常念岳(2857m)

           [北アルプス](2008/9/13・14)


【国土地理院1/25000地図】信濃小倉・穂高岳
【参考ガイドブック】あこがれの名山ルート&難所ガイド
          新分県登山ガイド 長野県の山


常念岳
                 (登山道途中から)
8月に初めて北アルプスの稜線上の山(北の俣岳)まで登りましたが、いよいよ前から
登りたいと思っていた北アルプスのメジャーな山常念岳に行ってきました。

実は今回が私には時期的には三連休でもあり、10月は雪になるため今年のラストチャ
ンスと思っていましたので、事前の天気予報はまたしてもあまりぱっとしませんでしたが
決行しました。金曜日夕方予報では比較的よいと思っていた土曜日は曇ときどき雨。
曇ときどき雨の予報だった日曜日はなんと晴れました(^_^)。

ただ、アルプスの山々はガスがかかっていて山頂からの眺めは駄目でしたけど、帰りに
なんと神様が微笑んでくれて、常念乗越で下山前に休憩してましたら突然ガスが晴れて
槍ヶ岳から大キレットまでの稜線がばっちり見えました(^_^)。雨の中を登った甲斐があり
ました(^_^)。

登山口からの累積標高差が1600mもあるので私には無理かなと思いましたが山小屋泊
で二日間かければ登れることがわかりほっとしました。

尚、常念岳は穂高から槍ヶ岳と連なる3000m峰の稜線と梓川を挟んで東側に連なる常念
山脈の雄で、日本百名山の1つです。NHKの「日本の名峰」でも放映されました(実は
DVD所有しています)。南に蝶ヶ岳があり、常念と蝶の間の稜線は穂高連峰の格好の展
望台で人気があり、今回も多くの方がそちらに進まれました。
本当は私もそれがあこがれなんですが、それだと二泊必要なのと車の問題で今回は諦め
ました(^_^;)。

ところで驚きましたが、さすが北アルプス。9月なのに山小屋(常念小屋)は満員御礼。
団体さんが沢山宿泊されていました。

往路

map
                 豊科ICから駐車場までのルート

今回も前日出発で駐車場で車中泊しましたので、実質二泊二日です(^_^;)。

春日井ICから東名〜中央道〜長野道を通り豊科ICで降りて、カーナビに従い、国道
147号へ右折、すぐの信号で左折し県道459号線に入り西に。そして、地方道に入り
ました。やがて、ゲートがあり、そこから一ノ沢林道へ。道は狭くなりましたが舗装され
ており助かりました。途中、左手に空地があり、そこがPかと思いましたけど何も標識
がないため先を進みましたら駐車場案内矢印があり左下側が駐車場でした。

で、金曜日でもあり、もう9月だからと高括ってましたら、かなり停められていて驚きま
した。何とか中ほどに空いている場所を見つけそこに停めました。

到着は22:30頃。途中のコンビニで買って来た350ml缶ビールを飲み(なかなか寝付
けないため眠り薬(^_^;))夜食のサンドウィッチやつまみを食べました。そして、いつも
のように座席をフラットまで倒してタオルケットかけて寝ることにしました。実はもう寒
いかと思い毛布を持ってきましたが不要でした。

2.山歩き

map
                登山ルート

[一日目]
4時頃目が覚めました。もう準備をされている方がみえました。

買って来たおにぎりを朝食に食べましたが、まだ暗く早いのでしばらく車の中にいま
した。朝到着の車が何台か入ってきました。5時半過ぎてやっと明るみ始めたので
準備を始めたところ「雨か」という声が。ありゃりゃです。どうしようかと思いましたが
上の方の峰には日が差しており虹も出ていましたので決行することにしました。

しかし、それにしてもガイドブック記載通りで、駐車場から登山口まで歩くにはきつい
舗装道路で登り道ですからねぇ・・・。ガイドブックでは15分くらいとありましたが私は
もう少しかかった気がします。

やっと前方に一ノ沢登山指導所が見えて来ました。朝早いのにもう沢山の方がいま
した。雨がやまないようなのでここで、ザックカバーをつけました。そして、登山届け
をポストに入れました(今思い出しましたが2週間前の予定のままのを出してしまい
ましたので日付が間違ってました(^_^;))。

