天狗棚(1240m)

(2006/08/11)




map_1 予定を変更して娘と2人で高地
の涼しさを求めて出かけてきま
した。
駐車場が1000mくらいの所なの
で高低差は200m程度でしたが、
色々と疲れてしまいました(^_^;)

いつものようにグリーンロード
国道153号線国道257号線
と進み、今回は初めて県道80号
に入りました。この道は完全に山
の中を走るもので、途中一車線に
なるものの車の往来が極めて少
なかったです。
登山口は2箇所あるんですが、私はガイドブックの地図やいつものDLする1/25000地図に
記載されている方の登山口を選びました(ガイドブックの説明は違う登山口からですが)。
ところが思い違いして行き過ぎてしまい、途中でUターンして戻ってきました(^_^;)
登山口は面の木園地という所にあります。しかし、この面の木園地、店も何もない場所で何
が園地なのか不思議な気がしました。ガイドブックの説明の登山口側が第一園地で駐車場
もありますが、ほんとんど駐車なしでがら〜んとしてました。秋ならお客あるのかもしれませ
んが・・・このハイキングコースだけのためのものかもしれません。要するに今回のコースは
ハイキングコースですが、ガイドブックではレベルbでした。後述の1箇所のためかも。
それにしても山なのに「天狗棚」とは不思議な名称です。実際は1240mの天狗棚と稜線で
結ばれた三角点がある1229.3m1200高地(天狗の奥宮)の二つの山地域です。


map_2 私が選んだ登山口には駐車場がなく、駐車スペース
に止めました。
もうここは地図上では1040mの高地です。
右に向かう林道を少し登り左に回りこむとそこに登山
口がありました。少し登りましたら休憩所があり、
ここで一服(^_^;)。その先にも朽ちてこけむしている
テーブルとベンチのある所を過ぎますとやがて黄色い
鉄製の急階段が現れました。この階段を登り、少し又
登ると再び階段が右手に登るようにあり、この階段は
先で左側に直角に折れ、そこからまた長い急階段に
なっていました。階段を登り終え、更に少し進むと、
天狗棚展望台につきました。ここは今回のハイクで唯
一展望が望めた所です。東側〜東南の奥三河の山々
や眼下には奥三河の集落、道路が眺められました。
景色を堪能していましたら、大きな昆虫採集ネット
もった老年と中年の方がこれから私達が進む方向からいらっしゃいました。挨拶をし、山の
名前を聞かれましたが、唯一前に登った山と遠くにある愛知県で一番アルパインに相応し
い私は未踏の山くらいしかわからずそれだけは説明しました(^_^;)。で、すっかり勘違い
していて私達がこれから行く所から帰って来たものと思っていましたらどうやら別の登山口
から登ってきただけとわかりました。
尚、なぜか展望写真は空の色がおかしな色に写ってしまっていましたので掲載は割愛しま
す(^_^;)
Phot_1 Phot_2
         駐車場所・登山入り口          すぐにあった休憩所
Phot_3 Phot_4
         鉄製階段          天狗棚展望台から先

ここからは右上の写真にある青い小さな階段を登った後は少し急な上り坂となりました。
途中に手を使わないと登れない小さな岩があり、今日も超スロー歩きの娘を待っていまし
たら、先ほどの2人に抜かれてしまいました(^_^;)。
もっとも娘は彼らの登りを見ていて真似してましたので補助不要でしたが。
登ってからは見晴らしはありませんが、気持ちのいい稜線歩きとなり、やがてすぐに天狗
標識に到達。
Phot_5 Phot_6
         こんな所を登り・・          気持ちよい稜線の道
Phot_7 Phot_8
         天狗棚標識(1240m)    道の左はブナ原生林、右は針葉樹林

ここには三角点はない。ただ、ネットの個人サイトではどこが天狗棚かわからなかったと
言う記述がありましたが、ちゃんと標識がありましたので後で作られたのか見落としたの
かのいずれかでしょうね。ちなみに標識の手前にベンチがありここでまた一服しました。
稜線をたどり、更に先に進みました。ここから一旦下り坂になっていました。
やがて道の左側はぶな等の愛知県でも貴重な原生林となっていました。右側が針葉樹林
でしたのでその対称がおもしろかったです。
やがて、帰りに辿る予定の沢登りコース標識が左手に見え、更に進みますと分岐の表示
が。ここで右手にとり急登をがんばって登りましたところが1200高地(別名:天狗の奥山
となっていました。ここには三等三角点以外何もなく見晴らしもありませんでしたが、周囲
が疎林となった広場になっていました。
Phot_9 Phot_10
         三等三角点          1200高地

私達はここの林の中で携帯座布団を引き、いつものようにストーブを取り出してゆっくりと
ランチを楽しみました。最近のスタイルで持参手製おにぎりとストーブでお湯をわかしての
ミニカップヌードル、それにコンビニで買った漬物。食後は再びお湯を沸かしてコーヒーを
楽しみました。真夏ですが、さすが1200m高地は比較的涼しかったです。

ここで「誰も来ないね」と言いながら1時間ほど休憩。今日は急ぐ用事もなかったですから。
急登を下る途中、今日二組目の方達(中年夫婦)に出会いました。さて、いよいよ、沢上り
コースへと右折しました。このコースは1/25000地図には記載がありませんが、ガイドブック
には記載がありました。しかし、やっぱり沢沿い歩きは大変ですね。変化に飛んでいて大変
おもしろい道でした。途中で道が沢の中を通ったり、固定ロープがたらされた小さな岩場ま
でありました。
Phot_11 Phot_12
         標識          道は沢の中へ・・
Phot_13 Phot_14
         小さな岩場(上部)          小さな岩場(下部)

岩場は写真ではなだらかに写っていますが、上から見ると急です(^_^;)。先日始めて鎖場
降りた私はこんな固定ロープ頼らずにおりようと考えましたけど、途中、一箇所だけどう
しても足場がない部分があり、そこだけロープを両手で握っておりました。後は足場もあ
って簡単でした。
ここが終わると目の前に県道80号線が。で、登山道は橋の下をくぐる階段に続いていま
した。
Phot_15 Phot_16
     県道80号の橋の下をくぐる          堰堤?

やがて道は教育センター方面との分岐に。ここを左にとったんですが、沢と井出川という
川の位置関係が私の頭の中でごちゃまぜになり、この道でいいのかと不安を感じながら
も先を進みました。このへんはガイドブックの地図とはどこか不一致な感じでした。

やがて、歩んでいる道方向に矢印でB・OLコースという標識が現れました。で、左手に
入る道があったのですが、そちら向き標識は壊れてしまっていました。でも、ガイドブック
にAコースというのが記載されていましたので、絶対これだと確信し、正しい道を歩いて
いると安心しました。
そして、ついに県道80号に行き着きました。ここはガイドブックでは面の木第一園地と
記載されている所で。道路の右手に有料の茶臼山高原道路料金所が見えました。
ここでトイレ休憩し、ここにある登山口からまた登りです。ここから天狗棚展望台まで
登ってその先元来た道を下りで歩き、車まで戻ってきました。
Phot_17 Phot_18
     県道80号に行き着きました          面ノ木園地

それにしても私の¥4000近くもしたスケール付コンパス、なぜか壊れてしまいました(:_;)
それで沢登りコースでとまどったというわけです。買い直しです・・・
ちなみに安価だった高度計初めて持参しましたが、ちゃんと動きましたよ(^_^)。
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