(三つ瀬)明神山(1016)
[愛知県・奥三河](2008/4/5)
【国土地理院1/25000地図】三河本郷
【参考ガイドブック】こんなに楽しい愛知の130山
お天気がよかったので三週連続でまた山歩きしてきました。今年三回目の山歩き先は、
県内奥三河にある明神山。同じ奥三河に二つ明神山があるので、区別して三つ瀬明
神山とも呼ばれている方の山で、東栄町にあります。
ちなみにもう1つの山は平山明神山とも呼ばれているものですでに一昨年に登っていて、
アップ済みです。
この山、県内にあって一番人気の山で、岩場、鎖場、梯子が連続する山です。
いつかは行きたいなとは思っていたのですが、鎖場がいくつかあるということと、途中
馬の背岩という幅が狭く両側が切れ落ちているという岩の上を歩くためスリルがあると
いうのを目にしてましたので、高所恐怖症気味の私がバランス崩さずに歩けるかどうか
心配もあって先延ばししてきた山でした。
で、たまたま息子に話をしたら付いて行ってもよいというので彼の気が変わらないうちに
と急遽決めた行き先です(^_^;)。息子はほとんど山歩きしていない(興味がない)輩です
が、アスレチックには子供のときから興味を示してきたのと以前、もう1つ鎖場がある県
内の岩小谷山についてきてくれたときに鎖場はひょいひょい昇り降りしよったのでもし
立ち往生でもするようなことがあれば手引きしてもらおうなんてアホなこと考えての誘い
でした(^_^;)
結果的にくだんのスリルはなぜか私は全然感じませんでしたけどきつい登りが多く、又
は〜は〜ぜ〜ぜ〜のよれよれ山歩きになってしまいました(^_^;)
1.登山口までの往路
今回もカーナビ任せで名古屋ICより東名高速で豊川ICまで走り、そこから国道151号
線で東栄町まで。本郷トンネル手前にあった明神山登山口標識にしたがって左折し、
奈根川に沿ってしばらく三つ瀬集落方面まで町道(?)を走りました。
途中で案内板見ていた方がいたので私も車の中から見ようとしましたら「道を知っていま
すか?行ったんだがよくわからんので」と聞かれました。で、私も知りませんと答えとにか
く行ってみますと川沿いの狭い山道を走りました。
やがて、路肩の少し広くなったところにぽつんと一個、トイレボックス(何というのかよく知
りませんが工事現場などにあるやつです(^_^;))が・・・。そして1台駐車していました。
しかし何も案内板らしきもののなし。
で、きょろきょろしてましたらくだんの男性の車が来て私の後ろに止めました。
しかし、ガイドブックの記載と全然違うので、更に先を進みました。で、登山口の看板が見
えてきたのですが、そばに駐車場らしきものが全然なし。おかしいなぁと思いましたが、先
程のところしか車を止められそうな場所もないので苦労して何度も切り返して車の方向を
変えて先ほどの駐車スペースまで戻りました(^_^;)。
ちなみにこの駐車スペースはせいぜい3〜4台しか置けない場所です。ガイドブックには南
登山口(今回登りに使用した三つ瀬登山口のこと)の看板写真が広場らしき地面と共に掲
載されていて、更に8台くらいの駐車スペースがあると書かれていたので、きょろきょろ状
態でした。どうやら、そういう場所がなくなってしまったみたいです。
ひょっとするとガイドブック記事に間違いがあって他の登山口と混同したのじゃないかなと
まで疑ったんですけど、ネットで検索したら、2000年くらいの記事では登山口のそばの
駐車場云々というのがありましたから、やはり以前はそういう場所があったみたいです。
川のそばなので、台風か何かで流されてなくなってしまったのかもしれません。検索して
みたのですが、その辺のことは見つかりませんでした。
駐車スペースは後、2箇所ほど路肩にありますが全部合わせても7台分くらいしかなさそ
うです。人気の山なのに・・・
ちなみにこの山、一般登山口が3箇所あるようです。ネットサーフィンしていますと、これら
とは別のマニアックな世界とも思える登山口からの登山記事も目に付きます。荒らされたく
ないからPRしないという話も目にしますので色々とあるかもしれません。
尚、私のカーナビ地図はまだ集落がある途中からこの道が消えてしまっています。そして、
1/25000地図では今回止めた駐車スペース付近から先、破線表示になっているのに、先ま
で簡易舗装がされてはいます。車1台程度の狭い幅の道ですが(写真参照)。
