
同定したのですけどね。自信がありません(^_^;)。
で、よくわからないのは前無間山と思われるピークと大無間山の重なり部分
や三つ合の位置(支尾根が出ているのですが写真ではその支尾根とそピーク
がよくわからない)などです。大無間山と前無間山は500m程度しか離れてい
ませんので大無間山のピークのすぐ左側の重なるようにしてあるのがそうかな
と大きい写真を見て想定しており、また、三つ合は風イラズから右側に行くと
ある一番低いコルのすぐ右側の小さなピークかなと考えているのですが、そこ
から手前に降りている支尾根が地図とよく幾何学的に合わなくて(^_^;)
ちなみに大無間山の右側の稜線は大無間山から東方向に出ていますのでここ
で折れ曲がっていますが、左から右まで稜線は一直線状に見えますよねぇ。
右端の方の小無間山は大無間山の東北東方向にあるんです。
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