全然決着などしていない<STAP事件の闇(1)
この件、しつこいですがもう一発(^^;・・・
リンクを辿って、最近では、6個の小保方さん擁護のブログと一つのFacebookグループ記事をR
OMさせてもらっています。やはり闇と言うか謎が深すぎる事件ゆえ関心があるのです。
「科学」に関する事件ではあるのですが、純粋な科学以外のことが沢山なされたという呆れた事
件ゆえにこちらのコーナーで沢山書いてきました。私的雑感のとりあえずの統括です(というか
これまでの主張とかなり輻輳してだらだらと書き連ねるだけですが(^^;、最近目にした記事等も
考慮してます)
何回か触れてきましたが、私的には、騒動が勃発するや否や、たちまちのうちにネット界を席巻
した、「STAP細胞などない。小保方氏の研究捏造だ」という決めつけに「証拠も出ていないのに
どうしてそういう決めつけができるのか」という不快感・不信感を抱いていましたが、今年に入り
小保方さんが私記「あの日」の出版がなされ、私の中で謎であった隠されて来た真相の一環が
明るみに出て来た上に色々な新たな動きから、自分自身が当初から抱いていた事件への不信
感は正当なものであったことを確信できました。それは、
@小保方さんは研究捏造などしていないということ。
そもそも彼女には捏造するような動機・理由はないということ
A少なくとも、小保方さんが発見した「スフィア細胞」すなわち
STAP現象は真実である
ということです。
最初から、「反STAP/反小保方」意識の日本科学コミュニティやそれに寄生して飯の種にして
いるとしか思えない三流科学ジャーナリストたちは束になって根拠なく「研究捏造だ」という異様
な「旋風」を引き起こし、それに背中を押されて出されたような、あんな突っ込みどころ満載の理
研調査報告結果で「科学的決着はついている」などと未だに嘯いていますが、一般大衆を愚弄
するにも程があります。
多分、理研が華々しく発表し、「すわノーベル賞もの」として小保方さんを持ち上げたゆえに、そ
れを社会的に否定しようとして、売らんかなのマス'ゴ'ミ・メディアにあることないことチクってマス
ゴ'ミ・メディアを巻き込んだのでしょうがそれはこの件に一般大衆を巻き込むことになったのです。
彼らはおのれを高みに置いていて、一般大衆を巻き込むことの「危険性」に気づいていなかった
のだろうと思いますね。明らかに、日本科学コミュニティ、一部の三流科学ジャーナリスト、エセ
「科学」ライター達は、一般大衆を低く見下していたことは間違いないでしょう。
しかしながら、「そうは問屋が卸さなかった」・・・。まず、既に、ブロードバンドの定着により、マス
'ゴ'ミ・メディアへの国民の信頼性は大きく低下していること、また、東日本大震災により科学者に
対する信頼性も揺らいできている時代であることがわかっていなかった・・・。
確かに、不都合な情報を隠してのこれでもかこれでもかという一方的報道に流された方々も多い
とは思いますが、流されなかった私のような人々も確実におられたわけです。
それを証明したのが、私記「あの日」の売り上げ数の多さと購入読者の五つ星評価の数に見事
に現れています。当初にあった恐らく読みもしないで決めつけた低評価は次第に席巻され、中に
は名前属性を明示して胸を張るように低評価攻撃をしていたのに、気まずさを感じたのか、こっ
そりと削除して逃げた輩もいたそうです。
多分に、小保方さんは弁護士がついていたにも係らず、「捏造研究者」のレッテルを貼られ、博
士論文迄あんな不公正な形で剥奪されて科学コミュニティから放逐されてしまったのに法廷闘争
などの何ら反撃をしないままだった(唯一、NHKを人権侵害の限りを尽くしたとしてBPOに提訴
してはいましたけど)ことから、表には出てこず、泣き寝入りしたものと思っていたのは間違いな
いでしょう。前述のように一般大衆を巻き込んだゆえに、支援する会ができたり、個人でもモチベ
がある方達は批判的記事を書かれてきましたが、彼らが作ったストーリに不都合な事実(fact)は
隠されていましたから、広がりが見られず(私など、事件当初、たちまちネット界は研究捏造だと
