話のすり替え
例のゴーストライタだった方にそれをぶちまけられてしまったエセ作曲家が、謝罪
文を出したそうで、これまた、ゴーストライタの方の話からすれば怪しい弁明をし
たようですね・・・「実は3年前から耳が聞こえるようになった」。
多分にテレビに出たときの振る舞いで「怪しかった」という情報が出たことを受け
てのつじつまわせ的な虚構だろうと疑ってます。
ま、こういう何か小説見ているような話自体を云々しようとしているのではなく、一
生懸命、御自分達の思惑で持ち上げていたマズゴミが取り繕うかのように、ゴー
ストライタの部分だけ強調して、「ゴーストライタは一杯いる」と話のすり替えをし
ようとしている向きがあり、非情に不愉快な感がしていることです(-_-メ)。
ゴーストライタという言葉があるくらいですから、そんな存在など皆、知っているの
ですが、大抵は、文筆家でもない芸能人などが出す本がゴーストライタの手によ
るものというのが大半で、ま、中には、大家の1〜2の作品はそうであったという
ような話であるのに対し、「それを本業にしていた輩の糊代にしていた作品がこと
ごとくゴーストライタの手によるものであった」ということで、一緒に論じられるよう
な話ではないのです。
芸能人の本がゴーストライタだったと騒がれても、芸能人の本職は文筆業じゃな
いわけですね。単に、出版社の言わば『商業主義』に買う人が踊らされただけに
すぎず、その芸能人は「名前を貸して小遣い稼ぎしただけ」に過ぎません。
しかし、それが本職だったというのは、そんな、一緒にして軽く扱える話ではない
のです。ましてや、この方の場合、えせのセールスポイントで売り出してます。
そういうのにシンパシーを感じる人達がいて、そういう人達を御自分達の思惑に
誘導しようとする勢力がいるわけです。単なる御本人が『ペテン師』だったとか
『商業主義』だけに事を矮小化して断罪できる話ではないのです。
マズゴミは決して「まんまと一杯食った」被害者ではないのです。彼は、「利用で
きる」恰好の『材料』だったにすぎません。それを取り繕うために、一生懸命話の
すり替えで逃げようとしているのがあまりにもみえみえ・・・見苦しい限りです。
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