鹿島山・大鈴山ミニ縦走

(2006/06/25)




map_1 今日の天気予報は午前中曇、午
後雨でしたが、昨夜急に思い立
ち、朝雨が降っていなかったので
また奥三河に低山ハイクに出か
けてしまいました(^_^;)
ただ、前日に十分準備しておらず
デジカメ用交換バッテリーは準備
したのに、肝心のデジカメを忘れ
てしまいました(^_^;)
それで、やむおえず携帯で写真
をとるはめになり、少ししか写真
ありませんし、解像度も低いです
(^_^;)

今回も行き先は奥三河。愛知県は奥三河・東三河に比較的高い山が集中してますので。
ま、愛知県は最高峰でも長野県との県境にある茶臼山が1415mであり、せいぜい1000mそ
こそこですが。

で、今回の目的地は北設楽郡設楽町にある鹿島山と近傍の大鈴山のミニ縦走です。
いつものようにお弁当用意し、ナビをセットしていざ出発。奥三河方面で定番の猿投グリーン
ロードを経て国道153号線へ。で、ナビは予想に反し、途中香嵐渓のところで、右に入れの
指示。あやうく通り過ぎかけて丁度広場があったのでそこでバックして右の道に入りました。
国道420号線です。案がなかったので「あれれ???」な感じ。実はこの道は以前、何度か
走った道でしたが、もうすっかり忘れてました(^_^;)。
この道、最初はずっと上下で2車線ある道でしたが、途中から一車線のみのすれ違いが嫌
な狭い道になりました。そして記憶がある所に・・・以前、これでも国道なの?と思ったどこか
の庭に入っていくんじゃないかと思うような狭い場所を通り、やがて三叉路。ここで左折。国
道257号線に入りました。国道257号線は国道153号線を先に進んだ稲武町信号右折で
何度も入った道ですが、逆から入りました。そして、懐かしい田口の町並みが見えてきました。
町の中の大田口信号を右折(ここを右折するのは初めてです)し、国道473号線に入りまし
た。ちなみに国道420号線を走っているとき、途中右から国道473号線の表示があり、あ
れれ?・・・結局、国道473号線はまずは途中から420号線と複合し、そして次に257号線
と複合するようです。
右折して走っているうちに和市地区に。そしてガイドブックに写真があった東海自然歩道の
掲示板が左手前方に見え、その手前に駐車場(草生えてる(^_^;))がありました。で、車は
1台もなし。ガイドブック記載のバス停らしきものもなく、間違えたかなってちょっと心配にな
りましたけど、右手前方には人気の岩古谷山がで〜んとあり、また東海自然歩道の表示も
そのままでしたので「そうか、今日は天気悪いからだな」と納得。

map_2 さて、いつものように軽登山靴
に履き替えて2人とも買ったば
かりのおニューのザックを背負
いいざ出発。ここで駐車場右の
東海自然歩道表示板左の細い
登山口から登るのかなと思い
ましたら、方向板の下に鹿島山
・大鈴山は左方向の矢印が・・・。
あれれと思い、ふとプリントアウ
トしてきた個人サイトの文章を
見ましたら川向こうの道を入る
と・・・で。行きましたら確かに
表示があり、そこの農家の庭を
かすめるように登り始めました。
途中の池葉守神社までは東海
自然歩道のため、階段が整備
されていました。でも、案に
相違して結構な登坂でした。

案に相違してと言うのは個人サイトでは緩やかな登り道とあったからです。急登ではあり
ませんが、緩やかではないです(^_^;)。
すぐにお墓があり、舗装した林道に出ました。これを横切り、更に杉林の中を登りました。
今度は未舗装の林道に出、右の方に登山道が続き、更に進みました。で、どの辺だった
かもう忘れてしまいましたが、土管灰皿がある休憩所があり、ここで煙草を一服(^_^;)
右手の沢の音が消え、曲がり角に休憩所まで150mの表示。この休憩所は水のみ場があ
るとのことで楽しみにしていた所です。テーブルもあり、水のみ場の水は冷たくおいしかっ
たです(^_^)。ここから池葉守神社まで80mとありました。そして登るうち、ぼこっと林道に
出て左手林道の反対側に池葉守神社の鳥居が。小さな階段を登るとそこにこじんまりと
した神社が現れました。神社自体も左手の社務所も閉じられていました。神社裏には大
きなご神木がありました(あまり使わない携帯の写真ですので不明瞭ですが(^_^;))
Phot_1 Phot_2
       水のみ場        池葉守神社のご神木

ガイドブックにはこの神社にトイレのマークがありましたけど、前に裏切られてましたの
で半信半疑。そしたら、トイレボックスが囲いされて1個ありました。でも何か張り紙が
あり嫌な予感・・・そうしましたらちゃんとドア閉めてくださいという注意書き。ドアも無事
にあき、トイレットペーパも整備されてました(^_^)。娘が先にすませ、つぎに私。
元々は私はそれほど近い輩じゃないのですが、どうもすぐに催してしまいます(^_^;)。
駐車場の片隅で立ち○ョンしてきたのに(^_^;)(^_^;)。ちなみに神社広場は草むらでした。
神社の右手にある広場から右手に林道が始まってました。で、どうもこの道は下り坂・・・
あれれ、登山道は??。少し林道を下りかけてふと後ろを振り向きましたらなんとそこ
に登山道指示票がありました。小さいので見落としてました(^_^;)

