原因と結果を取り違えていないか?(’16/10)
最近、色々と検索して調べている中で、どうも科学者の多くが「原因と結果を取り違えているの
ではないかと思うものが出てきています。
その一つは、「Co2地球温暖化説」であり、もう一つは、「断層地震学」です。
実は私が気にしているのは、これらは世界の一般市民に深く直結しているものだからです。
すなわち、これらが世界の国々の政策と市民生活に大きく影響しているからです。
共に、それを専門にしている科学者は自身の死活問題でもありますから、必死でそれらの学
説を守ろうとしていますけど、共に「逆じゃないのか?」という意見が根拠を示して出てきてい
るわけです。すなわち、逆にした方がずっとうまく説明が付くというわけです。
地震学についてはちょこちょこと疑念と批判をしてきましたが、たまたま「地球温暖化」に反す
るNASAの観測結果発表記事を読んでいて、それを思い出しました。
南極の氷は確かに西岸ではへっているそうですが、内陸部では逆に増えていて南極全体では
今まで宣伝されていたこととは反対にむしろ氷は増えているそうです。知らなかったんですが、
ロシアの科学界では、西欧側とは異なり、「地球寒冷化」を主張するのが主流だそうです。
有名な美人女性物理学者がそれで有名になりましたが。寒冷地シベリアを抱えるロシアです
から、彼らなりのデータ根拠があると思います。
要するに、まず「地球温暖化」というのは、世界中の大半の科学者の一致した見解ではないと
いうことであり、ましてや、「Co2地球温暖化説」というのはかなり恣意的ではないかということ
です。Co2地球温暖化説に反対されている科学者は、「Co2上昇⇒温暖化」ではなく、全く逆で
「温暖化⇒Co2増加」と主張されています。原因と結果が反対だと言う主張です。
私が、なぜ西洋主流派の「Co2地球温暖化説」に疑念を持ち始めたかと言うと、反対者側に対
する主流派側の反論に論理的説得力がないからです。不都合は答えないで無視するかごまか
そうとするからです。反対側科学者が提示したデータを見ました。「Co2地球温暖化説」側が決
して出してこなかったものです。確かにそれによれば、「Co2地球温暖化説」なんてどこにも根
拠はありません。そして、前述のニュース記事では、「またかよ」という「Co2地球温暖化説」
側の科学者の言葉を目にしました。「太陽は地球の温度にほとんど影響しない」。これってどう
いう根拠で言っているのでしょうか?太陽との関係を主張されているのは素人ではなく科学者
です。ということは、「太陽は地球の温度にほとんど影響しない」などと言うのは、万人が納得
できる科学的事実などではなく、単に「Co2地球温暖化説」学者が「信じているだけ」ということ
が十分伺えます。前に書いたのですが、「Co2地球温暖化説」反対学者の講演で反論した若
い科学者がいたそうですが、講演者が根拠を尋ねたら「世界の多くの科学者が正しいとしてい
る」という極めてバカバカしい子供そのものの答えをしたとのことで講演者は呆れ果てられたそ
うです。
こんなんばっかりじゃないですか(-_-メ)。科学者のくせに、教科書、習い覚えたこと、権威がい
う事をそのまま忠実に信じ込んでいる・・・こんな科学者は一生何も見いだせずに終わる三流
科学者でしょう。頭脳の問題ではありません。本質的な科学に対する思い違いをしているとい
いたいのです。散々私がここで批判している「黄門様の印籠」を掲げているだけじゃないです
か?「Co2地球温暖化説」反対学者の「温暖化⇒Co2増加」説については彼らは科学的説明
をされています。それが間違いだと言うのなら、きちんとそれを論理的に提示すべきです。そ
して反対科学者が複数おられるということは、「Co2地球温暖化説」は絶対正しいということに
はならないということです。単に「西洋側の多数決」だけだということです。
私はそんなものを政策にしていることに大きな疑念を感じています。「誑かされている」だけで
はないかと。もうごまかしは信じられません。
断層地震学もそうです。地震⇒断層という主張を目にしています。そして、濃尾大震災での農
民の目撃談に「地震が起きてから断層ができて進展した」というのがあるのです。また、地震
学者のいう「活断層判断」なんて極めてあいまいです。コンクリートの残骸を活断層と勘違いし
て、胸張って公開し、建築士の方に間違いを指摘された情けない「活断層専門家」地震学者が
いるくらいです。信用性ゼロです。
今の地震学が正しいと主張するなら、合理的・論理的に地震⇒断層という原因と結果を逆にし
た主張に反論すべきです。私の見る限り、ネット上にはありません。答えられないから無視して
いるだけだなと思っています。
我々は、科学者が述べ、教科書に書かれていると、全てきちんと直接の実験観測で実証され
ているかのように考えてしまいますが、そうではないものが実は多々あり、また、追及していく
と、根拠のないものが信じられている例が多々あります。一種の思い込みなんですね。
そういうのは専門家ほどありうることです。たとえば、「斉一説」なんて根拠はありません。
西洋的キリスト教文化が知らず知らずのうちに反映しているだけに過ぎません。
そして、専門家というのはプライドがありますから、弱点を指摘されると、それを柔軟に考えよ
うとせず、そんなことはないと凝り固まってしまうのです。かくして、科学の進歩は回り道ばかり
してしまう・・・
('16/10)
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