道樹山〜弥勒山

(2005/11/19)




map_2 寒くなりましたが、今行かないとそろそろ行け
なくなると思い、又、里山歩きに出かけてきま
した。
今日の目的地は愛知県(春日井市)と岐阜県
(多治見市)との境にある標高436.6mの弥勒
。HPで見たルート(標高429mの道樹山
ら尾根伝いに大谷山を経て弥勒山まで行く
もの)を歩くことにしました。このルートは東海
自然歩道
になっています。

地図を見たら車ではそれほど遠くない(名古
屋の隣、春日井市だから)のと駐車場は悠々
とおけるという情報からゆっくりと車ででかけ
ました。今日も守山区志段味地区を通るため、
前回寄ったコンビニでおにぎりを買うと決めて
でかけました(今回はお昼のおかずは朝作りましたけどね(^_^;)

県道15号線を走り、新東谷橋信号で左折。新東谷橋を渡って春日井市に入りました。こ
の道は初めて通る道でしたのでボイスナビをセットして言われるとおり走りました。私の
ナビは7年前の古いもので、新しい道があると不都合があるのですが、今回はばっちりで
した。高蔵寺ニュータウン内の道を通り、県道53号線に左折してほどなく車を駐車する
都市緑化植物園につきました。知らなかったんですが、ここは思わぬいい所でしたので、
次はここだけに来ようと思いました。
Phot_1 Phot_2
   植物園は紅葉真っ盛り    植物園の池の中に紅葉の木が
さて、道樹山への登山口はこの植物園から少し南に行ったところから左に入った先にあ
る細野キャンプ場からです。
Phot_3 左手に今日登るのはあの山だなと柔らか
い晩秋の日差しをあびた紅葉の山(左の
写真)を眺めながら、少しだけ県道53号
線を歩いて南下。写真風景は典型的な里
山風景ですよね(^_^)。
すぐに左手に細野キャンプ場の標識があ
り、左折。前方を県道沿いの駐車場から
出てきた老夫婦が歩いていましたので彼
らについていけばいいなと(^_^;)。
住宅地内で家の庭角に方向板が設けら
れていましたのでそれに従いまずは左折、
続いて右折、更に左折。

少し坂道を上がると左手に秋葉神社が。で、ここで植物園で入手した地図では二手に分
かれていて、どうしようかと迷っていたら、追い抜いて行った人達はそのまま直進して行
きました。でも、まだぐずぐずしていたら老人から声をかけられ、道を聞かれてしまいま
したので、「私も初めて来たので」と地図を見せて、皆さん、このまま先に進まれました
よと言いましたら、ご老人もじゃぁそちらに行きますと先に歩いて行かれましたので地図
では合流するようでしたし、プリントアウトしておいた個人サイトの案内文を見直しました
ら直進がよいとのことでしたので私達もやっと決断して直進することにしました。
上り坂の山道でしたが、ほどなく老人に追いつきました。で、そろそろ不動の滝があると
考えていましたらほどなく不動の滝という看板が。で、少し左手の谷川に降りる所があり、
谷川の上に板が引かれ座るところもありました。で、肝心の不動の滝は・・・滝というには
あまりにも小さく、今日は水が少ないのかちょろちょろって感じでした。
写真は失敗のため(設定ダイヤルが動いてしまっていましたので(^_^;))無しです(^_^;)。
ご老人は地元の人でしたがここは初めてだそうで、この先は頂上まで50分と書かれて
いましたよと話をしましたら、もう70歳だからとてもあかんという感じで戻っていかれまし
た。別れ際、「頑張ってください」と声をかけていただきました(^_^)

不動の滝からは右手の階段を登り、先に進むとどうしようかと考えていた道と出会いま
した。そこからが大変でした(^_^;)。まずは垂直に近い短い階段があり、延々と上に続く
登り階段。途中で追いついた方から、一番きついところを来ていると言われてしまいまし
たがあと少しで道樹山(どうじゅやま)だよと言われほっとしました。
Phot_4 Phot_5
       登り始めの階段    上り詰めた所(道樹山頂上はあと一歩)
やっと平坦なところに出てそこには何もない(以前はベンチとかあったような)建物が
ありました。で、頂上はこの先、あとちょこっと登った所。お堂のような建物があり、
先ほど声を掛けて追い越して行った人が縁側に座ってお茶を飲んでいました。「ここが
頂上」とぽつり。私「見晴らしないですねぇ」と言うと、「弥勒山はいいが。大谷山も少し
見えるよ」との答え。ま、やっと429mの道樹山に登りましたので後は尾根伝い歩き。
ここで道は二手に分かれていて右側直進方向は前回訪れた岩屋堂方面まで東海自然
歩道が延々と続いています。私達は弥勒山が目的地なので左手に進みました。

