ループ線ってまだあるんですねぇ(1)(@_@;)


突然、鉄道への興味がぶり返して、好きな地形図とネット記事を眺めていて、このとこ
ろここでちょこちょこ調べたことを書き連ねています(^_^;)。

旧・信越本線の碓氷峠を調べていて、もう一つ関東地方から日本海側に連絡している
上越線があることを思い出しました。
上越線といえば清水トンネル、そして信越本線の 碓氷峠のアプト式とならんでループ
というのが子供のころに習った記憶として残っています。

実は、新潟県への出張を何回かしていた時名古屋から直接、新潟に直行する便利な
列車というのはなく、多くの他の人は飛行機で行くことが多かったんですが、できれば
飛行機は使いたくない私はいつもわざわざ東海道新幹線で東京に出て上越新幹線で
行っていましたので、上越新幹線の長〜い大清水トンネルは何回も体験しているの
ですが、在来線の上越線というのはいつかは行きたいとは思いつつ、地理的に縁がな
いことから結局、乗車未経験のままです。

ただ、新清水トンネルができて以降、東京の下りはこちらを走ってしまうので肝心の
ループ線は経験できないんですよね。新清水トンネルができたという話は昔聞いてい
て知ってはいましたが、そのためループ線は廃止されたものと思ってました(^_^;)。
しかし、共に単線で、上り線でそのまま活用されていたんですねぇ。しかもループが
清水トンネルを挟んで二つもあるということを鉄道好きだったのに今更になって初め
て知りました(^_^;)。
それにもう一つ大きな誤解をしていて清水トンネルがループ線の一部にになっている
となぜか長い間思いこんでいましたが大間違いの根こんちきでした(^_^;)。清水トン
ネルとループ線が一括で説明されていたのでそういう思い違いをしていたようです。
実は思違いはこれだけでなく、もう一つ地理的位置の誤解までしてました。かの有名
なな谷川岳との位置関係の誤解です。特別の理由もなく、なんとなく上越線は谷川岳
の西側の方で県境を越えていると思い込んでいました。そうではなく、谷川岳の北方
で東南〜北西に県境を越えているんすねぇ。

さて、今はこの上越線の上り線にあるループ線は南側のものを湯檜曽ループ、北側
のものを松川ループとネット上では称せられています(正式名か?)。かつて私たち
が学校で習って絵か写真かを見たのは恐らく湯檜曽ループでしょうね。松川ループ
は完全にトンネル内でのループ線ですから。湯檜曽駅が上から下に見える、湯檜曽
駅から南側のトンネル外の山すそを巻いて進む線が見えるというのはこの湯檜曽
ループですね。下手な私の描いた下の地図は上が北です。

湯檜曽ループ地図

松川ループというのは下のぽんち絵地図のような形になっているそうです。
松川ループ地図

新線の下り線は半円で終わっているんですね。この上側近くには越後中里駅があり
ます。

ところで古くから前述の谷川岳の登山口と聞いている土合駅は上の湯檜曽ループの
北側にある第四湯檜曽トンネルの北側口の先に昔からの地上駅があるようですが、
下り線は新清水トンネルの中に地中駅があるそうで、ここから地上駅舎に行くまでに
は標高差が70mもあるため400段以上もある地中階段を登らなくちゃならないそう
ですねぇ。登山する前に疲れてしまいそう(笑)。

上越線はさすが首都圏からの鉄路ですね。新旧沢山の映像や写真がネットにありま
すので目の保養をしております(^◇^)

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