今頃、Carter Familyに(’11/5)


YouTubeで曲探していて、たまたま、「さようならが言えない」という曲を聴き、その
原曲はと調べて「We'll Meat Again Sweetheart」に行きつき、ブルーグラスという
ジャンルがあることを知り、前の方でこれについて書きました。

その流れで更に、「Keep on the sunny side of life」という曲にいきつき、初めて
CarterFamilyというグループの存在を今頃になって知りました(^_^;)
初めて聞いたのがたまたま同じYouTubeのページにあった彼らの音楽でした (⇒ここ)
そこには単に中央に立った男性一人と両脇に二人の女性、そして向かって左側の
一番若い女性がギターを抱えているというレコードジャケットらしい写真があります。
実はそれまでこのCarter Familyというのは存在さえ知らなかったため、その伴奏が
流れて力強い低音領域でメロディーが弾かれている奏法で、まさかジャケットの女
性がこの伴奏を?って半信半疑でした。歌自体は決して美声ではなかったのです
が・・Carter Familyというグループはカントリーミュージックをジャンルとしていたそ
うです。

その後、色々とネット漁る中で、この伴奏がMaybelle Carterというやはり女性の
方によるものであることを知りました。その上、この女性はカーターファミリーピッ
キング
という革命的な奏法を編みだしたということも知りました。
更に、その後、自分の娘達とMather Maybelle & Carter sistersというグループ
で演奏活動をしていたことも知りました。そして、そこからWildwood Flowerという
カントリーミュージックの名曲も知って・・・

演奏動画がいくつかYouTubeにアップされていますので、お気に入りに登録して聞
いてます。というより、Maybelle Carterさんのギター伴奏に魅入られてしまって(^_^;)
Wildwood Hlower

ちなみに前述の「Keep on the sunny side of life」も娘二人と歌うものもYouTube
にありました。間奏でのMaybelle Carterさんの演奏に拍手があります。 ⇒ここ
一緒にギター引いて歌っているのは長女のHelen Carterさんです。

で、今更驚きましたが、Maybelle Carterさんが活躍した初代Carter Familyという
グループはなんと1920〜30年代(日本では戦前ですねぇ)の活躍だったようで、
その後のMather Maybelle & Cater sistersというのも1950年〜1960年頃の活躍
だったんですねぇ・・・。調べましたら、Maybelle Carterさんは1978年にもうお亡
くなりになっており、Helen、June、Anitaという三人の娘達も長女Helenが1990年
代に、あと二人も2000年になってもうお亡くなりになっているそうでした。
娘たちがまだ若い頃のカラー映像での演奏がありましたので、そんな昔の映像と
は知らなかった私は超遅れていたわけです(^_^;)

ちなみにMaybelle Carterさんはオートハープという楽器も演奏されていたんです
ねぇ。こんな楽器の存在を私は知りませんでした。
Maybelle Carterさん

尚、初代Carter FamilyはCarter夫妻と御主人の弟の奥様だった夫妻の義妹に
あたるMaybelle Carterさんの三人グループで米国各地を巡回されたそうです。
前述のようになんと日本では戦前の1920〜1930年代のこと。

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