「海人草」のトラウマ(^^;('16/6)
私の実家は、今でこそ平成の大合併で市になりましたけど、田園が広がる田舎町。
で、私が小学校の頃(昭和20〜30年代)は、まだ、「回虫」というのが子供の体内に
はよくいて、その対策として、毎年、「海人草」というのを学校で強制的に飲まされ
ました。
ネットで調べて見たら、正式には「かいにんそう」と読むようですが、私の田舎では
「かいじんそう」と称していました。で、毎年、これを一杯ずつ二日続けて飲ませら
れ、本当は嫌で嫌で仕方がなかった記憶があります。記憶が薄れているのですが、
何かアルミの丸い容器に注がれたような・・・。記憶では一日目の方が濃いめで二
日目は少し薄いというか。
確か茶色っぽい(黄土色?)液体だった気がしていますが、好き嫌いの激しい私に
とって、本当につらい二日間でした(^^;。
で、実は、私の記憶の中にある味がトラウマになっていて、あの「昆布茶」がその
味を思い出してしまって、苦手な方です(^^;。不思議ですが、昆布など海草は食べ
られるんですが・・・そういえば、「おぼろ昆布」というのがありますが、そのま
まなら好きですけど、お茶とかお湯に溶かすともう駄目。あの味を思い出してしま
います(^^;
ちなみに、戦後しばらくは、回虫とかぎょう虫とか人間の体内にいる人が多かった
そうですね。だからその対策で飲まされたわけですが・・・いつまであったんだろう
か??そういえば、そういう類の親玉みたいな大きいのに確か、サナダ虫という
のがあり、これもうろ覚えで記憶違いかもしれませんが、小学校に標本があった
ような。あんなのが自分の中にいたりしたら怖いなぁと思った記憶もあります。
「海人草」と「脱脂粉乳」(こちらは私はなぜか好きでした(^^;)、遠い昔の小学校
時代の思い出です。
もう一つ、「肝油」というのがありましたが、こちらは希望者だけ有料。私は欲しい
とも家でいいませんでしたので経験なしです。最近ネット見てたらこれが出てきま
したので驚きました。
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