興味を抱いたものの基礎を勉強中('16/8)
会社生活から完全にリタイアして、毎日が「夏休み」みたいな状況になって早や3年半も
たってしまいましたが、「ぼけぼうし」のためもあって、主として「科学」関係で昔高校・大
学で習ったことの復習やほとんど知らなかったことなど、興味を抱いたものについて所有
の教科書とかネット上にあるwebテキストで少しずつ「勉強」してきています。
これまで、「電磁波」について調べたいとして、昔購入した「電磁気学」の教科書で電磁
気学を最初から復習的に勉強したり、せがれに借りた教科書で、学生時代は全然理解
できずにいた「量子力学」、「解析力学」の再勉強をしたり、最近では「エントロピー」に
ついて詳細を学ぶべく、Web上の個人サイト記事で「熱力学」「統計力学」を学習、更に
は、ある理由からほとんど不案内だった「論理学」そして「分子生物学」にまで手を広げ
て(これらはとりあえwebテキストで)学習中です。
ま、元々非才の身ですから、なかなか理解できなくて進捗は遅い−嫌になると中断・先
伸ばし−ですけど、テストがあるわけでもなし、自分の単なる「興味」だけでやってます
ので気楽なものです(笑)
ま、年取って、ますます「記憶力」が減退していますけど、前には理解できなかったこと
がやっと理解できたりしていて、それはそれで楽しいです(^◇^)
ま、こんなことを始めた理由は、還暦直前に、完全に基本パラダイム扱いされている一
つのアカデミズム科学理論に疑念を持ち、そこから、アカデミズム科学理論一般に対し
て、内外のサイトを当たる中で、正統派の人々でも解釈・説明に差があり、また、反対
論があるなどを目にして、とにかく基本的なところを学習して自己の判断において、恥
ずかしい思い違いだけはすまいという目的でした(調べた中で知った事実(fact)や自分
自身の思いと合致している批判的意見等を元に、「言いたい放題コーナー」の中の、
現代科学へのいちゃもんといいうコーナーで云いたい放題のことを書き連ねています
からね(^^;
今、やり始めている「論理学」って、文系学部で教えられているものなんですねぇ。
「哲学」系学問らしいです。でも、最初から「論理『数学』」ですね。「論理式」なる話がば
んばん出てきますので驚きました。ま、私は「理系人間」の端くれですので、実はその
方がありがたかったりするわけですが(私は基本的に「数式」というのは嫌いではなく
むしろ、「言葉」だけより、数式がある方が理解しやすいという輩です。
ブルーバックスのようなよくある市販の「啓蒙書」の類は、数式嫌いの読者にもわから
せようと、なるべく数式を出さずに、言葉だけで説明を試みているようですが、どうして
も、そこには「執筆者の解釈」が入っていますから、「啓蒙書の類」云々という揶揄する
ような言説が出てくるわけで、「ほんとう」のところを知りたいという人にとっては変なバ
イアスに惑わされてしまう恐れは十二分にありますね。
ちょっと話がずれましたが、その「論理学」です。これは、人間が日常話す言葉だけで
考えると「きょろきょろ状態」になりそうですね。人間の日常会話言葉ってかなり曖昧
さがあるゆえらしいです。論理学はですから、論理式というものを用いて「曖昧さ」を
排除しようとしているものと認識しました。
で、やはり、そういう日常常識で考えていて、「あれっ?なんで?」というのが最初に
出てきてしまいました(^^;。それは、論理記号"→"というやつです。"if...then..."という
意味ですが、真理値表が
となっていました。パッと見て私を混乱させたのは二行目と三行目でした。
私は思い違いをしていて、余計なことを考えてしまっていたようです。
論理記号"→"というのは"if...then..."ということですから、"A→B"はそのまま素直に
もしAならばBである(※)
とだけ読めばよかったのです。論理式AとBはそもそも論理変項で、「開いた文」すな
わち場合によって「正しい文」になったり「正しくない文」になるということもきちんと把
握できていなかったようです。A→Bは論理式AとBが独立しているA∧B(AND)とか
A∨B(OR)と異なり、論理式Bの真偽は論理式Aに依存しているわけですよね。一つ
にはそれらとの混同的混乱が私にありました(^^;
でも、ちょっと考えてみれば「な〜んだ」ですよねぇ。お恥ずかしい(^^;
@は、「Aが成立するとき(true)に、Bも成立する(true)」ならば「A→Bはtrue」、
Aは、「Aが成立するとき(true)に、Bが成立しない(false)」ならば「A→Bはfalse」
Bは、「Aが成立しないとき(false)に、Bが成立する(true)」ならば「A→Bはtrue」、
Cは、「Aが成立しないとき(false)に、Bも成立しない(false)」ならば「A→Bはtrue」
だと言っているだけ・・・。不思議でも何でもない・・・(^^;(^^;
前述で余計なことを考えたというのは論理式A,B自体にtrue,falseを含めてしまってい
たということです。ちょっとうまく言えないのですが(^^;
ま、これ理解したので、”トートロジー”とは何かを知って出て来た練習問題は速攻で解
けました。面白いですね。真理値表を使うことで、A→Bと¬A∨Bが同じであることは
すぐにわかりました。これって、論理数学で式を展開するときに有益な事実ですよね。
ま、新しい知らないことばかり出てくるので、すぐ飽きるというか何時間も根気が続か
ないので進捗度は極めて悪いですけど、「命題論理の証明論」という章に入り、証明構
造という定義の数々に、そこでは具体例での説明がないので、そういう定義だと覚える
しかないのかと少々辟易しながらも、これを把握しておかないと次に進めないだろうと
我慢してやっています(^^;
尚、私の場合、読んでいるだけでは理解できないことが多く、今はwordで理解したこ
となどを補足しながら文書にまとめながらの学習です。
随分色々な文書が溜まってきています。ま、私の悪い癖ですぐに飛ばし読みしたりして、
後でまとめた文書を読み返していて「あれれ?」と思うと、元のテキストに戻って読み直し
たりし、その文書に追記したりします。手書きノートではなく、簡単に追記できるのでいい
ですね(^◇^)
戻る