"The Suppression of Inconvenient Facts in Physics"
ネット漁っていましたらある方のサイトの関連サイトとして
The Suppression of Inconvenient Facts in Physics
というのがありました。
すっかり英語読解力が衰えていて知らない単語が沢山でてくる情けなさから読み
こなせてはいませんし、Bingやgoogle翻訳では余計に意味不明にでわかりにくい
のですが、このサイトは"Scientic Mistery"というところにあり、このタイトルは
『物理学における不都合な事実の抑制』というような意味でしょう。
冒頭に、
Textbooks present science as a noble search for truth,
in which progress depends on questioning established ideas.
But for many scientists, this is a cruel myth.
They know from bitter experience that disagreeing with
the dominant view is dangerous -especially when that
view is backed by powerful interest groups.
と書かれています。
「教科書は犯すことができない真実を提供しているとされている」がこのことは
多くの科学者にとっては『残酷な神話』であること、それは特に権威グループに
支持されている場合、支配的見解に反論することがいかに危険なものであるか
を苦い経験から知っているためである・・・というような意味でしょう。
そして、常温核融合、相対性理論、ビッグバン理論などであまり一般に知られて
いないのではないかと思われる論文なども紹介されています。
ビッグバンについては観測結果よりこれに反対したarpが蒙った仕打ちなど有名
な話も紹介されていますが、何よりも私がこのコーナーを作る目的であった不信
感を抱いている相対性理論では私の知らなかった論文が二つも紹介されていま
した。
一つはなんと1960年代のもので、当時、レーダーにより測定された金星と地球
間の距離データ解析結果は相対性理論のそもそもの『仮定』である相対速度もC
というのに反してC+Vの方が合致しているという主張の論文でしたが驚きです。
既にこの論文の著者は亡くなっていますけど、なぜこういう主張が消えうせたのか
私には不明です。しかし、ネットで『相対性理論は正しい』として反相対性理論者
を物理も知らない低脳者扱いしている方達はこういう論文があった事実を御存じ
なのでしょうか・・・
もう一つはGPSの権威の学者が相対性理論補正値とは一次オーダレベルでは
近いが完全には一致していないとして独自理論を出されたというものです。
私は前の方のarticleで「GPSを相対性理論の実証のような主張がされているが
GPSを開発した米国陸軍の研究者がそう言ったのではなく、相対性理論学者が
そう主張しただけ」というような主張を書きました。で、まさにGPSの権威がこの
ような主張をされているということは注目に値します。
ネットで「相対性理論に反対する人にはカーナビを使ってもらいたくない」などと
書いていた輩がいますが、彼はGPSの権威のこの主張をどう考えるのでしょう
かねぇ・・・
ま、恐らくこういう異端説は科学の歴史において十分な根拠なく排除もしくは無視
されてきたのだろうと思うのはしがらみがないフリーハンドの私のようなアマチュア
だけでしょうか・・・
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