ドライブ日記〜静岡県富士見峠〜
(2007/2/11日曜日)
東名高速道〜市内〜県道207号〜国道362号〜県道60号〜富士見峠〜県道60号〜井川
ダム〜県道77号〜国道362号〜県道207号〜市内〜東名高速道
2/10〜12はうちの工場は金曜日が年一回の特別休日で三連休だった先週に続き、今週も
三連休(^_^)。しかし、先週、低山歩きしましたので、今週は何も予定していませんでした。
ところが、2/11は朝起きましたらよい天気。で、突然ドライブを思いつきました。
行き先は静岡県の奥大井といわれている北部にある富士見峠。県道60号線上にある峠で
す。
実は南アルプス深南部に続く奥大井と言われる大井川上流西側には名前からして魅力的
な中高山が色々とあります。その1つに日帰りは難しいという『大無間山(だいむげんさん)
[2329m]』というのがあるのですが、静岡県の山(山と渓谷社)というガイドブックにこの山を
この峠から撮影した写真が掲載されていたのを思い出し、是非この目でその山塊を眺めた
いという気持ちから遠いですけど行ってみることにしました。
ドライブまで山がらみになってしまっている私です(^_^;)
それにしてもめちゃくちゃ遠かったです。約500kmも走りました。ウォッちずからDLした地
形図をプリントアウトし南北につないで見ましたら3m近くにもなりました。2m巻尺思わず壊
してしまいました(^_^;)
1.往路(自宅〜富士見峠)
カーナビに従い、名古屋ICから東名高速道を一路静岡ICへ。
9時過ぎに家を出たのですが、セットしたカーナビの到着予想時間はなんと12:45頃。
で、日曜日のせいか、途中愛知県内の豊田IC〜岡崎ICで1約5kmの渋滞に合ってしまい
到着はもっと遅くなってしまいましたが・・・
渋滞を抜けてからは途中、赤塚PA(音羽蒲郡IC〜豊川IC間)、遠州豊田PA(浜松IC〜
磐田IC間)にトイレ休憩で寄った以外は快適なドライブでした(^_^)。
そして前方奥に富士山が見えて来ました。突然真っ白な富士山が目の前に現れて来ました
のでやれ嬉しや状態でした。すぐに日本坂の山に隠れてしまいましたが、静岡IC手前でも
左手奥に見えましたので今日はこれだけでも来たかいあったなって感じでした。
さて、やっと静岡IC到着。愛知県を縦断し、東西に長い静岡県を静岡まで走りましたので
ここまででも結構な時間がかかりました。
さて、ここからはカーナビに忠実に走りましたが、実は私自身が多分、大変な思い違いをし
てしまっていた感じです。というのは前述のガイドブックで『静岡からの県道60号を走ると
富士見峠で突然、大無間山が見えてくる』というような説明があり、県道60号線を走るんだ
なって思い道路地図とカーナビ地図見比べて目的地点が峠ではセットされないのではと考
えずっと手前にある集落にセットしました。しかし、とんでもない道で後の方は全く1台も車
に合わなかったのに峠では車が数台いましたのではたと気がつきました。静岡からは別の
県道が途中でこの60号線に合流しているのでした。多分普通はそちらから行くんでしょう。
ま、なんとか無事に行ってこれましたから後から考えれば笑い話ですけどね(^_^;)
東名高速ゲート抜けて指示に従い右折。で、地図が頭に入っていない方向音痴の私はもう
ここで「えっ?左折と違うの??」状態。結論はゲートが西向きになっていて北方向へは
右折が当然というわけでしたが・・・
三叉路で左折し安倍川にかかる大きい安倍川橋を渡り、橋の袂で右折。県道207号線に入
りました。ここでも頭の中は「??」状態。というのは国道362号線を走るものと思っていたか
らです。ちなみに私の道路地図は名古屋中心の東海三県用で、静岡県は広域領域のため、
こういう三桁番号の県道は県道名が書かれていませんでした。カーナビが教えてくれたとい
うわけです。
県道207号線は北西方向に走っていて、安倍川橋の少し北西で北方向に向かう安倍川と
別れ北西方向に向かっている(というか北西方向から流れている)藁科川の南西岸沿いに
奈良間地区まで走っています。
実は途中から国道362号線に入るのですが、どこから入ったのか記憶が定かでないので確
かここだったようなというルートを上のルート地図には入れました(^_^;)。
国道362号線に入り、今度は藁科川が左手になりました。どんどん走っていくうちに珍しく
カーナビの前触れ無く県道60号が現れました。ここでも心は「れれ?」状態(^_^;)。
帰ってきてからじっくり地図見ましたら、ここで国道362号は橋を渡り、左手(西方向)に曲が
っていて県道60号がそのまま藁科川沿いに走っていることがわかりました。
さて、県道60号。国道でも山の中では「これでも国道なの?」とばかりの細い部分がよくある
んですが、こちらは山の中の「県道」。本当に細く狭い部分がかなりを占め、ひやひやでした。
途中に湯の島温泉というところがあり、その付近は若干広くなっていたのですが・・・
針葉樹の暗い道で怖いくらいでした。高度計を持っていきましたのでどんどん高度が上がる
のがよくわかりました。
いくつかの集落を過ぎ、やがて地図に地名がある最後の集落が右手谷向こうに見えて来ま
した。大間地区で、南向きの日当たりのいい場所にありましたが、交通も不便だろうし店
らしきものもなく大変なところに住む方達もいるんだなぁって思いました。
ここを過ぎるともう集落はありません。県道というより林道って感じの所もあり道も少し
