何がしたかったんだろう<ES細胞窃盗告発不起訴決定/追


昨年、元・理研研究員が「確実な証拠もなく」兵庫県警に小保方さんを犯人とい
う念頭に置いての「ES細胞盗難」告発をしたようで(ご自分でフライデー上でそ
れを述べたらしい)、私記「あの日」が発売された後に、小保方さんが県警に事
情聴取され、マスコミが「すわ逮捕か?」と騒いだ件、結局、3月に県警は被疑
者不詳で検察庁に書類送検したという情報を目にしていましたが、地検は証拠
不十分で不起訴処分を発表したそうですね。その際、異例?の補足、

 発生自体疑わしい事案だった(※1)

とまで言及したそうです。これは極めて「重い」言及だと思います。
これって、どう読んでも、まさに、

 この告発自体『でっちあげ告発』だった

と言っているに等しいでしょう。
要するに、容疑自体があることもまして犯人を立証するような証拠などどこにも
なかった⇒これじゃぁ起訴しても公判を維持などできっこないということですね。
この告発って、一体全体何だったんでしょうか?理研や旧W研が被害届を出し
たわけでもありません。元・理研研究員が勝手にしたことです。
このおっさんは「立証できると思った。残念」などと宣っているそうですが、ネット
上では、前に、事象をきちんと分析して「そんなことはありえない」と書かれてい
た方がおられました。このおっさんは何の証拠もなくこういうひどいことをしたと
いうことですね。これって、「名誉棄損」で「誣告罪」にならないのでしょうか?
彼女は、このことで、再び、マスゴミ・メディア被害を受けたのです。そんな輩が
おとがめなしなんてそんな理不尽なことってありませんよねぇ(-_-メ)
徒党を組んで、小保方追放・STAP潰しに走った陣営はこういう不自然なことば
かりやるから信ぴょう性がなくなるんですよ。あまりに間が抜けていません?
何をしたかったのか、不思議でなりません。

で、「売らんかな」で反小保方でいけいけどんどんだったマスゴミ・メディア、そ
んなこと書いた・言ったことなど知らん顔で、一斉にこの報道をしていましたね。
ちゃんと(※1)付きで。唯一、BPOに訴えられているNHKだけは歪めた報道を
したらしいですが(-_-メ)

ネットで検索した限り、私記あの日が出た後、自分の不明を謝罪したジャーナ
リストさんは一人くらいだったようですね。2月に一人、未だ、犬の遠吠えをし
た輩がいたらしいのですが、他は皆分が悪くなったのか、だんまり。けしから
んですね。何か、とうとう、小保方さん擁護本が出たらしいですなぁ。

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(追記)
もう地上波ほとんど見なくなったので知らなかったんですが、「あの日」が出版
された後、テレビの「ミネヤ」では司会者や出席している方達が反省と謝罪をし
たそうですね。やっぱり、一方的な偏向情報で、誤解していたようですね。
彼女が全て一人で実験し、一人で論文を書いたと・・・

色々ネットを漁っていたら、生物系というのは共同実験が普通だそうですし、
やはり再現性の問題が大きく、だからこそ統計処理が好まれているそうです。
「ファーストオーサ」だと叩いている方々は他分野の方かもしれませんね。
共同研究なら、ファーストオーサが実験の全てをやり、全ての責任を負うので
はなく、「たまたま一番初めに名前が載っている」というのが正解のようです
ね。だからこそ、ラストオーサの責任が大きいという方の説明は正しかったん
ですね。