便所は満員で並んでましたのと珍しく催さなかったので諦めました。

ガイドブック地図によればここは標高1323mくらいです。

一ノ沢登山指導所
        一ノ沢登山指導所(右側)前には早朝から沢山の人が・・(前方は便所)
登山口標識
                奥にある登山口の標識
ここでもたもたしてましたので、当初予定より大幅に遅れての出発。
前二回でだいぶ慣れてきた私の強力な友−ダブルスティックを手に歩き始めました。
最初から辛かった舗装の林道とは違い、緩い登りでいつも通り最初は快調(^_^;)。

道はずっと一ノ沢沿いになっていて左側に沢の音が聞こえました。

すぐにトチの大木の下に祭られた山ノ神に到着しました。(写真失敗で山ノ神の写真
はありません(^_^;))

トチの大木
                山ノ神が下に祭られたトチの大木
しばらく歩きましたら右手に池があり、古池という表示がされていました。

この登山道のよいところは一本道で迷うような所がほとんどないのに表示が沢山あ
り楽しめたことです。そして一ノ沢に流れ込む枝沢が多く、水には不自由しないとい
う最大の長所がありますが、逆に大雨のときは危険です。昨年、一ノ沢林道が大雨
で一部が崩壊し、長い間駐車場まで不通になっていたようです。

やがて、沢を渡り、王滝ベンチという所に着きました。DVDで「冷たい沢の水を飲ん
できつい登りに備えましょう」とのアナウンスがあり、楽しみにしていた水場はここに
ありました。どこにあるのかなぁと思っていたんです。
樹木の間を流れる小沢がここで道側に流れ落ちまた少し道に沿って流れ下っていて、
樋がつけてありました。コップで2杯も飲んでしまい、水筒と500mlペットボトルに詰め
ました。丸太のベンチは道の左側、この水場の正面とすぐ先右側にありました。

水場
                王滝ベンチのそばの水場
王滝ベンチ標識
                王滝ベンチ標識。常念小屋まで3.6km
登山口からここまで約1時間半かかりました。

やがて烏帽子沢に出て丸太橋を渡りました。ここはほぼ中間地点です。またも休憩。

烏帽子沢標識
                烏帽子沢標識では後2.9km
沢沿い(一ノ沢左岸−上流から見て左側)のため、沢に近い所では上の方に人が休
んでいるのが見えました。あそこで休憩したいという誘惑にかられながら登りました。
笠原沢の出合を過ぎ、やがて一ノ沢の河原に出、ここから右手に急階段で登る
突八丁
が始まりました。ガイドブックなどでは唯一危険箇所とされているところです。
その先ではロープが張られた崖沿いの福助落しというところを通りました。

胸突八丁
                丸太の急階段で始まる胸突八丁
福助落し
                ロープが張られた福助落し
尚上の写真曇っているのはガスでなくデジカメレンズに水滴がついていたようです(^_^;)
私にとってはそれほど怖い場所ではありませんでした。丸太階段はきつかったですが。

しばらくして、丸太橋がありここで多くの方が休憩されていました。一ノ沢の源流で、今回
やっと一ノ沢を渡ったことになります。

私も橋を渡ったところで丁度座り易い岩を見つけ越を下ろして休憩しました。
烏帽子沢以降、レインウェアパンツも履いた為、ズボンに入れた携帯が取り出せず、もう
時間は無視(^_^;)。人が休憩されているのを見て休んでばかりで・・・

ここのすぐそば上部に最後の水場がありました。一ノ沢ではなく小沢でホースが取り付け
てありました。王滝ベンチ水場の水ほどは冷たく感じませんでしたがここでも水を汲みま
した。

最後の水場標識
                最後の水場は一ノ沢源流渡ったすぐ上
ここからは左手にジグザグの急登です。ゆっくり一歩一歩登りました。

やがて、左上に常念岳が見える場所のベンチがあり、休憩されているのを見て私も
ここで腰をおろしてしまいました。結果的にあとすぐに常念乗越到着だったんですが。
誰かがあと15分くらいといっていたのですが、ここからすぐに常念乗越に到着しまし
た。これならあんなところで休憩しなければよかったと・・・(^_^;)

