硬直した頭からは画期的代替エネルギーは出てこない
実態を知らない近視眼的な人は脱原子力を太陽光・風力・地熱・潮力などの自然.エネルギー
で代替すればよいなどと主張していますが、本当に実態を知らない人だけでなく知っていてあ
えて脱原発主張のために言っているようなためにする意見も多々感じられます。
そうではなく、これらは全部足しても永遠に補完的にしかならないという現実を考えるべきな
のです。しかし、東電事故は原子力発電の危険性−人間の浅知恵では完全に制御できない
ということをものの見事に実証してしまいました。
そこで、ちまたでは「代替エネルギー開発を急げ」などという主張がなされています。
しかしながら、現代科学は今のところ、せいぜい前述の全部合わせても永遠に補完的にしか
ならないものしか見出していません。
特に、注目されている前二者は気象条件に影響されて日本では安定的ではないものであり
いくら工学的技術開発が進もうと最初から乖離が大きく完全代替などにはならない代物で
あることを認識すべきだと思います。なるなどと考えるのは甘い幻想にしかすぎないのです。
要するに科学的に全く画期的なものなど原子力発電以降科学者たちは生み出せていないわ
けです。前述の物は皆、従来科学の応用したものにしかすぎません。つまり、工学者の分野
のものばかりで新たに理学系学者達が生みだしたものではありません。
私は原子力発電などの完全代替エネルギー源は既存の科学の範疇では生まれてこないと考
えています。ですから工学応用系だけではもう全く画期的な新規性の高いものなどでてはこな
いと極めて悲観的に思う訳です。
しかしながら、理学系は現代の科学的定説が真理だと思い込んでいるため、それと離れるも
のは全てとんでもでそういう主張をするものは全てペテン師だと硬直した頭で決めつけていま
すから、私は絶望的になっています。
私が学生の頃既に大々的に研究されていて、かっては後十年で実用化されると学者が嘯いて
いたにも係わらず、何十年たっても実用化のめどさえでていない熱核融合炉くらいしか主流
学者の物理学にはない現状です。
しかし、かれらがとんでも扱いするものの中に私はいくつも画期的なめぼしいものがある気
がしています。主流アカデミズム学者が頭から間違いと決めつけて無視しているため、主流
アカデミズム科学だけが正しいと思い込んでいる学徒・弟子・アマチュア物理好きらが右に
ならえでネットでとんでも、えせ、ペテン師攻撃ばかり繰り返しています。
御自分で試してみてやっぱりとんでもだったというならまだわかりますが、頭から現代科学
知識に反しているのでそんなものはとんでもだと「近視眼的に」決めつけているだけなので
すが・・・傑作なのは「俺はこういうことをちゃんと知っている。とんでもなことを言ったり支持
する奴はこんな基本的な科学も知らない馬鹿だろう」と勝手に思い込んで決めつけている
ことです。馬鹿馬鹿しくて本当に笑っちゃいます。
だからこそ、私は原子力発電の完全代替エネルギーなどいくら政治家が旗振っても今の
日本では出てくるはずがないと極めて悲観的になっています。
日本の学者達は海外で主流にならない限り、頭から否定してやろうともしませんので。
政治家もこういう硬直した日本の科学者の意見に従うのではなく、学者自身が予報はでき
ないと考えている地震研究やいつまでたっても学者の口で予想した実用化がどんどん遠い
先になっていく熱核融合炉研究費の一部でいいからだめもとでこういう非主流派的な市井
の研究の正否確認だけにでもさいて欲しいと思います。どうせ、硬直した現代科学者の頭
からなど補完的にしかならない不安定な現在出て来ている発電以外の画期的なものなど
でてきようがないのですから。
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