東海自然歩道は林道左手方向になっていますので、いよいよここからは東海自然歩道
ともおさらばで鹿島山登山道の始まりです。ここからは階段はなく九十九折の急登にな
りました。相変らず周囲は杉林。そのため滑るような落ち葉がないだけ下りでは助かり
ましたが。ふうふう言いながら登っていくとやがて上のほうに稜線の明るさが見えて来ま
した。そして、突然稜線につきました。右手は大鈴山方面の稜線。そして右手すぐに大
きな岩があり、そこが鹿島山頂上(912m)でした。ここは三角点はありません。
岩に座りしばし休憩。水筒の水を飲んで、煙草を一服です(^_^;)。ここは木立の中にあり
見晴らしはなし。

次はいよいよ稜線をたどり大鈴山へのミニ縦走です。すぐに比較的急な下り坂を下りまし
たが、目の前には又登りが・・・。この稜線には小さなコブがいくつかあり、その小ピーク
の上またはピークすぐ下の右側を巻いて道が進むなどアップダウンの繰り返しです。
稜線はいわばやせ尾根状態で狭いですが、岩場でないので怖さはありませんでした。
方向音痴の私・・・最近はコンパスをポケットに入れており、コンパスと地図を眺め東北
から東の方向に進んでいるのを確認して歩きました。途中、岩があったりして一瞬道が
消えたりしてましたが、それでも間違えるような感じはなく無事に過ぎ、踏み跡も明白で
赤いリボンは小さなケルンもどきもあってそういう意味では安心して歩けました(^_^)。
で、なかなか平山明神山への一級難路との分岐が現れてこず道間違えたかなと下り坂
で心配してましたがコンパスではちゃんとまだ東からやや北方面へ歩いていることが
わかり、間違いのないことを信じて歩きました。そしてやがて、笹の中に・・・。
ここを過ぎてからやっと方向道標が現れ、右手に急坂の道が。これが平山明神山方面
の上級者用一級の難路です。当然そちらはやり過ごし、そのまま直進。最後の急登を
登ったところが狭い大鈴山山頂でした。何もなく中央付近に二等三角点がぽつんとあり
ました。ここまで普通の人の2倍以上も時間がかかってしまい、お昼に。もう雨がぱらつ
き初めてましたが、まだ東側に明神山(だと思う(^_^;))が見えたりしてました。で、空腹
でしたので、すぐに片隅に携帯座布団を敷き、お弁当・水筒・水・ストーブなどを取り出し
昼食の準備です。お湯を沸かし始めたのですが、もう残り少なくなっていたガスは途中
でなくなり、火が消えてしましました。それで予備のやつを出して再び点火。まずは娘に
コーンスープを作ってやり、私はペーパードリップでコーヒーをいれました。
おにぎりなどをほうばり、ゆっくりと食事を楽しみましたけど、もう遠くの山々にはガス
がかかりかすんで見えなくなりました。
それにしても、今回も頂上は私達だけ・・・今日のこの山は私達だけだったようです。

Phot_1 Phot_2
     鹿島山山頂    大鈴山の二等三角点(1012m)

雨も少し多くなり、ガスも出てきたりしましたので、早めに帰りの出発。何度も登坂の
度にまだ鹿島山じゃないのかと少しうんざりしながらアップダウンを繰り返し、やっと
鹿島山山頂の岩が見えてきたときは、もう下り坂だけとほっとしました(^_^;)
どんどん下り道をおり、やがて下に上り口そばの水田が見えてきたときはほっとしま
した。駐車場には隣に1台止まっていました。多分、岩古谷山に行かれたんでしょう。
今回登った山よりは標高は低めの山ですが、岩山であり人気があるようです。私は
高所恐怖症のため、行こうと言う気がまだ起きてませんが(^_^;)(^_^;)(^_^;)

帰りは行きとは道を変え、257号線に右折してずんずん走りました。以前、よく車で
来た名倉高原地帯を久し振りに懐かしく感じながら快調に走りました。

ところで、地図サービスからDLした地形図ですが、この登山記書くまでずっと思い
違いをしてました。道が描かれているんですが、川との位置関係がおかしいと思い、
おかしいなぁと疑問に思ってました。で、はたと了解・・・地図に描かれた道は違う
というのが正解でした。どうやら登り初めだけはこの地図に記載がないということで
した。低山は地形図には登山道など描かれていません。東海自然歩道はあるので
すが林道と東海自然歩道などの区別が今一なので。ガイドブックないとどこ歩いた
らいいかもわからないんですが、ガイドブックの地図が間違っていることもあります
し。で、最近は低山といえどコンパス必需品になりました。

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