碁盤石山

(2006/05/06)




map_1 水曜日に続き、また低山ハイクに
でかけてきました。
今回は先日の岩伏山に近い場所
にある碁盤石山(1189.4m)です。

登山口は先日より更に国道257号
線を先に進んだ東納庫(ひがしなく
ら)
地区から町道名倉・豊根線の細
い道に入っていったところにありま
す。

猿投グリーンロード〜国道153号線〜国道257号線は先日通ったばかりの道。朝早かったので
快適なドライブ。速度が出すぎるのを抑えるのに苦労しました(^_^;)(^_^;)。
先日と同様、稲武にある道の駅「どんぐりの里」でトイレ休憩&煙草を一服。今日も早かったた
めかまだお店は開いていませんでした。
その先の短いトンネルを抜けるとすぐに稲武の交差点(前は別の名前)があり、ここを右折、前
や後ろについていた他の車は全て直進(長野県の飯田市方面)し、右折したのは私の車だけで
した。

進むうちに前方の山はガスがかかっていて空は曇り空。一抹の不安を抱きながら先に進みま
した。先日の西納庫地区を通り、更に257号線を先に進みますと、やがて東納庫地区に入り、
右側に名倉CCに向かう道が現れたので注意深くその先の左側を眺めながら先に進みました
ら、民家の間に町道表示が現れました。登山口がある町道307号線です。全く車は走っていま
せん。
ここを左折し、山沿いに点々とある民家を左に見て(右は田んぼ)進むとやがて山の中に入り
ました。地図を頭に入れていましたので、地図では大きなヘアピンカーブ(実際はそのようには
感じませんでしたが)を通り、次のカーブでそろそろ登山口がと左側を注意しながらゆっくりと
走りましたら、左側にガイドブックなどの写真通りの登山口が現れました。で、駐車場所を探
して少し進みましたらすぐの所に2台くらい置ける奥が行き止まりの山道みたいな場所があり
ましたのでそこに車を止めました。ガイドブックやネットで調べたら駐車場はなく、こういう2台
くらい止められる場所が登山口の先に2箇所くらいとあり、駐車への不安から早く家を出たん
ですが正解でした。後で戻ったら隣に1台止めてありましたので。
Phot_0 Phot_1
 岩伏山山頂から見た碁盤石山(でしょう(^_^;))          登山地図
Phot_1 Phot_2
         登山口          町道と駐車場所

前回おろして今日が2回目のトレッキングシューズ(軽登山靴)に履き替え、いざ出発。
上の写真の手すりのある所から階段で登山開始しました。すぐにガイドブックなどに記載の
ありました木製のつえが置かれてありました。私達はトラッキングポール(スティック)を所持し
ていますが、たまたまふらっと立ち寄った時などにこの心遣いは嬉しいものですね(^_^)。
ひのき林の中を低い階段を進みますと、すぐに二つ、せせらぎにかかる小さな太鼓橋が現れ
ました。
Phot_3 Phot_4
         杖のお出迎え          小さな太鼓橋

低い階段を進むうち、前に「胸突坂」の看板が現れました。ここから右方向に行く階段は
確かにこれまでよりは急になっていました。地図でも等高線が少し密になっていて、急坂
であることは想定できました。ま、でもここの階段はよくあるような異様に各段が高いとい
うことはなく私にとってはたいしたことはありませんでした(ネットでそのように書いてある
のがありましたがその通りでした)。この登山道での一番の急登というだけでしょうか。
ま、長さもそれほどでなく200段強でしたが。
ここを登りきったところには無粋な青色のベンチと複数の土管灰皿がありました。私はここで
一服です(^_^;)。
更に進むとアスファルトの道に出てしまいました。ここは林道だそうで、左手が車止めされて
いました。
Phot_5 Phot_6
   無粋なベンチのある最初の休憩所          林道に出ました

