理論の歴史的背景を知ること

言論の自由があるため、現在の学問における定説に反対する意見やそれと異にする異端説
が本とかネットで出回っていますが、それに対する定説側の反論として、多くの学者などの研
究によるものであり、また、多くの反論に耐えて来たもので今更の素人の反論なんて不勉強
で知らないだけというようなものがあります。

で、私は最近はその理論などについては歴史的背景(出て来た事情、どのような反論がなさ
れ、どのようにそれが克服されたのか)にも興味が出て来て、ネットでそれらを目にすると、
メモっています(電子文書にしてPCに保存)。

結局のところ、
 ・「多くの反対者」云々と抽象的で具体的な言及がないものは感情的なものはあっても
   当初時代の具体的な反対論が見つからないものがある
 ・原論文と後世の学者の説明に乖離があるものがある
 ・実際は反対者が完全に納得して屈服しておらず、多数決で決まっているだけ
 ・意外な人が反対者であった

 等
というような事実がわかりました。

定説反対者に対して「とんでも」攻撃される方達はこういう歴史的経緯・事実をきちんと知って
いた上で、なおかつ『多くの反論に耐えて来た』となどという主張をされているのかどうか疑わ
しい気がしてなりませんね。

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