なぜ「今の地震学」に疑問を持たないのだろうか?
インターネットで検索するのですが、不思議なのは、「地震爆発説」を主張されている
石田・元名工大教授とその支持者を除き、ほとんど、今の地震学理論自体に疑問を
投げかけているのを目にしていないことです(私の検索が甘いのか?)。
日本のアカデミズム地震学は、戦後に導入された米国生まれの「プレートテクトニク
ス理論」「断層地震学」と独自の「地震歴史学」が柱になっているようで、国内の「地
震学者」という分野の学者さんは皆、これだけでやっているようです。そして、ネット
上で見られる「地震学を知らない」という罵倒はこれらの、本質的には「仮説」でし
かないものを知らないと言っているだけですね。しかしながら、何十年も研究してい
て、一度も予測できないということは、その仮説は未だ「実証されていない」というこ
とではないでしょうか?後からならなんとでも「辻褄わせ」できてしまう・・・で、どうして
もできないときは、例の「想定外」「前例がないので」という長年研究生活
をしてきた「科学者」としては「恥」そのものの子供みたいな言い訳で逃げているわけ
です。何度でも言ってあげますが、「コンクリート片を活断層と間違えて、子供みたい
な言い訳をした」地震学最高峰の東大地震研の情けない「キョージュ」がやっている
のです。彼は自分のしでかしたことの大きさなどどこ吹く風、謹慎もせず、聞く方も聞
く方ですが、今度の熊本地震でも何かしゃべっているそうです。
それなのに、彼らは、そしてそれを垂れ流すだけのマスコミ・メディアはいかにも正し
い理論であるかのように吹聴しています。おかしいと思いませんか?
私は色々とアカデミア科学を批判的に述べていますけど、これくらい低レベルなもの
は他にはないと思います。何一つ、まともな証拠などないのです。
冒頭の石田学説の真偽は私にはわかりませんが、少なくとも、石田先生の批判は説
得力を感じています。
ネット上に、関東大震災のとき、慎重な教授に対抗して助教授の方が予知をしてズ
バリ当てたという話題がありますけど、この時は、まだ現在の地震学基本パラダイム
などなかったことに気が付いていません。戦後、前述の米国生まれの理論一本にな
り、それまでの国内でなされていた研究は全て捨てられたそうです。関東大震災は
大正時代ですよね?それでもずばり当てた先生がおられたのです。
「地震学者」と「マスゴミ・メディア」への怒り<熊本大地震に関してで概略引用しまし
たが、中部大学の武田教授が、私から見ると、ずばり「正論」を主張されています。
科学者は自分の立てた仮説が2〜3回の実験で合わなければ
その仮説は間違いと認識し、次の仮説を考え、それが出てこ
ないうちは黙っている
のであるが、
地震学者が主の地震予知連ができて三十数年、その後に発生
した大地震を一度として予知できなかったのに、未だにそのま
まの仮説で解説している
というようなものだったかと思います。
記者団からの鋭い指摘に対して、ある大学の地震学の教授はむっとして「地震のメ
カニズムはわかっていますキッパリ」とやったそうですけど、正確に言えば「わかっ
ている」のではなく、「それは、今の地震学の基本パラダイム仮説の中味だけ
でしょ?」
百歩譲って「地震の短期予知までできていない」のはいいとしましょう。しかし、私が
問題にしているのは、その後です。気象庁地震予知課が今度の熊本地震に関して、
「今後どうなるかわからない」と、とうとうさじ投げるような発言をしたことです。
本当に「地震のメカニズムはわかっていますキッパリ」なら、せめてそれくらいはたとえ
不十分でも少しは予測できるはずではないでしょうか?
