松本清張『黄色い風土』
これも砂の器同様、光文社カッパノベルズを買って読んだ同じく長編推理小説です。
これまた松本氏の作品です。
で、小生は未だにこの題名の意味が解明できておりません(^_^;)。そして、社会派と
いう意味では「ん??」です。何回か読みましたけどね(^_^;)。
主人公で探偵役の若宮四郎は週刊誌記者。熱海に向かう電車の場面からお話が
始まります。昔あった急行です。この作品も全国広範囲に渡る内容です。名古屋も
出てくるのでなんだか身近に感じてしまいましたが(笑)。
で、ひとつだけネタバレ・・・まさかの犯人で驚いてしまいました。
清張作品は多くが映画化されたりドラマ化されていて、これも映画、ドラマ化された
ようですが、レンタルビデオないし、最近、東映チャンネルで放映されたらしいので
すが見落としてしまいました。残念無念(^_^;)。
恐らくこれは1961年に一度だけニュー東映というところで映画化されたものと思
います。若宮四郎は鶴田浩二さんが演じたそうです。木谷編集長役で丹波哲郎さ
んも出演されていたそうです。最後の場面なんてどうしたのかなぁ・・・犯人役の方
は存じあげませんでした(^_^;)。
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