すぐに急な下り坂になりました。これではまた、登りじゃんとちょっと憂鬱になりました。
また上り坂になりましたが、すぐにまた下り坂・・・大谷山はまだ先でした。
Phot_6 Phot_7
       大谷山標識    大谷山から春日井方面を見る
ここでも先を譲った先ほどの男性がまだいて他の方と会話されていました。私は遅れ
勝ちな娘が近づくのを時々立ち止まって待っていたりしましたのでかなり遅れたはず
でしたけどね(^_^;)。

さて、後は今日の目的地である眺望がよいとの情報を事前に得ていた弥勒山だけで
す。少し急な所があるとのことでしたが、確かにここも頂上に行く直前に急な階段の登
り道がありました。前を小さな子を連れた家族が歩いていました。ちょっときつかった
ですがあの子に負けちゃいかんとばかり頑張りました(^_^;)
で、やっと436.6mの弥勒山頂上に(^_^)。両側とも眺望がよい頂上で、ベンチや見
学小屋がありました。人が結構来ていました。休んでいたら風が強く、急に寒くなりま
した。皆ここで昼食をとっている人が多かったです。私達もここで昼食に。熱いお茶を
持ってこればよかったと朝起きたときに判断失敗をくやみました(^_^;)。小さな携帯コン
ロで固形燃料で火を起して食事の用意をしている方、500ml缶ビール2本も飲んでい
る方など色々といらっしゃいました。携帯コンロは先日スポーツ店で買おうかどうしよう
かと迷いまだまだそこまで本格的にやるようなベテランでない初心者だからととりあえ
ず断念したやつでした。今のような寒くなる季節だと便利そうですねぇ・・・欲しくなって
しまいました(^_^;)
Phot_8 Phot_9
       弥勒山直前の急な登り階段        弥勒山標識
Phot_10 Phot_12
       頂上にあった紅葉        弥勒山眺望
食事を終え、しばらく眺望を楽しんだ後、下り道へ。同じ道でなく別のルートで降りる予
定でしたので先の道へ。ところが、それらしい曲がり角に下る近道林道が左手下方面
に続いてこれは違うのかなって迷ってしばらく佇んでいたら、後から来た人がそこを曲
がって降りていきましたので結局、続いてそちらに左折してしまいました。歩くうちに予
定したルートと違うことに気がつきましたが、どうせ降りるのだからま、いいかって今更
急坂登って戻る気力もなくなり、そのまま進みました。やがて平坦な比較的広い道に出
てしまいました。植物園から弥勒山だけ登るにはこのコースだろうと思いました。
道はゆっくりと下り坂で進んでいて、途中、アスファルトの所さえ出てきましたので車が
通るのかなって思いましたが、そのうち道幅が車で通るにしては少し狭くなりましたので
あらはなんだったのかな?って疑問を感じました。
やがて、右手に細い降りる道が見えてきましたが、直進方向の方がメインルートに見ら
れましたので進んだところ、なぜか少し登り坂になり間違えたのかと少々不安になりま
した。そうしましたら前方に行き止まりの標識が!やばいって思いましたら右手に道が
ヘアピンカーブで折れていました(^_^)。そこは左手に下りてくる道があり、子供を含む
家族の声が・・・。私達はこの急階段を急いで下りました。やっと植物園まで下りてほっ
としましたが、どこにいるのかわからず(^_^;)。道を歩いて行きましたら駐車場がありま
したがこれは私が止めたところと違うところ。で、池などを右手に眺めながら歩いて行
きましたらやっと車を止めておいた駐車場に着きました。2時を過ぎていました。

ウォーキングシューズを買って里山歩きを始めてから意外なことに若い頃すぐ駄目に
なる山登り(こんな低山でもですよ(^_^;))ができるようになり更に後で足が痛くないとい
う不思議さを今回も経験しました(^_^)
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