さて、本件ですが、色々と調べて見ました。告発したおっさんはフライデーで
大見得切ったんですね。しかし、直接彼女が犯人だとしての受理でなく、犯人
未詳での受理だったそうですし、そもそも告訴依頼を弁護士にしたそうですが、
断られ、知り合いの司法書士に文書を書いてもらったとか。大見得切った割に
は最初から無理筋だったというわけですなぁ。藪蛇だったんじゃないの?
だって、神戸地検はわざわざ異例の「窃盗事件が発生したかどうかも疑わし
い」と言明したわけですから。単に「証拠不十分で不起訴」というだけの話では
なかったのですからね。
三木弁護士は神戸新聞の取材に対して「謝罪してほしい」と述べられたそうで
すが、多分に「しないだろう」と思われているでしょうね。大見得を切っていたの
ですから意地でもしないでしょうが、だま点ですむかどうか・・・普通なら針の蓆
の気がしますけど、甘く考えているかもしれませんね。

尚、そこの記者に取材して関与した人の名前を聞きだしたジャーナリストの方
がそれを暴露されているものを目にしました。
何か、ネットで目にしている人間関係を考えれば、騒動の原点が全部そこ発
になっている感がしています。やはり、私が推測しているのが真相かもしれま
せんね。大きな陰謀なんかじゃなくて・・・

後、知らなかったんですが、出たばかりの実質、STAP細胞存在説(結果的に
擁護)本の著者の方は科学ジャーナリストさんでした。そういうきちんと見てい
る方もおられたということは、失礼ながら嬉しい誤算でしたm(__)m。
あの日で直接批判されている連中や、理研内の某氏のいんちき論文をそのま
ま照査もせずに掲載した科学雑誌(私が高く評価しているものですのでそれを
聞いてがっかりしてしまいました(:_;))記者、ネットやテレビでいい加減な憶測ば
かりでいけいけどんどんで罵倒しまくっていた連中・・・日本の科学ジャーナリス
トってそんなのばかりかと悲しくなっていましたので。

ふと、思いついたのですが、弁護士に断られたのに告発したということは、告発
側は「嫌疑不十分で不起訴」というところまでは想定していたのかもしれません
ね。これだけだと、「単に証拠が不十分だけだった」と言って、相変わらず彼女へ
の疑惑を残したまま攻撃可能ですからね。しかし、検察がそこで踏みとどまらず
に、その告発した「事件自体、存在が疑わしい」とあえて言明するとまでは想定
していかったものと思いますね。普通に考えるなら、「小保方さんを陥れるため
のでっち上げの告発だった」と言っていると解釈できますからね。ですから、矛
先が逆に自分に向かってしまったわけで、目算が狂ったというわけです。
ま、思い込みがない普通の人達からはすれば、「この人、どういう人なのか?」
と社会的評価が大幅に低下しただけでしょうね。無理筋でこういう卑劣なことを
やるからそれは自業自得でしょう。

少しずつ、着実に風向きが変わりつつありますね。不利を悟ったのか、お仲間?
はだま点を決め込んでいるようですなぁ。
今年に入ってからのこの5か月間、1月の私記「あの日」の出版に始まった新た
な動きの中で、いくらけなしても、この本が26万部以上も売れ、3月終わりには
全世界に向けての発信である全文英文の一部レシピ公開のホームページの開
設には、これもけなしましたが、世界中から多数のアクセスがなされ、そして、
約1年前に行われたこの理研当事者ではないOBによる告発(告発前に告発者
はマスコミにびらを配り、フライデーで大見得を切ったそうですが)は、当初思惑
の小保方さんを犯人とする形では警察には受理されず(被疑者不詳での受理)、
結局県警は、被疑者不詳・証拠不十分の形で捜査終了し検察送りとなり、とう
とう神戸地検は前述の通りの結論を出しましたから、これも反小保方陣営の中
核グループにとっては誤算続きばかりで痛恨の思いではないかと思いますね。
やはり、不自然な動きをすれば結局は「おかしいぞ」と逆を疑う私のような人が
出てくるのは必然的です。そこに気が付いていなかったんでしょうね。
黙っておれば風が過ぎると思っているのかもしれませんが、その甘さ、確実に
落とし込められて人生が狂ってしまった被害者がいるわけですから、そのまま
で済むかどうか・・・すまない気がしますけどね。

                            ('16/5)

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