おでかけ日誌〜三方五湖とレインボーライン〜

(若狭湾)(2013/6/8)


最近、一人での電車乗り鉄が多かった(記録はここ)んですが、梅雨の合間
でお天気がよかったので家族ドライブ日帰り旅行をしてきました。

行き先は若狭湾にある三方五湖レインボーラインです。 三方五湖はかつ
て一度行ったことがあるんですが、記録もなく忘却の彼方でしたので・・・。
尚、今回は私のちょっと古いカーナビの言うがままに走りました。

行程

(1)レークセンターまで
大森ICから名二環に入り、清須ICから名古屋高速一宮線に入って、一宮IC
から名神高速道路に入り、一路西へ。途中、養老SAに寄りましたが、名神
下り方向は一宮PAの次が養老SAまでお店のあるパーキングがないためか
7時前なのに結構車も人も多かったです。で、朝っぱらからうどんを食べてし
まいました(^_^;)。ちょっと早く家を出過ぎたため、ゆっくりと行く事にして。

米原JCTから北陸自動車道へ。ここを走るのは初めてではないのですがたま
にしか走らないのでいつも不案内のままです(^_^;)。
私の所有の道路地図には若狭自動車道が建設中の破線で掲載されていま
すのでひょっとしてもう開通しているかなと思いましたら、まだ建設中でした。
敦賀ICで下りて、カーナビに忠実にしたがって、進みました。ただ、前述のよ
うに私のカーナビ地図は古いためか、後から出来たバイパスなどは無視なの
で、上の地図通りかどうか不明なところもあります(国道27号は金沢バイパス
というのが地図にありますけど、どうも途中で変な風に進んだところがありま
す。逆になぜか帰りには私のカーナビには道路がないところを走ってしまった
ようですが・・・。上の地図では省略しましたが、バイパスではない元々の道
もそのまま国道で残っていますから、往路はそちらを進んだ可能性が高いで
す)。

とにかく、私はとんでもなく方向音痴ゆえ今じゃカーナビないとどもならん人
なんですが、たま〜に誤動作したりするんでよね<私のカーナビ君(;一_一)。
今回それはありませんでしたが。ですから、カーナビあっても道路地図携帯
は私の場合、必須ですし、前もって調べてはいます。

さて、三方五湖にはジェットクルーズというのがあり、その乗船場である、
方五湖レークセンター
は国道27号から県道に入って進む必要があります。
カーナビの指示のまんまに走っていて2〜3回左折したような記憶があるの
ですが、地図で想定していた通りかどうかどうもよくわからん状態なままで
す。とにかくこのレークセンターは県道214号線沿いにあるのは間違いない
ので、この付近の道路は下図のように進んだことは間違いありません。

行程
           三方五湖レークセンター付近地図

とにかく、間違いなく県道214号線に入り、左手に湖を見ながら、一路レーク
センターに向かいました。地図通り、最北端でぐるっと回って少し走った所
でレークセンターの表示が見え到着しました。船の一便の出発予定より1時
間も早い9:00頃に到着してしまいました。渋滞・混雑がほとんどなかったた
めです(土曜日だったんですがねぇ)。

乗船場
                  三方五湖レークセンター

(2)三方五湖ジェットクルーズ


行程
    三方五湖ジェットクルーズ航路

三方五湖は久々子湖水月湖菅湖三方湖日向湖の五つの湖の総称
です。そして三方五湖ジェットクルーズはこのうち船での接続ができない日向
湖を除く四つの湖を巡る遊覧船の旅で時間は約40分、料金は1210円/人
す。10:00〜16:00まで1時間ヘッドで航海しています。

遊覧船の乗り場である三方五湖レークセンターは久々子湖の北端部に位置
しています。

前述のように1時間ほど早く着いてしまいましたので、とりあえず先に乗車券
(大人3人分ですので3630円也(^_^;))を購入しておいてレークセンターそば
で久々子湖や飛ぶ鳥たちをのんびりと眺めました。最初、車や人が少な過ぎ
たので、まさか貸し切り状態じゃないだろうなとちと心配になりました。そうい
うのが大の苦手なんですね<私(^_^;)。ま、幸い時間までには他にも乗客が
来ましたのでほっとしましたが。

ちなみにこの久々子湖、すぐ北の部分で若狭湾と川を介して繋がっているた
め淡水と海水が入り混じった汽水湖だそうです。そして、三方五湖のうち三
方湖を除く四つは汽水湖で、なぜか、三方湖だけが淡水湖だそうです。

乗船場
                  乗船場と船

乗船場はこのレークセンターの湖側にあり、出発時間ちょっと前になって、
船長(といっても乗務員は運転士だけ)がドアを開けてくれました。
乗船した船は上の写真の右から二番目のものです。定員53名。ま、がらがら
でした。近年は行楽の多様化などからこういう観光地は昔より廃れているよう
ですね。船内前面は下記のようになっていました。

乗船場
                  船内前方

ここで写真を撮っているということは・・・私は右側先頭部分に座りました。
ただ、残念ながらフロントガラス部分は中央運転席側に絞り込む形でしたの
で先頭に座っていてもあまり意味はありませんでした(^_^;)

ガラス窓は窓際席上部まであり上側も見ることができる構造になっていまし
たが、最初からの模様なのかそれともひび割れたのか細かいひび割れみた
いなのが上部ガラスには入っていました。



