岩屋堂〜岩巣山

(2005/11/3)




map_2 昨日は今日はまた里山歩きに行こうと
決めていたんですが、朝起きたら曇り
空でちょっと暗かったのでやめようか
なとちょっと躊躇してしまいました。
しかし、やはり行きたいという気が勝ち
結局はでかけました(^_^;)
行き先は里山が色々とある(すでに2
箇所徘徊紹介済み)瀬戸市の東部に
あって紅葉の名所である(一昨年まで
知らなかったですが(^_^;))岩屋堂と
いう所とそこから東海自然歩道で行く
(途中からはずれますが)岩巣山でした。
瀬戸市には県道208号国道363号線経由で市街地に入り、そこから国道248号に。
ナビをセットしていたので迷わずに行けましたが・・・。瀬戸市東部の品野町の交差点を右折し
て県道22号線に。途中、岩屋堂という矢印に従い、左の細目の地方道に入り、そのまま進む
と岩屋堂のある集落に到着しました。で、やはりまだ紅葉はこれからという状態。そのためか
駐車場もがらがら。今日は無料駐車場に悠々停める事ができました(^_^)。
map_2 いつものようにザックをかつぎ、いざ
出発。ここは初めてではないのです
が、先にある東海自然歩道を歩くの
は初めてです。これまでは山歩きは
完全に敬遠していた私でしたから(^_^;)
駐車場は鳥原川をクランク状の橋
を渡った対岸にあったので、橋を
渡って右折。すぐに左に入る登り道
に入りました。ここを入ってすぐに
岩屋堂があります。

岩屋堂は文字通り岩で作った祠です。
ちなみにネットで調べると他県にも
岩屋堂という名前はあるんですねぇ。
岩屋堂の左側にせせらぎがあるので
すが、丁度岩屋堂とせせらぎの間に暁明の滝という表示があり先に進みました。滝はすぐに
現れました。滝の傍にザックを背負ったおばさんが三人ほどいて、俳句か何かを口にしていま
した。
Phot_01 Phot_02
   鳥原川沿い〜紅葉はまだ少し         岩屋堂
Phot_03 Phot_04
        暁明の滝方向表示         暁明の滝
さて、東海自然歩道は岩屋堂の右の小道から始まりです。
すぐに小さな赤い鳥居がいくつかありその中をくぐると竹林がありました。竹林を通ると急な
石段が行く手に現れました。あらかじめ調べてあったので苦手な階段も心の準備はできてい
ました(笑)。
Phot_05 Phot_06
   赤い鳥居をくぐり抜ける    竹林の中を歩む

ここで、ザックに縮めて入れておいた先日購入した安物のハイキング用スティックを取り出し
ました。結局、こんな安物でも登り・下りとも大変役に立ち助かりました(^_^)。
ずっと続く登り階段でしたが、途中に巨岩がいくつかありました。
Phot_07 Phot_08
    続く急な登り階段    道のそばにそびえている巨岩

やがて階段が終わり、展望台に出ました。ここには木造の展望台があるんですが、朽ちて危
険になったのか、封鎖されていました。ベンチが二基置いてありましたが、そこからは眺望が
悪いので木立を避けて眺望を楽しみました。遠くは少しかすんでいました。
Phot_09 Phot_10
        展望台の広場        展望台からの眺望

さて、ここから先はアップダウンはあるものの穏やかな尾根の道になりました。
Phot_11 しばらく行くと休憩所がありましたが、あるサイト
で間違った表示板があるとの記述がありました
ので見ましたら、記述以後になされたのか手書
き修正板が打ちつけてありました。また方向板
の上には写真のようにバケツがかぶせてあり、
かかしのような感じでおもしろかったです。

熊笹の間を歩き、小さな谷川の橋を渡ると道は
右に曲がり、しばらくせせらぎの左沿いに道が
ついていました。小さいながらもこんな高い山
の上で谷川に出会うとは夢にも思いませんでし
たので川好きな私には嬉しかったです(^_^)
やがてまた橋があり、この小さなせせらぎとも
お別れしました。
Phot_12 Phot_13
        笹の中の小道        小さなせせらぎを渡る橋

やがてまた木の階段が現れ上り坂に。そして、上ったところにベンチが二つある休憩所が
ありました。ここで一服。書き忘れていましたが青のジャージの高校生と思われる集団が
先を抜けていきました。男子生徒でしたがちゃんと挨拶する子が大半でとても感心しました
(^_^)。ところで里山歩きするようになり、大変嬉しく感じているのは見知らぬ人が挨拶して
くれることです。やはり、自然に接すると人間は優しく心穏やかになれるんですね。
Phot_14 Phot_15
        再び現れた階段        元岩巣山頂上付近

この休憩所は元岩巣山にあり、頂上は右手に本の少しだけ行った所にあり、当りは花崗岩
がくだけて白くなっていました。眺望のよい頂上は丁度1つの家族が来ていてシートを引い
てくつろいでいたので、眺望だけを楽しんでそこでの休憩はあきらめました(^_^;)
ここで11:30過ぎていて丁度おなかもすいてきましたので、ベンチで食事をすることにしまし
た。毎度、コンビニおにぎりですが(^_^;)(^_^;)
尚、この元岩巣山ですが、標高は499mです。低山ですが、私にとってはこれまでの里山
歩きでは最高点でした。でも、地図に名前があるのは次の最終目的地の岩巣山。完全に
勘違いしていて480.5mの岩巣山の方が100mくらい高いと思い込んでいたので、登り
でなく下りがあったことに驚いた私でした(^_^;)。

さて、高圧線の下をくぐり先に進みました。やがて分岐点が現れました。ここが岩巣山への
分岐だろうとは思いましたが方向指示板には公式な説明がない・・・よく見ましたら誰かが
その杭の一部に傷つけた形で岩巣山方面と書いていてくれましたので安心して進めました。
ここからの道は東海自然歩道とは離れますので、道が雨水の流れでくぼんでいたりしていて
くだけた花崗岩の道でしたから滑りそうでやばめでした(^_^;)。
やがて前方すぐに左側に高圧鉄塔がある山の頂上付近が見えましたのであrが岩巣山だろう
と想定。で、道を進むうちにあっさりと岩巣山頂上標識と三角点のある小さな広場に到着し
ました。前方と左手に道があり、左手側から人の声が。そちらに行きましたら眺望がよい所
のようでしたが、若い男性三人が食事中でしたのでその岩場まで行くのはやめました(^_^;)

Phot_16 Phot_17
        岩巣山?        岩巣山頂上標識

さて、後はまた下山で駐車場への戻りです。朝9:00過ぎに家を出たのですが、ここで0:30
を過ぎていました。しかし、山の階段って登りよりむしろ下りの方が辛いですねぇ。
結構段差の大きいのがあり、足や腰に来ますね。私はなるべく階段横隅の所を歩くように
したり、スティックでささえたりしながらゆっくりと降りました。
途中、瀬戸大滝0.7kmという表示がある分岐点につき、往きとは違う道をとそちらを選んだ
んですが、ひどい目にあいました(^_^;)。こちらは本当に段差の大きい急階段の連続で登る
のも大変だと思いましたが下るのも苦労しました。で、ひどい目というのは最後のところで
すべってしまいしたたかにお尻を打ってしまいました(^_^;)。立ち上がれるかと心配したくら
いです。幸いたいしたことなくてよかったですが。ま、そのおかげですっかり思い違いをして
しまい目的の瀬戸大滝を見損なってしまいました(^_^;)(:_;)

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