常念乗越
                常念乗越到着
常念乗越
                常念乗越
とにかく是非訪れたかった常念乗越に着きましてもう大満足の私でした。

本来なら前に北アルプスのランドマーク「槍ヶ岳」が見えるはずですがガスで駄目。
最初から諦めていたんですけどね(^_^;)。

常念乗越は思ったより広い場所でした。そして先に見える赤い屋根の常念小屋
一目散。

常念小屋
                赤い屋根の常念小屋
常念小屋玄関
                常念小屋の玄関
受付で宿泊カードを書いて・・・今日は宿泊客が多く、畳一畳に二人。寝具はシェラ
フとの説明。青い夕食・朝食・弁当券をもらいました。夕食は第二回目17:50から。

朝食はフリー。弁当はパンセットとの説明を受けました。

案内の方に靴を渡して袋に入れてもらい、部屋に案内してもらいました。部屋は2階
の22号室。靴は靴箱の丁度上の右隅が空いてましたのでそこに入れてもらいました。

それでも間違えられないように雨と汗でずくずくになった帽子(今回はハット)を上に
置きました。ザックは廊下の部屋の前に置きました。

部屋は定員12名の正方形の部屋でしたがこんな狭いところに12名かぁと・・・

9月なら連休でも少ないと思ったんですがあてがはずれて満員御礼。団体が沢山来て
いたようです。ま、それでもここは団体以外は予約不要でしたし、山小屋は有人でも
本来避難小屋ですから宿泊拒否はないので混雑は仕方がありません。昨年の予約要
の白山の山小屋とは違っていました。

早速、テレビの置いてある談話室に行き、まずは生ビール枝豆セット(¥1000)を購入。
で時間を見たら13:00をかなり過ぎていて・・・なんと到着まで6時間以上もかかりました(^_^;)。


途中休憩でパンで昼食とったんですが夕食まで時間があり小腹がすいたこともあって、
常念うどん(なんと¥900です(^_^;))を食べました。

常念うどん
                常念うどんです。山菜うどんですね。
その後、談話室の外にある喫煙所に。ここで1時間以上も過しましたが一期一会が
あり楽しい一時を過すことが出来ました。横浜の方、岐阜県の方、それに広島から
約30人の団体でいらっしゃった方達と色々と語り合いました。

これまで登った山と異なり、さすがアルプス。日本各地からの団体さんが登ってき
ておられ、その歩みを見てずいぶんゆっくりだなぁと思いましたが、広島からの方
達によればやはりかなりゆっくりで休憩も多いらしく、それでも予定時間ぴったりの
到着だったそうです。あれなら私でもついていけそうです(笑)

時間もたっぷり・・・その後部屋で壁にもたれてしばらくうとうととしていました。
やがて同室の方達が次々と入ってこられ、結局11名が同室でした。夕食前にまず
されはふとんを敷いておこうということになりザックを部屋に置かれていた方は外に
出されました。皆の総意で、頭を反対側にすることにしました。自然に各人の場所
決はまりました。全くいざこざもなしに・・・。入り口は自らここでよいと言われた方が
いましたから。11名でしたので1つ通り道できましたしね。私は彼のコンビの方の
隣にしました。

ちなみに私の部屋は3人パーティ1組、二人組が3組、そして単独が私含めて2名
でした。

2番目組の食事アナウンスがあり、食堂に急ぎました。私にとっては夕食はおいしく
ご飯のお代わりもしました。3杯食べた方もいましたが(笑)。

夕食後は談話室も一杯。喫煙所は自炊場と一緒のため自炊パーティが占領でする
ことがなくまだ6時台でしたが早々とふとんに入りました。しかし私にはこんな時間で
は全然眠られません。しかも寒いと思っていたのに暑くなりましたので山シャツと
フリーズセータを脱ぎ、Tシャツ1枚になりました。シェラフも途中までジッパー
下げ、また体の上のほうもシェラフから出しました。

少しはうつらうつらしたのか、気がついたら消灯時間過ぎていて廊下の灯りだけが
ついていました。そして私の隣の方がシェラフ持って出て行かれました。朝廊下で
一人だけ寝ておられた方がいましたが彼だったかもしれません。

