「ごめんなさい」ですむ話ではない(-_-メ)


こんな話、大きくメディアで報道されたのでしょうか?
私はネット見ていて気がついただけなんですが・・・

某学者が「ここには活断層がある。」として、これがその証拠だと自信満々に一般
公開したものが見学者の指摘で、実は岩石でなく単なるコンクリート破片にすぎず
掘り下げてみたら活断層だと言う証拠は発見されなかったそうです。で、件の学者
は活断層があるはずだという予断を持って調査してしまったことを謝罪したそうで
すが、そのとき「土木工事に不案内だった」というような趣旨の言い訳したそうで
ネットでは叩かれています。

しかし、これって、単に「ごめんなさい」ですむような軽い話でしょうか?
猫も杓子も『反原発』こそ正義という風潮になっている現在、その一番に上げられ
ているのが『活断層』論議です。ですから、『専門学者』の言には疑いを抱くこと
もなくただ垂れ流すメディアは「すわ、活断層の存在が実証された」とばかり報道
し、下々が信じ、それが行政判断に使われた途端これ・・・。

こんなでたらめ結果に終わった専門学者とやらの判断が無駄な税金を使わせた
罪は極めて重いと私は思います。そして、極めて当然ですが、専門学者の活断層
判定への不信感は大きく広がるでしょう。
「予断を持っていた」などという弁解がどういうことかこの学者はわかって言っている
のでしょうか?

私は今や、断層地震論なるものはとてもまともな科学とは呼べないと思っています。
そこにもってきてこの事態。単なる米国学者が出した仮説にすぎないプレテクを真理
だと信じて教科書にまで載せ、そこにこの断層地震論と地震歴史学で「地震学」でご
ざい、日本の地震学はすごく進歩していて世界のトップを行っているなどと自分達を
過大評価し、本音ではまだ「地震予知」などできないとわかっていながら、「地震予知
は可能になる」と行政側を誑かし続け莫大な予算を獲得してきたのが日本の「地震
学界」の実態ではないでしょうか?そしてどういう連中が携わっているかを如実に示
したのがこれですな。

単に「ごめんなさい」ですむような軽い話ではない!

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