林道を横切り、更に登山道を先に進みました。登り始めて少したってからぱらっとした天気
で先ほどの休憩所の青色の壊れかけのベンチは濡れていましたが、空がだんだん明るくなり
一安心しながら、それでも景色どうかなと思いながら先を進みました。やがて上が鳥の形の
道標みたいなのが道の左側に現れ、「七尋石」の看板が前に現れました。左を見ますとぞう
あざらしのような岩があり、ここにも例の無粋な青色のベンチがありました。
Phot_7 Phot_8
         不思議な道標          七尋石

道の両側が笹に覆われた雑木林をどんどん登っていくとやがて「天狗の庭」という行程中で
一番の見晴らしのよい所に出ました。天気は回復していて西納庫地区や山々が見渡せまし
た。ここは白い作りつけ長椅子がいくつか置かれていました。お昼はここでと決めました。
隅には山つつじがきれいに咲いていました。ここにはその昔、碁の勝負に負けた天狗が悔し
さあまり碁盤をひっくり返したという伝説のある「碁盤石」というのがありました。
Phot_9 Phot_10
         天狗の庭表示板          碁盤石

頂上はまだ先なので休憩もそこそこに更に登ると、錆びた鉄骨だけ残った休憩所跡と壊れて
使用禁止と書かれていた便所が現れた。更に先を急ぐと、山頂と間違う平らな休憩場所が現
れました。間違わないよう、頂上方向を示す立て看板がありましたが、赤矢印が消えかけて
いてよくわからん代物でした。ここでまたまた一服していよいよ頂上に向かいました。木々
の間から三角形の頂上付近は見えていました。で、ここから一度下り階段になっていました。
この階段は段差が大きくちょっと下るのには脚の負担が大きかったです。
そして下りきったところから急登になりましたが、それほど時間はかからず頂上に到着しまし
た。ここはあまり眺望は望めないと本にありましたが、それでも一部は眺めることができまし
た。一角には丸太つくりのベンチがありました。二等三角点は頂上表示板の下にありました。
Phot_11 Phot_12
      木々の間から見える山頂          頂上表示板
Phot_13 Phot_14
         二等三角点          丸太造りベンチ

さて、戻りはスティックを出し使いました。くだり階段が厳しいためです(^_^;)。
昼食を予定している天狗の庭まで戻る途中、行きにはよらなかった下り道では左手にある
富士見岩のところから東方面の山並みを眺めました。
そして天狗の庭です。誰も来ていませんでした。11:00前でしたが・・・。
お弁当を取り出すと共に、例のクッキングストーブを取り出しました。で、今回は幸い一発で
自動着火できました(^_^)。壊れていたわけではなかったようです。
私はコーヒー、娘には卵スープを作ってやりました。とにかく誰もいませんでしたので一番眺
めのよいベンチを独り占め。眺望を楽しみながらゆっくりと昼食をとりました。
やがて、カメラをかかえた高校生くらいの男の子がひょっこりと現れ、挨拶しながら景色を
写真に収め、飛んで下りていきました。その後、夫婦登山者やちょっと登ってみたという服装
の三人連れ(おばあさんと父子)が現れました。

本によれば実質高低差320m程度で往復1時間45分と書かれていたこの山、例によって
遅れがちの娘につきあってのゆっくり登山と休憩場所ごとで登山となりました(^_^;)。
ま、先日の今年最初の低山ハイクとなった岩伏山より高度は高いものの、非常に登りやす
い山でした。手持ちのガイド本ではグレードBとなっていましたが初心者・ファミリー向けとい
ってもいい山でした。

先日もそうでしたが、今日も猿投グリーンロードの瀬戸市側の終点からの道で白バイに御用
になっている車を見ました。猿投グリーンロードは有料道路ですが高速道路でなく制限時速
50km/hなんですが守っている車一台もなく遅いのでも70km/hで走ってます。で、100km/h
以上で走っている車も多いみたいですので、張っているんでしょうね。
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