おかげで少し窮屈感が薄れたのかそれからすぐに寝たようです。

[二日目]
朝目が覚めましたら4時でした。もう騒々しく多くの方達が起きてみえました。
1階に下りましたらもうザックかついで外に出て行く方も。

朝食は整理券がもらえるようで食券を出したらもう2回目5:50とのこと。まだ1時間も
あるなぁと。このとき一緒に弁当(小さなポカリスェット、手作りパン1個、カンパン
みたいなのが3〜4個とジャムなどが入っていました)も貰いました。
朝食時間間に合わない方達は朝食の代わりにこの弁当を貰っていました。ちなみに
弁当は¥1000もします。

時間があるのでまた喫煙所に行きましたら昨晩ここでお会いした方にまた会いまし
た。部屋は12名定員一杯だったそうです。

で、「晴れましたね」と言われ、空を見ましたらなんと星空(^_^)。雨の中を登った甲斐
ありました。ただし、槍はまだ見えないとのこと・・・諦めてましたがそれでも残念だと
心の中でつぶやきました。

朝食は嬉しいことに時間が前出しになり5:30から呼ばれました(^_^)。
朝ごはんも私にはおいしかったです。
団体が先に呼ばれそのあと一般客です。私の隣は小学生の男の子でその前にその
母親が。後で聞きましたら昨日も頂上まで登られたとか。

靴を履き、ザック担いで乗越に出ましたら、ガスの間に槍が!(^_^)。すっきりしては
いなかったものの全く見えないものと諦めてましたのでこれでもよかったとこの時点
ではとにかく満足でした。すぐに雲の中に隠れてしまいましたが。

しばらく昨日は行かなかった東北角のアンテナのある少し高見の所に登ったりしてま
したが、東側安曇野の方はすっかりガスの中にあって見えませんでした。

昨日喫煙所でお会いした団体の方が今から出発ですとおっしゃって登って行かれ、次
の女性集団の方が登り始められた後、6:40頃やっと常念岳頂上に向って出発しました。
八合目
                乗越から見えるのは八合目
八合目までは九十九折のがれた道をゆっくりと前について登りました。詰まっていた
ため意思とは無関係に立ち休みになり、頂上まで約400mの急な道でしたがそれほど
辛くはありませんでした。

このような本格的な森林限界のがれた道はほとんど初めてでしたので、そこでも踏み
跡があるのは初めて見る光景でした。

ただ、小さな岩場もあり至る所で赤丸印や×印、黄色い矢印がありました。一度踏み
跡たどって正規道から少しだけはずれてしまい元に戻るのもなんだったので岩を踏み
ハイ松をまたいで正規の道に戻りました。所々道が2箇所あったり下ってくる方達は
道からはずれた部分を歩かれたりしましたが、小岩部分でずるずると滑りそうになっ
た方もいました。

下の写真は少し登った所から常念乗越を見下ろしたところです。

途中から見る乗越
                もう常念小屋がはるか下に
岩がごろごろしている八合目に着きましたら右先に頂上が現われました。

件の団体さんはここで一休み。私は1分くらいの立ち休みで先を急ぎました。ここからは
ほとんど直登の道。上を見るとくじけそうになるため、前だけ見て登りました(^_^;)

三俣への分岐を過ぎ、一登りでついに岩がごろごろした頂上到着です。狭い頂上のため
団体さんが来たらどうなるの?という声が・・・。

常念岳頂上
                岩がごろごろし小さな祠がある常念岳頂上
快晴なら前面に見える穂高連峰はガスがかかり全容は見られませんでした。
ま、岩ばかりの狭い頂上のため少々怖かったこともあり先まで歩けませんでした(^_^;)
頂上では同室だった方に会いました。

左手前方下には蝶ヶ岳への稜線が眺められましたがそこまではかなりの急勾配で怖
そうでした。団体さんは頂上先の少しだけ低い方に行かれました。

穂高は駄目でしたが北のほうは少し見えて、乗越の反対側にある横通岳をトラバース
して大天井岳に向う登山道がはっきりと見えました。人影は見えませんでしたが。

大天井岳方面
                横通岳をトラバースして大天井岳に向う道
写真調べてましたらちゃんと大天井岳も写っていました。そしてガスの中ですが、
遠くにある水晶岳、野口五郎岳も一部が見えていました。