いう言説で溢れかえっていたため不快感から検索するのをやめてしまっていて、そういう会がで
きて地道な支援活動がなされていたことさえ知りませんでした(^^;)、小保方さん共々、罵倒攻撃
の対象となっていたようです。google検索しますと、未だに、そういうタイトルのブログ記事がいく
つも残っていますし、一貫して小保方さんを支援してきている(「あの日」にも前書きで感謝の言
葉がなされていますね)女性ジャーナリストの「小保方さんへの不正な報道を追及する有志の会」
のブログはアンチを排除していないため、例えば昨年12月分を見ましたらアンチの言説ばかり
が席巻したりしていて驚きでした。未だに、何かごきぶりみたいにすぐぞろぞろと現れていますの
で、あるところで指摘されていたのですが、本来の支援者は、余程強い意志がないと書き込みし
ずらい雰囲気があったりしています。私もちょこっとだけ、書き込みしたのですがアンチのあまり
にも馬鹿馬鹿しい反応に笑ってしまい、無視して放置しました。一般社会通念と乖離した「価値
観」を自ら示してくれましたので「やっぱりな」と思い、反論する価値を見いだせなかったゆえでし
た。彼らは、「あの日」の中であまりにひどいことを匿名で書いているとしてハンドルネームがさら
されていて、もう誰かは暴露されて名指し批判されていた人物を高評価するようなことを言いまし
たからねぇ。ああいう人物を高評価する世界−どれだけ浮世離れしているのか(-_-メ)
一貫して、この間違った意図的に作り出された「風」を、少数派ながら大バッシングを受けなが
らも(自らそのことをおっしゃっていましたが)批判されてきた中部大学の武田邦彦教授によれば
マス'ゴ'ミ・メディアのネギャキャン報道は、笹井さんの自殺の後、ぴたっと下火になったそうで、
いじめ事件と同じ−いじめられっこが泣きだすまたは自殺するまで攻撃するいじめっこと同じ
だ−と批判されていました。しかしながら、科学コミュニティは相変わらず小保方さんと支援派
に対して、「もう科学的決着がついているのだ。終わったのだ。いつまでぐずぐずやっているの
か」という感じで、勝ち誇ったような罵倒攻撃を繰り返してきました。
ですから、彼らにとっては、小保方さんが泣き寝入りなどせず、私記「あの日」を出して、彼らの
作ったストーリには不都合ゆえに隠されて来たことを暴露したことは大きな衝撃になったのは間
違いないと思います。そして、次第に「あの日」への五つ星評価が増え、彼らのなしたことへの国
民の不信感が増して来たことにも衝撃を受けていたものと思われます。これは三流科学ジャー
ナリスト・エセ科学ライタもマス'ゴ'ミ・メディアも同じ。彼らは小保方さんへの誹謗中傷の限りを尽
くしたのですから、「やばい」ことになったわけです。
で、よくあることですが、多くは「だんまり」に。ただ、2月に、1年前理研OBが兵庫県警に出して
いた「ES細胞窃盗告発」事件に動きがあり、小保方さんが事情聴取を受けたことがスクープされ、
恐らく「やれうれしや」とばかり「すわ逮捕か?」と大々的に報道しましたね。みえみえというやつ
です。結局、逮捕などなく、兵庫県警は「犯人不詳で捜査終了し神戸地検に書類送検」し5月に
神戸地検は、異例の「窃盗事件があったことは疑わしい」という注釈付きで不起訴処分としてこ
の件は小保方さん有利で終結しました。もうこれを小保方さん攻撃として使えなくなった反小保
方派にとっては、相当痛手だったようですね。見事に「だんまり」です。
そして、3月末には小保方さんの反撃の第二段、全文英文のホームページ"STAP HOPE PAGE"
の開設(全文英文ということに小保方さんの強い意図が見えます)がなされ、更には海外の動き
として、米国での類似細胞論文、そして、ドイツのバンデンブルグ大学のがん細胞の論文内に
STAPという語彙が含まれていること、更にはつい最近、米国ワシントン大学のがん細胞研究に
関する論文にはとうとう却下されたNature論文が参考文献として明記されていること、また、あの
ハーバード大学が、当初理研と共同出願していた(どうやら理研は、後からこっそりと身を引いた
