クーンのパラダイム
科学哲学って一体全体なんぞやと調べてみたのですが・・・
そもそも、よく考えてみたら、「哲学」自体、何も知らない自分に気が付きました(^_^;)
少しネットで調べたり、啓蒙書の類を読んでみたのですが、漠然としか把握できてま
せんが、全てに関する根源は何かを追求するもので学者により色々と対象が分か
れていて「科学哲学」もその一つとして科学が対象になっているものですね。
それはともかく、ギリシャ語のphilo sophia(〜を愛する 知)が語源だそうで明治時代
の思想家の西周と言う方が「哲学」と訳したそうです。
そして、創始者はBC6世紀、イオニアのタレスという人だそうで、「万物の究極原理は
何か」と問うたのが始まりだとか。彼はそれを水といい、すぐに反論が出て来たようで。
(参考:図解雑学「哲学」貫成人<ナツメ社>)
多くの有名な学者が色々な考え方を過去出してきていますが、科学哲学関連では
トーマス・クーンという方が有名だったことを今頃知りました(^_^;)。
「パラダイムシフト論」ってこの方が主張されたものだったんですねぇ。この
パラダイムという語彙の選択意味づけもされたようで・・・
元々ハーバードで物理学を学び、大学院時代に偶々、科学史授業を持たされて科
学史の世界に移られた方らしいですね。そんなところからこのような考え方をされる
ようになったのでしょう。
コペルニクスの考えた事情など知りました。
そして、彼の主張らしいのですが・・・趣旨ですけど
定説になっている理論を覆すのは、それに反する観測
結果ではなく新しい別の理論である
アンダーライン部に衝撃を受けました。まさに、私の抱いている不信そのものです。
古くは2000年も続いた天動説、現代ではビッグバン宇宙論がまさに・・・
肝心の科学哲学で追求されているテーマのそれぞれの現状については残念ながら
まだ把握できていません(^_^;)けど、哲学ですから『科学的推敲』とは限らないみたい
ですねぇ・・・
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