登る人に道を譲ったり、避けて脇の岩の上を歩いたりしながら思ったほど怖い思いは
しないで乗越までおりてきました。9:30過ぎの到着でしたから休憩時間入れて3時間
でした。ガイドブックによる登りのコースタイムは1時間らしいのですが、一列で前に
ついているため、無理じゃなかなと思いました。でも、団体さんの歩みってそんなもの
なんですねぇ。体力がなくいつも遅い私より先に出発してかなり後に頂上に到着されま
したから。その後は常念山脈の稜線を蝶ヶ岳まで歩き蝶ヶ岳で泊りだとか。

ところで私が常念乗越に戻り、しばらく弁当のパンの1つを頬張るなど休憩していまし
ら、「槍ヶ岳見え出したぞ」との声が・・・。おお、ガスが消えだしたではありませんか。
本当に運不運がありますね。登った甲斐がありました。ばっちりあのとんがった山が前に。
そしてそこから左、北穂高岳まで目前に見えて来ました。

槍ヶ岳
                槍ヶ岳と穂高に続く3000m稜線
しばらく至福の時を過させてもらいました(^_^)。

10時が過ぎ、スパッツをつけて、名残り惜しいですけどいよいよ下山開始しました。
下山も遅い私、何時に着くかなぁと思いながら・・・。

無事に唯一厳しい箇所の胸突八丁を越え、思ったより早く最後の水場に到着。ここで、
またカップで水を飲み、ペットボトルに水を汲みました。そして丸太橋の手前で一服。
登ってきて休まれていた女性の方が水場云々とおっしゃっていましたのですぐ上ですよ
と指差して教えてあげました。彼女は「やっぱり。沢の水飲んじゃった。大丈夫かな」と
ぼやいていらっしゃいました。これはガイドブックなどで写真見たり場所を調べたりしな
いとわからないです・・・通り過ぎたすぐ上ですからねぇ。下からは見えないので。

ここでもパンを1つかじりました。

烏帽子沢まで下りてきてまたザック下ろしての休憩です(^_^;)。ここで下りでは見たく
ない高度計見たらまだ1800mくらい・・・ここから登山口まで2時間との表示が。

ちょっとがっくりしました(^_^;)。

休憩中に五人に抜かされました。登ってきた若者男女4人パーティがここで昼食休憩に
入ったのを塩に出発することに。

ちっとも例の水場のある王滝ベンチつかないなぁと思いながら歩き続けてやっと1時過
ぎに王滝ベンチ到着。ここで、烏帽子沢休憩中に先に行かれて途中で休憩に入られた老
人が先に行かれました。そして結局飲まずに終わりましたがまた水を水筒に補給です。

で、ここになんと「登山口まで1時間半」という表示が・・・「ええっ?」。

こりゃいかんとばかりここからは歩みを早くしました。そのためか先ほどの老人に追いつ
き更に後ろから走るように下りて来て抜かれた方の先にこれまた追いついた中年夫婦が立
ち休み(奥さんがスティックに顔をつけて苦しそうでした)されたのを追い抜き、結局、
王滝ベンチから50分で登山口に到着しました。

しかし、ここから駐車場までが思いの他遠く辛かったです(^_^;)。
やっと車に辿りつきTシャツを着替え、汗まみれの頭をタオルで拭き帽子を別のに変えて
くつを履き替えていざ帰り道。

ちなみに停まっている車のナンバー、皆遠いところばかり。さすが北アルプスです。

この駐車場広くない(30台分くらい)ため、下の空地そして駐車場までいくつかある路肩
にも沢山止められていました。

2箇所SAに寄り、土産買ったり飲み物を仕入れた上、渋滞があったりで家には18:30頃
へとへとになって帰り着きました。

で、今朝は一週間前の日帰り登山でまた痛めた左ひざがすごく痛んでます(:_;)。下りで
ちょっと飛ばしすぎました(^_^;)

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