久々子湖
                  久々子湖の岸を離れて

さて、このクルーズの見どころはなんといってもこの久々子湖から水月湖ま
での間の浦見川です。一番楽しみにしていまし
た。ただ、思っていたより広い川でもっと狭い水路かと思っていましたので
少々残念。長さもさほどではありませんでした。へたくそな私には碌な写真
がとれませんでしたので入り口近くの橋と水月湖への出口付近の写真だけ
載せておきます(^_^;)

久々子湖
                  入り口近くの橋
久々子湖
                  出口付近

水月湖といちばん小さい菅湖、そして最大の唯一淡水湖の三方湖はそのま
ま広い幅で繋がっています。上の航路図で示すようにこの水月湖だけはか
なり広い範囲で巡航しましたが、菅湖と三方湖だけはちょっと覗いただけでし
た。

実はこの三方五湖は『ラムサール条約』湿地に登録されていて、特に菅湖は
水鳥が沢山生息しているそうですからでしょう。
また、三方湖は淡水湖でうなぎの養殖がさかんだそうですからジェット船は
厄介物なんでしょうね。

水月湖
                  水月湖
三方湖
                  三方湖

のんびりしたクルーズ。40分というのは長いようで乗っているとすぐ過ぎて
しまうんですよねぇ。ちなみに以前この船に乗っているのですが完全に記
憶の彼方になっていて、私的には初めて乗船したのも同然でした(^_^;)。

11時前に戻りましたので、ここの食堂で簡単なもので昼食をとりました。

(3)レインボーライン
さて次のお目当てはレインボーラインです。ここはお初です。

行程
           レインボーライン地図

レイボーラインは東から西方向、日向湖の南側、水月湖の北側そして若狭
湾の南側に位置する山地部を縦断している有料道路で、東側は県道214号、
西側で県道216号と接続されています。ちょっと地図道程ができませんが、
料金所はそれぞれ途中にありました。

レークセンタを出て左に県道214号線を進むと左手にレインボーラインへの
入り口がありました。で、料金表示看板を見て・・・あれれ?私の道路地図
では料金¥1020となっているのですが、ここの記載は¥1000と20円安い。
最近値下げされたのか私の道路地図の間違いか、¥1000で正解でした。

通行券
                  通行券表側
通行券
                  通行券裏側

このレインボーラインの途中には梅丈岳という山があり山頂公園がありまし
た。一番近い第一駐車場は東側からレインボーラインを来ると後ろにUターン
した形で少し登ったところにあり、ここに停めました。駐車料は無料です(^◇^)

下図は貰ったパンフレットです。

山頂公園
                  山頂公園図

駐車場からはリフトとケーブルカーが山頂まで出ています。いずれも共通で
往復で¥800/人でした。で、高所恐怖症気味の私はリフトはパスでケーブル
カーを利用しました(^_^;)。

通行券
                  1台切りのケーブルカー
通行券
                  ケーブルカーから見下ろす(右がリフト)

途中から上の勾配が急ですのでケーブルカーでもスリルがありました。最後
の山頂駅近くではほとんど停車状態になりますのでこれもちょっと怖いです。

山頂公園は上のパンフレットの図のように東西方向に細長い場所で、地元
出身とのことである歌手・五木ひろしの歌碑やお花畑などがありましたが
なんと言っても眺望の素晴らしさを十二分に味わえました。



通行券
                  五木ひろし歌碑
通行券
                  お花畑
通行券
                  三方五湖
通行券
                  若狭湾

お天気がよく、しばらく山頂公園でのんびりと過ごしてから下に下りることに
し、登りでさえリフトを使わなかった私は、余計に怖い下りも当然ケーブルカー
で下りました(^_^;)。

駐車場を離れ、更に西の方に終点まで走りました。途中、西側から入る料金
所がありましたが、こちら側からは当然、青信号スルーでした。

(3)帰路
帰路です。県道216号出口でカーナビセット。帰路もカーナビに忠実にです。
しかし、ここから国道27号まで後から地図を眺めて、「どこ通ったんだろう?」
状態で考え込んでしまいました。で、間違っているかもしれないのですが
google地図を眺める限り、恐らく下記だったろうと思います。

行程
   国道27号までの道行き

県道216号から左折して国道162号に入り三方湖の南岸沿いを進んで行った
んですが、道路地図ではそのままこの国道162号がJR小浜線手前で北側
にカーブしその後、JR小浜線を越えてから国道27号に突き当たる形になっ
ています。しかしながら、カーナビは道の途中で左折指示を出しました。
けっして道なりカーブではありません。そして、前に遅い軽四輪がいましたの
でいらいらしながらついていると、今度はえらい狭そうな道へ右折の指示。
これも道なりではありません。で、半信半疑で右折しました。

そして少し走ったところで小浜線の踏切に出合いました。丁度、踏切の鐘が
なっていて・・・。「おっ、小浜線だな」とデジカメ取り出し、どちらから来るかと
しばらく待っていましたら右手から現れました。敦賀行きです。
小浜線は最近電化されましたが、単線です。そして、現れたのは一両編成の
電車でした。

JR小浜線
                  踏切で出合ったJR小浜線電車

最近、鉄趣味復活の私、こんな出合いは楽しいものでした(^◇^)

踏切を渡り、先に国道27号らしき道が見えてきました。ここを左折。
あとはどんどん敦賀ICに向かってひたすら走り・・・。で、途中でカーナビ何も
しなかった気がしますが、私の古いカーナビ地図では道の無い所を走ってい
る・・・「えっ?!」・・・すぐに地図上で左から道が現れ地図と合流。どうやら
私のカーナビ地図より後にできたバイパスを自然に走っていたようです。

家には3時ごろ戻りました。

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