悪くなっていました。自分自身で「ようこんな道走っているなぁ」とあきれました(^_^;)
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これでもましな方の部分の県道60号
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さすがに集落過ぎてからは静岡からの県道との出会いまで車に一台も合いませんでした
が来たらどうしようかとひやひやしながらゆっくりとくねくね曲がる道を走りました。
高度はどんどん上がり、やがて1000mを越えました。三つ峰(車からは見えず)の南麓
に入り道が東向きになると明るくなり西側が見渡せ静岡県の南東の山々が見渡せました。
やっと、右側から静岡県から伸びている県道と出会い、道はそのまま県道60号で北向き
になりました。どんどん進むうち、前方に富士見峠Pの看板が現れました。「おっ、駐車場
があるぞ」と嬉しくなりました。
そして、なんとこぎれいな駐車場にはトイレと展望あずまやまでありました。
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富士見峠駐車場
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そして、これが目的で遠路はるばるやってきた大無間山。素晴らしい眺めでした。
左から風イラズ、大無間山、小無間山、そして前のピークとの間にちらっと見えるこぶのよう
なのは鋸歯(3つのピークを連ねている部分。登山道はこれを通るようです)です。
看板によりますと小無間山のピークは右側のようです。
真っ白な南アルプスの上河内岳(2803m)は見えましたが、残念ながら聖岳(3013m)、
赤石岳(3120m)は雲がかかり見えませんでした。
風イラズ 大無間山 小無間山 鋸歯 卯山
(1990m) 2329m) (2150m) (1676m)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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大無間山などの山塊
上河内岳
↓
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右手後方には南アルプスも
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駐車場の東側が少し高台になっていましたので階段を登ってみましたら木立の間から富士
山が望めました(うまく写らなかったので写真無し)。とても風が強く寒かったです。
ここは標高1184mですからねぇ・・・
ここに来るときとここから先の道隅にほんの少し雪が残っていました。冬なのでてっきり
大無間山雪があると思ったのですが、暖冬のためか見たところ雪は見えませんでした。
尚、ここには午後二時頃やっと家を出て5時間もかかって到着しましたので、早速コンビニ
で買って来たおにぎりといなりで昼食をとってすいていたおなかを満たしました(^_^)
2.復路(富士見峠〜自宅)
もっといたかったんですが、寒かったし遅くなるので帰路につきました。
但し同じ道ではなくわざわざ井川を回り大井川沿いで帰ることにしました。
しばらく道は比較的走りやすく交通量もこれまでとは違ってそこそこありました。
カーナビにしたがって全体の中のどこにいるのかわからないまま走っていましたら、突然、
ダムの上に出ました。井川ダムです。道の途中でダム上を走るのは初めての経験でした。
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井川ダムの上
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ダムを過ぎすぐに左折、道なりに進むうちにカーナビが左手の狭い道を指示。ところが
入った途端、なぜかポインタと道が元の方を差すじゃありませんか。「えっ、間違い?
やはりこんな狭い道じゃない?」と元のところに戻りますとカーナビ君、またこの細い
道に進めと・・・。そしたら丁度他の車が入って行きましたのでついていきました。
大井川の北岸〜西岸(右側)に道がついています。ここは県道77号だと思いますが、本当
に狭い・・・。接岨峡とか長島ダムとか付近は広くなっていますが。
やがて、左手に長島ダムが現われました。そして、右手には大井川鉄道井川線が。
丁度電気機関車が客車について出発するところでした。しばらく見とれてましたが、実は
これは以前乗車しています。
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長島ダム
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大井川鉄道井川線
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後は道なりに千頭(せんず)の手前まで南下し、ここから大井川を渡って国道362号に
入りました。ほぼ南東方向に走り、県道60号との出会いも過ぎ、元来た道に入って静岡
ICまで戻りました。
帰りも愛知県内でまたも渋滞に会ってしまい、夜8:00頃にやっと帰宅しました。
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