見方がよくわからない(^_^;)(’13/6)


本屋で見ていたら、RailMagazine7月号というのが貨物列車特集でありました
ので¥1500と高価でしたけど、興味が湧いて買ってきました。

で、豪華付録として別冊で2013年度版の貨物列車時刻表、機関車運用表な
どをまとめたものがついていました。

最近まで貨物列車時刻表なるものが存在していることを知らず、ネットでJR
貨物が年1回発行していて乗れないのに意外に人気が高くてすぐ売り切れに
なるという話を目にし、図書館でその実物を初めて目にしたことを前に書きま
したが、どこまでそれが網羅されているのかわかりませんけど、こうやって鉄
道雑誌の付録でそれがまとめられているのには驚きました。

ただ、JR貨物発行の貨物列車時刻表で運行状況を調べて、現地にでかけて
貨物列車の撮影をされている方々は見方に習熟されていらっしゃるのでしょ
うが、私のようなど素人には恥ずかしながら
  見方がよくわからな〜い(^_^;)
『猫に小判』状態です(^_^;)。ま、なんとなくある程度はわかった気もしますけど
ね。

構成は、『専用貨物列車設定計画(2支亘)、1支社内、』『専用貨物列車設定
計画(2支亘):臨時、1支社内』となっています。
東海支社関係を見てみたのですが、ネットに情報があるものとか、自分の目で
みたものとかありましたが・・・

知識に乏しいので、まず左端の列車種別の「専貨A」「高速貨B」というのがよ
くわかりません(^_^;)。同じルートの同じ貨物で両方があるんです。
例えば、列車番号78〜3089の四日市〜南松本のタキは「高速貨B」に対して
列車番号5380〜5385の同じ四日市〜南松本のタキは「専貨A」となっていま
す。

次に、列車番号の前逆三角(▽)と三角(△)を上下に繋ぎ合わせたような形の
記号(Unicodeにもない記号ですね)についているものがあります。この表には
その説明がなかったので、見た時「ん??なんのこっちゃ?」・・・後の方にある
機関車運用表の方の凡例があった(「曜日運休指定列車」というもの)のでやっ
とこさわかりましたが。
尚、この列車番号、上記の例のように数字が「〜」で結んで二つあるのと一つだ
けのものがあります。途中で列車番号が変わるということでしょうか?

この表は始発駅/始発時間と終着駅/終着時間だけが記載されていて、その次
の欄に停車駅と停車時間(着/発時間)が記載されているのですが、その貨物
列車の機関車状況をネットで知っている私にはここでもまた「ん??」。
例えば、前述の列車番号78〜3089の四日市〜南松本のタキは停車駅記載なし
に対して、列車番号5380〜5385の同じ四日市〜南松本のタキは稲沢(16:12、
16:47)の記載があります。状況を知らなければ「ん??」とはならないんですけ
ど・・・このタキは三重県・四日市市にある石油精製所で精製した石油を長野県
松本市にある南松本駅まで運ぶものですが、間違いなく稲沢駅で反対側に別の
機関車付け替えするものですから、稲沢停車というのはあるはずなんですよね。
旅客列車じゃありませんので「運転停止」「客扱い停車」というのはありません
し、タキですので稲沢駅から新たに貨車追加というのは考えにくい?ですので、
私にはこの区分が理解できないんですね(^_^;)。
ちなみに関西本線は電化されているのに貨物側線などに架線がなく、また、石
油精製所からの旧・四日市臨港線内は非電化のため、稲沢(愛知機関区)まで
の機関車はディーゼル機関車のDD51(重連)で、稲沢〜南松本は電気機関車
のEF64(重連)となっていますから直通はありえませんから。

もう一つ、『高速貨物列車運用表』の方(コキ貨物だと思います)ですが、
この中で列車番号3093〜1096〜3085名古屋貨物ターミナル21:42発〜札
幌貨物ターミナル3:07着
というのがあるのですが、停車駅が西浜松、横浜羽
沢などとありますから東海道本線上り方向のはずなのに、停車駅の中に下り方
向の岐阜貨物ターミナル駅が22:30発とある
んです。
名古屋貨物ターミナル駅の位置構成から直接、東海道本線の上り方向に向か
えず、一旦、下り方向にある稲沢駅(愛知機関区)まで行って機関車の方向付
け替えをして改めて東京方面に向かうことはネットで知っていますが、この列車
は稲沢どころかわざわざ岐阜貨物ターミナルまで下り方向に走りここでコンテナ
追加積みして折り返すのかなぁ?

貨物列車は乗客用の列車ではないのでこういうシステムがよくわかりません(^_^;)

また、『機関車』運用表の方ですけど、機関車番号までは特定されておらず、前述
のタキ貨物のように機関車付け替えがあるとき、その接点を一発で見ることができ
ませんね。

皆さん、これだけの情報でばっちり撮影されているのには驚きです。

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