実写版・宇宙戦艦ヤマトをTVで見ました('14/11)
スカパーのチャンネルNECOで、実写版の宇宙戦艦ヤマトを見ました。
いい年こいて、まだ、こんなものを見たりする輩です(^^;<自分。
で、私の感想・・・「まぁまぁ、楽しめたな」です。配役的にも安心できた
のかも。
ネット上では、アニメ・コミックの評判は総じてよくありません。この作
品もけなす方たちがおられますが、一方で割と評価されている方達
もおられ、誰一人、評価する反骨の方?が見られなかった実写版・
デビルマンとの差は見られます。
ま、十人十色で、各人はそれぞれ自分の価値観から時には「偏見」
がその感想に交じりますから、賛否両論があるのはやむえないこと
でしょう。
多くの場合、原作(または前に放映されたアニメ)のイメージにこだわ
る方達にとっては、内容や配役に不満を感じるでしょう。これはこれ
で、推理小説ファンの私が、映画化・ドラマ化されるときにいつも感
じる違和感・残念感と同様でやむえないものだと思います。
「同じでは無意味」という逆の意見もありますからね。
ま、どうやら、私が上で述べたように、配役で既に偏見を持って見る
方達もおられます。本作品は主人公の古代進役がキムタクというだ
けで、最初からそういう偏見で見ている方達もおられたようですね。
役者って本人自身のキャラクタや前の役柄のイメージがついて回る
ところがあるんですね。セリフも一つのポイントでしょうけど。
ただ、当然ながら、映画・ドラマには脚本があって、監督がいるわけ
で、よほどの大物役者でないと自分のキャラクタで勝手に筋書きを変
えたりはできないわけで、本作品における彼のあの位置づけは、そう
いう中で作られたものだろうと思うわけで、後半を見た限り、きちんと
古代進役を演じていたと思うんですけどね。
脇を固める登場人物ですが、山崎努さんの沖田館長、西田敏行さん
そしてぎばちゃんの真田役は特によかったと私的には思いました。
ある意味、私が本作品を安心して見れたのはこういう役者を適材適
所で採用されていたことです。
一つだけ気になったことは、黒木メイサさんの森雪。役どころを完全
に原作と変えてしまっています。確かにあの役どころなら黒木さんは
適役かもしれませんが、どなたかの好意的分析サイトだったかで述
べられていましたように、あの最初の状態からあんな風になるのは
確かに不自然な感じがしました。もう少しだけ説明場面があった方
がと・・・
ま、最近は、映画・ドラマで、そういう、全てをきちんと描くことがなく
「謎」を残したままというのもよくありますけどね。
ちなみに、本作品の主人公・古代進役ですが、キムタクのキャラクタ
に合わせて作られた部分もあるのかもしれませんけど、私自身、原
作(アニメ)の古代進は、その性格というか、言動というのがいまいち
好きになれませんでしたので、キムタクでそれを少し解消させていた
ので私的にはよかったと思います。悲壮感がばりばり漂うような主人
公って好みじゃないんですよ<自分。
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