らしく−不思議ですが、論文取り下げ時ではなく、最終調査委員会報告後のどこかのようです−、
ハーバード単独出願に切り替わったらしいのですが)特許出願を取り下げずに大枚を払って維
持しとうとうこの4月に5か国(一つはEU)で「審査請求」を出したというニュースなど、その都度
支援ブログ・FaceBook等で速攻で示され拡散されてきています。
で、マス'ゴ'ミ・メディアは見事にまでほとんど無視でスルー。一方、科学コミュニティ側は、「科学
的決着はついている(キッパリ)」と胸張って断言しているのですから、無視しておけばいいはずなの
に、"STAP HOPE PAGE"には速攻でサイバー攻撃が駆けられ一時ダウンしましたし、前述の海
外情報にはその都度、必死になって「STAPではない」という否定言説を流してきました。ほんと、
まるでごきぶりみたいに湧いてくるのでおかしくてたまりませんが(笑)。
ま、明らかに、彼らは馬鹿ではないのですから、ちょっと考えれば突っ込みどころ満載の結論で
あることなど重々承知しているわけです。だからこそ、必死になってこういう不都合な情報を打ち
消そうとしているのです。見ていると、言っていることは屁理屈ばかりですなぁ。まるで悪あがき
そのものであり、やればやるほど、ご自分たちの品位・品格を自らの手で落とし込めているので
す。全然自覚されていないようですが。ま、一般社会通念と乖離したようなおかしな価値観にと
らわれているようですからねぇ。
マス'ゴ'ミ・メディアの完全スルーのことですが、微細加工研究所所長の湯の上さんと言う方が
ライターをしてきた朝日新聞のRONZAというweb siteで、素朴にそれを不思議がる記事を投稿し
たときに受けた仕打ち、そして、とうとうその一件でそこのライターを首になったことをそれぞれビ
ズネスジャーナルに怒りの暴露記事で書かれています。中立だった科学者を相当怒らせたよう
です(今年、STAP事件に関して、暴露記事が出ているのはビジネスジャーナルくらい)。
ま、マス'ゴ'ミ・メディアの言う「報道の自由」なるものは、自分たちの「価値観」に都合よいものや、
その価値観で偏向記事が書けそうなものだけ報道する自由であり、不都合なものは報道しない
という、まことに得手勝手な不公正そのものであることはインターネットの発達により、もう情弱な
お年寄り以外にはすっかりばれていますけどね。そして、絶対に誤報でも謝罪しない。
これを書いている8月26日時点では昨年来未だ残っている件−NHKスペシャルに関するBPO
提訴物件審査の結論が出されていません。私自身は、BPOなる組織には不信感を持っており、
支援派の方々が期待するほど、予断はもっておりません。完全中立の独立した公正機関ではな
く業界内団体であり、対外的な圧力のガス抜き機関ではないかという疑念が晴れないのです。
ちょっと前までは公正ではない極めて偏向的な人物が委員になっていましたし、共通課題だと公
正な結論を出さないのではないかと・・・
いずれにしろ、その結論が出るときが、事態が大きく動き出すターニングポイントになるのではな
いかとは思っています。小保方さん自身がどういう考えをされているか不明ですけど、多分、ES
細胞窃盗告訴事件に関しては名誉棄損告訴がなされるだろうと思います。そうなると、更に隠さ
れてきたことが否応なく明るみにだされてくるのではないかと・・・
このままでは彼女に掛けられた「冤罪」は晴れません。ただ、こういうことをなした日本科学コミュ
ニティを見ていますと、例え「冤罪」が晴れても、極めて残念ながら、恐らく小保方さんは日本科
学コミュニティへの復活はかなわないでしょうね。そんな、寛容な世界だと思えませんから。
「あの日」の中に書かれていた相澤リーダの言葉「こんなどろどろした世界は他にないぞ」という
のがそれを象徴しています。
長くなりそうですので、ここで一旦わけます。
(続く)
('16/8)
(2)に続く
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