結局、単なるアメリカの学者が出した仮説でしかないものを「仮説の基本パラダイム」
にして、それを防衛する付帯的な"ad-hoc"な"protect beltもいい加減だからこんなこ
とになるのです。
予知もできないどころか、ハザードマップで地震確率0〜6%だなどとしていた場所で
起きてしまったのだから、少しは反省して研究にいそしんでいればいいものを、のう
のうとメディアにしゃしゃり出て来て、よせばいいのに先生によって正反対のことを
宣っている・・・なんですか?これ?要するに「何もわかっていない」ということを世
間にさらけ出しているだけ、ネットではすっかり馬鹿にされているのに平気の平左。
「なんなんですか?この方達は」。それこそ、人心を惑わすだけで有害無益
でしょ?(-_-メ)「学者ズラするな!恥を知れ!」と言いたいです。
繰り返し書いていますが、「誰一人、マントルなるものを見た学者はいません」
「誰一人、マントル流が入り込んでプレートが反発する場面なんて目撃して
いません」全て、「脳内」で築き上げた辻褄合わせ的な「想像」でしかありません。
そこでは、材料力学を知らないで無視したような説明を平気でしている地震学者もい
るようです。
断層地震学など、誰も見て事が無いのに、「活断層が動く⇒地震が起きる」とこれま
た大変失礼ながら、中学生でも言えてしまうレベルの発想の代物。活断層定義も怪し
い・・・。前にも書きましたが、地震が起きれば断層ができることが多いのです。濃尾
大震災ではそれを目撃していた農民がおられたそうで記録に残っているそうです。
地震が起きれば断層ができやすいなら、地震国日本ですから、いたるところに断層が
あっても不思議でも何でもないでしょう。
地震学者が行政側の要請に応じて作ったらしいハザードマップは全然当たっていない
実は、東大地震研の女性助教の方が言明されているように「科学的根拠なし」の代物
前述のように、今回最初に起きたところは、なんと確率0〜6%の所でした。
誰かが書いていらっしゃったんですが、実際に起きた所を地図上に赤丸でプロットす
ると日本全国、真っ赤っ赤になるそうです。
「日本沈没」はプレートテクトニクス説科学者監修のSF映画でしかありません。
地震予知連が発足以来一度も大地震を予知できなかったのは、あの映画のような
御用的学者の思惑から発表してこなかったのではなく、「本当にできなかった」だ
けに過ぎません。今の地震学者には「地震予知」できるような科学はないのです。
前に、とうとう「前兆があるかないか不明で短期予知はできない」とそれまで散々言明
してきたことが間違いだったことを認めましたね。ということは、高価な測定装置を増
やしても地震予知など無理だという事です!
「緊急地震速報」なんて、「プレートテクトニクス理論」も「断層地震学」も無関係。
P波、S波という昔にわかっていた基礎の基礎の部分と地震測定器等技術的革新に
よってできるようになっただけです。地震学の成果でも何でもない。しかも直前通知で
はずれも多い・・・いばれるような代物ではないでしょう。ネット上で一生懸命これを地
震学の成果のように主張されている方達がいますが、馬鹿馬鹿しくてなりません。
そういう「地震学者」とは異なる独自の観点で「地震予知」を果敢にされている異分野
の学者さんがおられるようです。残念ながら「当たるも八卦、当たらないのも八卦」の
ようですが、「地震学コミュニティ」にとっては目障りで仕方がないようです。「地震学
を知らない」などと中傷罵倒をしてますなぁ。
どうせ、予知できないことを知っていながら、予算獲得のためにそれを言わず、いかに
も、予知できる研究をしているかを装っているだけで、当然ながら、一度も予知できて
いない地震学者に彼らを批判するような権利はありません。もう国民の多くが地震学
者の嘘に気が付いているのです。だからこそ、藁をもすがる思いがそういう別視点で
予知を試みる学者さんを産出し、それを信じる方達が出てくるのです。国民生活に直
結しないような他の科学とは違うのです。「正統派」不信が多くなっているのです。
そういう中傷罵倒攻撃しても、あなたたちへの信頼など戻らないのです。
普通なら、これだけ長い間(日本だけではありません。そもそも日本発の理論ではな
いわけですから)やってきても、何も進んでいない、一度も予知できないということは、
理論自体に誤謬があると疑ってもおかしくないはずですよね?
「ビッグバン宇宙論」もそうですが、仮説でしかないのに、日本科学アカデミア専門家
はそれしかやらないので、マスコミ・メディアはいかにも実証されつくした真実かのよ
うに解説していますから、騙されてしまっている方達も多いと思いますが、今の地震
学など「仮説」でしかなく、直接実証観測など金輪際なされていない代物です。
「プレート」「活断層」って本当にあるのか?という疑念を持っていただきたいもので
す。そして、そんな実証観測されてもいない代物をご自分たちのイデオロギーに使わ
ないでいただきたいものです。
('16/5)
目次に戻る