台風19号(’14/10)


昨日は、こちらも台風19号が通りすぎましたけど、子供の頃、伊勢湾
台風を経験している私にとっては、メディアが大騒ぎした「大型台風」
などというような感じは全くしませんでした。
今日は「台風一過」の青空が広がっています。

どうもコースがはっきりせず、昨日午前に台風情報を見たところ、予
想線中心が名古屋直撃コースでしたのと既に午前中に暴風警報が
出、5時ごろだったか、携帯に緊急速報メールが届き、それ以後、
ときどき情報を眺めていたんですが・・・

気象庁の発表って、かなり遅れ遅れでなされるんですね。1時間後
の予測とある時間の本の少し前に1時間前の場所発表して、何が意
味あるのか?と強く疑問に感じました。我々が欲しいのはい自分の
住所がコースのどこにあるのか、そしていつごろ来るのかという予想
と今この時間、どこにあるのかというものだからです。

また、今回、すごく気になったことがあります。
それだけでは判断できないのかもしれませんけど、衛星画像見て、
「あれれっ??」。
四国の上にいるといいながら、衛星画像の雲、すでに四国からは離
れてしまっている・・・。中心というからには、いくら台風の目があいま
いになろうと、中心周りに雲があるのではないかと思うのですが(私
の無知・誤解?)、これじゃ、どうなっているの?という疑問が湧いて
しまいました。すなわち、確かに南九州横断して四国に再上陸して途
中まではまだ、台風らしい画像でしたが、発表で1時間後の予測がま
だ、四国東部に中心があるというころ、もう雲の状態はばらけてしまっ
て京阪神・紀伊半島に薄く分布している・・・「あれっ?」という気がし
ました。気圧も980hpaまで上がってしまってましたし、これじゃぁ、もう
「大型台風」なんてものじゃないのでは?と・・・

そして、津付近にいるという情報から、なかなか再上陸したというよう
な報道もなく、「なんで?」状態でした。で、0時過ぎに情報を見てみ
たら、「何、これ?」。津から伊勢湾に入らず、陸上を北上し、ついで
名古屋の北部に位置する一宮市付近にいると・・・津からまるで陸上
をクランクみたいなコースをたどって名古屋の北部を通り過ぎたよう
で・・・。

しかしながら、色々とネット見ていたのですけど、当の一宮の方達が
そういう感じ(台風の中心が通り過ぎた)が全然もたなかったらしい
そんな名古屋に近い北部を通ったらその時点ですごいか風雨があ
るはずなのに、もう10時過ぎには少なくとも激しい風雨の音もなか
った感があり、津に中心があったと発表されたころの予測(名古屋南
方30km地点)から南の方を通り過ぎて行いったのかと思い込んでい
たので、気象庁の発表とかなりずれがある気がしました。

やっぱり、あの岸和田再上陸という発表以前の衛星画像通り、四国を
進んでいる時点でもう台風は極端に弱体化して、単なる低気圧になっ
ていたのではないかという疑いが未だ晴れていません。

田舎のお袋が「はずれても責任もとらない気楽な職業だなぁ」と怒って
いましたので、ネットではぼろくそだぜと言ってやりました(笑)

予測と言えば、御嶽山噴火・・・水蒸気爆発までは予測できないと今更
弁解してましたけど、地震よりはまだましと勝手に思い込んでいた私は
がっくりきてしまいました(-_-メ)
というか、先の東日本大震災のときの地震予知連、そして、今回の最悪
の死者数を出している御嶽山爆発に対する火山噴火予知連に集う学者
ら、そして、お袋が怒るように(多くの一般市民はそういう感覚だろうと思
いますが)気象庁(全員とは言いませんが)の責任感のなさに怒りと悲
しみが湧いてしまっています。

少なくとも、的確な予測が出されなかったゆえに犠牲になられた方達が
厳然としているわけです。一方、予知連なるものに集う学者は専門知識
があるということで、税金から報酬を受けているわけであり、決して手弁
当でやっているわけではないわけです。確かに、まだ科学の力で自然
など全然解明されていません(これまで、あたかもかなり解明されたなど
と彼らは嘯いていたわけですけどね)が、それを言い訳にしないで欲しい
のです。少なくとも、「力が至らず申し訳なかった」という心からの犠牲者
への哀悼と謝罪の言葉があってしかるべきではないでしょうか?

おっと、最後は別のコーナーのようになってしまいました(^^;

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