名鉄瀬戸線高架工事の進め方が・・・('16/12)
名鉄瀬戸線の喜多山駅付近高架工事、下り仮線が開通後、やっと喜多山駅構内の旧・下り線
線路撤去がなされました。長い区間でもないのに、撤去にもすごく長期間かかっています。
で、元々、上下2線の仮線敷設してから、旧・線路を撤去し、その跡に高架工事するのかと思っ
ていたのですが、仮線が下り線しか敷設されなかったので、どういう風に工事するのだろうかと
思っていました。
そうしましたら、確か、瀬戸街道踏切西側に立ててあった工事計画を撮影されていた方がおられ
そこにあった写真を眺めてやっとわかりました。どうやら下記の手順のようです。
やっと、Aの段階が終わろうとしているところです。旧・下り線を上り線仮線に使わないのは、
土地の問題だろうと思いました。旧・下り線を撤去した後、そこの跡地の下り仮線よりの土地
を使って下り仮線寄りに上り仮線を敷設するようですね。そうしてから、旧・上り線を撤去し
やっと、上り線部分の高架を作り、その後、先に後から敷設した(まだこれからの工事B)上り
仮線を撤去し、その後、下り線部分の高架を作って、最後に下り仮線を撤去するという方法
のようです。既存の平面路線を高架に切り替えると言うのは仮線を先に作らなければならな
い(喜多山は駅ホームまで仮線用あり)から余分な出費も必要になり大変なんですね。
ま、名鉄瀬戸線の喜多山駅付近は、瀬戸街道踏切と国道302号線(名二環沿い)の踏切が
交通のネックになっていますから、名古屋市主導での高架工事なんですね。
名鉄瀬戸線は矢田川鉄橋を渡る直前から守山区内含めて平面路線になっているため、踏切
がいたるところで交通のネックになっています。今回は小幡駅東から喜多山駅を挟んで、
次の大森・金城学院前駅西側までが高架対象ですけど、小幡駅から西の方も交通渋滞の原
因の踏切があるんですがねぇ。線路と北側の瀬戸街道との間は距離が短く、瀬戸街道交差
点信号と瀬戸線踏切に挟まれてしまいますので、気を付けていないとやばいです。
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