聖根のアジト:図形等:扇状体

扇状体


名前は勝手に考えたものです。
まず、円を2つの半径で切り取った形は扇形と呼ばれていますが、
その三次元版としては、球を3つ以上の半径で切り取ったもの
(角錐の底面が丸くなったような感じの形)と、
1つの直径を含んだ2つの面で切り取ったもの
(スイカを普通に切った時のような形)が考えられます。
これを仮に「扇体(おうぎたい)」と呼びます。

ここで以下のように、円柱を上下の底面が接するように切り取ったものや、
双円錐を両極を結ぶ軸を含む面で切った形は、扇体に似た形となっています。

円柱状扇体
(両底面が点で接するタイプ)

円柱状扇体
(両底面が線で接するタイプ)

双円錐状扇体
(半円に対応するタイプ)

双円錐状扇体
(扇形に対応するタイプ)

これらの角柱・双角錐バージョンとして、以下も考えられます。

角柱状扇体
(両底面が点で接するタイプ)

角柱状扇体
(両底面が線で接するタイプ)

双角錐状扇体
(半円に対応するタイプ)

双角錐状扇体
(扇形に対応するタイプ)

ここでは以上をまとめて、「扇状体(おうぎじょうたい)」と仮称してます。

双角錐状は、三角錐を組み合わせていった形となっています。
角柱状扇体と双角錐状扇体は、グラフ構造的に双対となっています。

柱状と双錐状の両方の入り混じったもっと複雑なものも考える事ができ、
そう考えると、柱状の場合は緯度的、双錐状の場合は経度的に追加されていき、
球を緯度と経度で分割したような、四角形や三角形で表面を構成された立体も出てきます。

2008.3.6-2021.3.14


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