高田崇史『QED』シリーズ


今、図書館で借りて来た一冊を読んだばかりなので、これから(^_^;)・・・。

QEDとは「証明終わり」ということで昔、数学で習った記憶があります。
「q.e.d.」を証明の最後に付けるという形で・・・

レギュラー登場人物は薬局勤務の薬剤師の棚旗奈々、彼女の大学の先輩で漢方薬局勤務の
通称『タタルさん』こと桑原崇、桑原の学部違いの同級生の小松崎、奈々を「お姉ちゃん」と呼ぶ
奈々のお騒がせの妹の沙織。

今回読んだのは珍しく『殺人事件』は起きず、たまたま薬剤師旅行で一緒になった暗い過去が
心に尾を引いている一人称の薬剤師の記録みたいなものでしたが。

この『タタルさん』、ものすごく神社などの歴史に詳しい・・・。勿論、著者がそういうとに興味と造
詣が深いのでしょうが、著者の高田さんは薬学部卒で薬剤師の免許を持たれていらっしゃる方
なんですねぇ。薬に詳しいのは当然なんですね。

尚、なぜか奈々が出張などででかけると、同じ薬剤師のためか「たたるさん」が出現し、おまけ
になぜか妹の沙織や小松崎が現れて・・・殺人事件が起きるのですが、結局は「たたるさん」の
名推理で事件解決で終わりっていうストーリーです。

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