自分の土俵でしか相撲がとれないのか
ネット上に反相対性理論主張の「アインシュタインのトリックがわかった」という日高
守さんという方のサイトがあり、今年も最初のページなどが更新されています。
⇒アインシュタインのトリックがわかった
本も出されているようでそのうちのいくつかだけネット公開されているようです。
この方の主張を完全に理解できているわけではないので諸手を挙げて賛同してい
るわけではないのですが、所謂、相対性理論学者が「待ってました」とばかりに自分
達の土俵の上で巧妙な講釈を垂れることと全く異なる観点からの批判になっている
のは事実でしょう。
で、これに対して万人を納得させられるような整合性ある反論が一つでもないかと
ネット探したのですが「全くありません」。あるのは「反論一つできないのにとんでも扱
い」の罵倒のみ。馬鹿馬鹿しい限りです。
この方によれば、パソコン通信時代からその文書に傲慢不遜な面がありありと現れ
ていて私自身、それだけでこんな学者の言い分はおかしいと反発してしまった有名
な相対性理論学者に色々と指摘したら反論できずに逃げたとのことですからやっぱ
り「誰もまともな反論ができない」というのが真相だろうなと思っているところです。
要するに「意表をつかれた」のでしょうな。
前にも書きましたが、Einsteinの原論文をあたり、逐一克明に解析されている方が
ネットにおられます。そして彼の方のその原論文の数式解析内容を見るとこの方の
言い分通りおかしな点がてんこ盛りになっています。
ぐぐればすぐに出てくるサイトですが、まだここ2年くらいの新しいサイトだからか、は
たまた反論できないからかわかりませんけど、これも同様にだ〜れも反論されてき
ていないようです。
要するに、何か完全にEinsteinの罠にはまってしまっている方々がこれまで自分の土
俵で横綱相撲をとってきて「よきにはからえ」としてきたけど、案のない所での批判が
出て来てそういう「横綱相撲がとれなくなった」ためにあえて無視しているのじゃない
かと思ってしまいます。
なぜなら、自分の土俵で戦えた部分では思い切り傲慢不遜な態度で個人サイトの攻
撃までされた学者が沈黙してしまっているためです。だから、当然ながら自分では考
えることもできず、ただそういう学者の尻馬に乗ってとんでも攻撃ばかり繰り返してい
る連中は余計にな〜にも言えず「反論もできない(しないでなくできないのです)のに
いつも通り罵倒しているだけ」という哀れさを通り越して自分の恥をさらされているだ
けの状況にありますw。情けない
某所で目にしたのですが、Maxwellの方程式がローレンツ変換に対して不変であるこ
とを説明している教科書で極めて不可解な式が突如付け加えられていることを批判
されていましたが、これが事実なら私も同感です。全然、整合性もみられない驚くべ
き証明ですね。なんでそのままの式でやらないのかです。
こんな話ばかりぞろぞろ出てきているのに「正しい。原理だ」などとどうして言えるの
でしょうか?説得力ゼロです。
いいかげん、自分の土俵の上で自分に都合のよい横綱相撲ばかりとるのはやめに
していただきたいのです。上から目線の傲慢不遜な態度は敵を作るばかりですよ。
『正しい相対性理論の間違え方』なんて名前からして人を馬鹿にした傲慢不遜な本
を出した方ですよね。それなら、当然ながら「日高守氏を切る」なるようなご自分の
傲慢不遜をそのまま絵に書いたようなタイトル本をなぜ出されないのでしょうか?
名指しで散々こけにされているのに・・・。ま、できないというのが真実なんでしょう
なw
もし、日高さんの主張が正しいとしたら、ローレンツ変換など幻想にすぎなくなり当
然ながら相対性理論は擬似科学にすぎなかったことになります。だからこそ、正し
いというのなら克明に逐次反論してもらわないと反相対性理論者は減るどころか
増えるばかりですね。無視して逃げていられるようなことではなく深刻な問題です
よ。是非、反相対性理論者を罵倒し相対性理論は絶対正しいと信じ切っている方
達に万人が納得できる部分的でなく全てに対する逐次反論をしてもらいたいです。
物理の教科書をいくら読んでもこれへの反論はできないでしょうがw
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