まるで浦島太郎状態(^_^;)(’12/2)
本質的には鉄道好きなのに、そして活字中毒でもある私、若い独身の頃は時刻表も座右
の友でしたが、家族持ちになって費用などの関係で旅行に鉄道を使うことが少なくなって
時刻表を長い間買わずにいましたが、YouTubeの映像を見て、またぞろ私の中で鉄道好
きの虫があだ花かもしれませんけど蠢き始めていて、久しぶりにJTBの大型時刻表を買
ってきました(^_^;)。それにしても今は結構高価になったんですねぇ<大型時刻表。
で、眺めてみたら、本当に完全な浦島状態・・・。驚きばかりです。恥ずかしい〜(^_^;)
北海道は支線からなんと名寄本線と言う「本線」まで廃止になったことは知っていたので
すがそれ以外の地の第三セクターには近場以外、全く知識がありませんでした。
で、時刻表見たら、なんとそこかしこでぶつ切りみたいに第三セクター化されているんで
すねぇ・・・。一番驚いたのは、途中がしなの鉄道というのになったということだけしか
知識がなかった旧・信越本線(かつて一度だけ上野から長野まで乗ったことあります)が
横川〜軽井沢間がJRバス路線になり、鉄道として繋がっていないということを初めて知
りました。長野新幹線ができてからの処置ですけど、ここまでとは思いもよりませんでし
た。篠ノ井〜直江津間はまだJR信越本線のようですから、第三セクター化されなかった
としたら横川〜篠ノ井間は完全に路線消滅だったんですねぇ。
で、もう一つ、第三セクターの件ですけど、現在、北近畿たんご鉄道という第三セクタ化
した路線、なぜかJR時代と同じ、多くの特急が乗り入れまたは自己運営されているんで
すねぇ。名勝・天橋立があるからでしょうけど、JR路線とならなかったというのはそれで
も赤字だったからなんでしょうか?何か割り切れぬ思いがしています。
ところで、昔は確か急行などの優等列車が走っていた線路部分でもうそういうのが存在し
なくなってしまったところがありますねぇ。
昔、鳥取に出張した時は間違いなく京都から全線山陰本線そのものの路線(餘部鉄橋経
由)の特急で行ったのでしたが、今や、京都からそのまま山陰本線経由で鳥取方面に行
く特急列車は皆無になっていて驚きました。ちゃんと京都発の鳥取方面に行く特急列車は
あるのに(スーパーほくと)大阪を経由し、智頭急行智頭線という線から因美線経由で行っ
ているんですねぇ。
山陰方面への特急列車はこことか播但線とか伯備線とか山口線経由になってしまったん
ですねぇ。
昔、事態の変化により予定外で広島から芸備線〜伯備線経由の急行で山陰地方に旅行
した記憶がありますが、この芸備線は優等列車がなく直通列車もなく途中でぶつぎれみた
いになってしまっていますね。山陰本線は本来は下関〜京都間のはずで、実は前述の旅
行はその下関から山陰本線に入る予定だったことから恐らく、急行などが当時はあったも
のと思うのですけど、今や下関〜益田間は普通列車のみの完全ローカル線化しているん
ですねぇ。ま、この思い出は国鉄時代のことなんですが。
路線が変わってしまったものといえば、まだ残っているブルートレインの『あけぼの』
確か以前は東北本線そして福島から奥羽本線経由だったはずですが、今は上越線・羽越
本線経由になったんですねぇ。知りませんでした(^_^;)
縁のない地域のものなので乗る機会もなかなかないのですが、ここまで次々にブルートレ
インが廃止の憂き目にあっているといつまで存続してくれるのか疑問ですねぇ。
YouTube検索していましたら、ブルートレイン「富士」の最後の日の上り、もうすぐ終着東京
という場面の映像がありました。ハイケンスのメロディーは装置の調子が悪かったみたい
で別れを惜しむかのように何回も鳴ってしまっていますけど、最後の車掌さんの挨拶は
じ〜んときましたね。終わった後に列車内に期せずして拍手が巻き起こっていました。
涙もろい私ですからもし乗車していたら恐らく、涙、涙、涙状態だったと思います。
話がずれてしまいましたが、久しぶりの時刻表はやはり面白いです(^◇^)
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