地図好きにとって地図は興味深い(’12/2)


鉄道映像を眺めたついでに暇なので好きな地図(電子国土サイトの地形図)を色々と眺
めています。

ふと思って、市内の近場(同じ区内)の北の方にある小幡緑地付近の地形図をじっくり
と観察してみました。

守山区の名鉄瀬戸線の小幡駅前は三叉路になっていて、東西は瀬戸街道と称せられ
ている古くからの街並で、交叉点の西側から交差点で北上方向に左折する県道15号
線(名古屋多治見線)
という道路があります(瀬戸街道は小幡駅前信号から東は県道
59号に切り替わります)。

この県道15号線を北上していくと、途中左側に小幡緑地西園があり、その北側で国道
302号線(この付近のちょっと先まで地下を名二環という高速道が走っています)との交
差点小幡IC西信号を越えるとその先、右手に小幡緑地中央園が現れます。
そして西側からガイドウェイバスの高架がある県道202号が交わり、道は小幡緑地の北
側を回り込むように次第に東方向に右折していきます。小幡緑地北方向には一級河川
庄内川が流れているためです。

で、この項ではこの付近の地形図の等高線眺めてどうなっているのか調べてみました。
勿論、ここは同じ区内ですから何度も走っていて実際を知ってはいるのですが、地図上
でどうなのかを調べてみたと言う訳です。

この付近の地図は下図の通りです。
地図の竜泉寺1,2丁目というのは竜泉寺1丁目に竜泉寺というお寺があり、ここに以前
竜泉寺プールがあって市民の憩いの地だったことに由来する地名です。
で、県道15号線は地図で見ると、この竜泉寺の当りが丁度峠(標高約70m程度)になっ
ていてそれより西北へは次第に下り坂になっていることがわかります。実際、小幡側か
ら車で走ると、この竜泉寺の先で左手が開けて左下に庄内川その川向うに春日井市市
街を見下ろしながら長い下り坂を下って行きます。右側は小幡緑地、そして緑ケ丘CC
と続く森林丘陵地になっています。



当たり前なのですが、地図の通りなんですね(^_^;)。
上の地図の桔梗平の付近は元々は水田地帯だったところでまだ庄内川沿いに水田が残
っているようですが、新興住宅地に様変わりしてしまっています。そしてこの付近まで来る
と海抜30m程度以下になりますから、竜泉寺の峠付近からは40m程度下っているわけで
す。地形図知らずに小幡側からこの県道15号線を車で走るとき、両側に森林丘陵が迫る
ところに登って行きますので、まさかその先で大下りがあるとは思いもせずに驚きを感じ
ると思いますね。
ちなみに小幡緑地東側の緑ケ丘CCの更に東側に続く森林丘陵地の最高標高部は約120
mくらいと地形図から読み取れますが、101.2mの三角点も地形図には描かれています。

尚、東名高速道路は図の森林丘陵地の東側で標高が下がった当りにある東隣の尾張旭市
との境界付近にある新興住宅地を通っています。


                   左側は小幡緑地西園

                   右手に小幡緑地本園

     前方にガイドウェイバスの高架。この信号(竜泉寺南)で右側にカーブ

                   カーブを曲った所です

                   道は上り坂です

     峠を越えて下り坂が始まりました。これでも名古屋市内です。

     坂の左前側下方です。大分下りてきました。新興住宅街が広がります。

吉根東交差点で右折、県道213号に入ると右手は小幡緑地から続く森林丘陵の東端。登り坂です。

戻る