なぜこんな大地震の予知ができなかったのか?(3)
元・名工大の土木工学教授を務められた石田先生という方が、現在の地震学への疑問から別の説
を自らのサイトで発表されています。
⇒セミナー
不案内のため、その異端説の正否は私には不明のため保留の立場ですが、それとは別にここを読ん
でいて紹介されている話を目にして本当に日本のアカデミズム地震学の現状に唖然としました(-_-メ)
特にこの当り⇒ここ
を見ますと、これじゃぁ日本で地震予知できないのも当たり前だなって。
今の地震学者が取る「地震予知」の手法というのは『測地法』というものだそうですが、上記によれば
別の測定装置方法を提案した故・高木博士という方がいて、昭和34年ころに国会の機関で採用提
案がなされたそうですが、当時の地震学者達は『測地法』にこだわり、言うに事欠いて「なんでそうな
るかわからないようなもので測定するなどと言うのは非科学だ」と決めつけたらしく、当時のそこの会
の委員長が思わず学者たちに「科学のあり方」への疑問で苦情を述べたという話が国会議事録とし
て残っているとそのままアップされています。この方法は費用的に『測地法』よりずっと安上がりだった
らしいのですが・・・結局、主流派地震学者に押し切られてしまってうやむやで終わってしまったらしい
ですが・・・。そういう議論したことを記録に残すことにさえ難色を示した学者もいたそうです。
現在、『地震予知など不可能』と言明している学者がいる一方でそれがもうすでに地震学者の間では
弟子・学生たち含めて常識になっているそうなのに彼らがそれを言うと不都合になるため、だんまり
を決め込んでいる話がネットで漏れ出ていますけど、正確に言うと、世界の「地震学者」達の考えてい
る理論(プレートテクトニクス)及びこの『測地法』では地震予知は不可能というだけのことにすぎない
ようです。これこそ、間違いなく、ネットに溢れている「地震予知連無駄説」はまさにその通りだという
ことの一つの証拠でしょう。なぜなら「地震予知連」は「地震学者」が牛耳っているわけですから。
もう一つ、浜岡原発で再びクローズアップされている東海大地震に関して驚くべき話がありました。
⇒ここ
2006年頃のログです。コピペしますと、以下のようです。
「1976年(昭和51年)に駿河湾地震説(後の東海地震説)を唱えた神戸大理学部地球惑星科学科
の石橋克彦教授(62)=当時東大理学部助手=が今年に入って、静岡新聞社の数回の取材に応じ、
地震発生のメカニズムと切迫性についての当時の解釈が結果的に間違っていた―とする考えを明ら
かにした。「駿河湾地震(東海地震)は1944年(昭和19年)の東南海地震の割れ残りで、すぐにも
起こるかもしれないと考えた。30年たって、現実にまだ起こっていないのだから、『割れ残り』という
解釈は間違っていたと言われても仕方ない」という。東海地震説が世に出てから丸30年。東海地震
予知研究や地震防災対策、法整備などの起点になった学説の提唱者が自ら「間違い」を口にしたこ
とで、東海地震対策が大きな転機を迎える可能性も出てきた。」とあります。
完全に狼少年的だったと言う訳です。そりゃ、神戸大震災、北海道大地震、東日本大震災など別の
地域で起きているのは不思議でもなんでもないことですなぁ。地震国日本ですから、いずれは起き
るでしょうけど、殊更東海大地震だけを今にも起きるとずっと言い続けて来たことの滑稽さがわかり
ます。
どうでしょうか?私はこれらを目にして、改めて「ふざけるな、地震学者(-_-メ)」と言いたいです。
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