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登山口近くの道路 |
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隅にポツンとトイレのある駐車スペース |
2.山歩き
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登山ルート |
今回は最近日帰り山歩きに使用している45Lザックにしました。そして30Lザックは息子
に貸してやりました。30Lザックはもう1つあり、45Lは少し大きめなんですけど、この
ザック、購入時に店員さんがフレームを私の体形に合うように調整してっくれましたので
しっくり来ていたからです。ま、でも久し振りに担いだのでちょっと重かったです(^_^;)
今回の私の45Lザックの中味は・・・コースタイムが短めで本来は不要ですがいつも常
備しているツェルト、お天気がよく不要のはずですけどこれも常備しているレインウェア
フリーズセータ、ストーブ&燃料ガス、クッカー、シート、武器袋(箸、小スプーン等の他
にペーパードリップコーヒー、シュガー、ナイフ等入れてます)、水筒そして雨蓋の中に
常備のヘッデン+予備電池、ウインドブレーカ、軍手、ファーストエイドキット等です。
今回お湯沸かしようの水ボトルは1L用2個とし息子に持ってもらいました。
尚、食料はそれぞれ分けて入れました。家からはみかんや朝作ったゆで卵を入れてき
て、コンビニで買ったおにぎりなども出発前につめました。
まずは林道を登山口まで歩きました。遠かった気がしていたんですが結構すぐに登山
口に到着。写真を撮ったりしているうちに後から出発されたくだんの単独男性が来て
先に出発されて行きました。息子も写真を撮っていた私より先に出発して行きました。
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南(三つ瀬)登山口看板 |
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登山口にはこんなものもありました |
私もいざ出発。まずは奈根川上流の沢の渡渉からスタートです。
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沢の渡渉からスタート |
で、どうも1/25000地図と道が合わない・・・1/25000地図の登山道は一部間違いがあり
ます。地図ではここから支尾根を登るようになっていますが、これは間違いでその先に
ある谷を登ります。ガイドブックの概略図も谷を登るようになっていました。しかし、私は
途中まで中途半端に1/25000地図見ていたために思い違いをし、ちょっと上に見えてい
る所が支尾根でまずはそこまで登るものと思ったんですけどね(^_^;)。でも中々尾根に
着かず、谷のゴーロというかサレ場を歩くところもありました。実はこの思い違いが遠因
の1つとなり、こんな間違いを犯したのは多分私ぐらいという道迷いをしてしまいました
が・・・
途中で先に出発した息子が待ってくれていたのでそこから先、私が先になって登りました。
寝不足で辛かったんですが、とにかくまずは尾根に取り付くまではと撮影で立ち止まる他
は休まずゆっくりと黙々と登りました。
そして約230mくらい登ってやっと尾根に到着。三つ瀬峠とガイドブックに記載されている
場所です。
で、ここで大変な思い違いをしてしまいました。この登った最後の部分が二俣になってい
て左側に登りつきました。そうしましたら、右手にはロープが張ってありました、で、ここで
すでに1/25000地図の道と異なっていたため頭が少し混乱し、更に地図の方向を完全に
逆に見てしまい、反対方向に緩やかな尾根が続いていたためにそちらが正解と思い込ん
でしまいました。そして見えている小さなピークまで少し歩きましたら・・・続きの道がない
よく見ましたら右側急な下り方向に黄色の杭がありましたので、変だなと思いながらその
急坂を息子を先に行かせて恐る恐る下り始めました。そうしましたら先に下っていった息
子が杭がもうないと。で、やっぱりおかしいぞと戻ることにしました。
そうです、三つ瀬峠で完全に逆方向に曲がってしまったんです(^_^;)。ロープ側が正解の
道でした。急坂の登り返しでない体力を余分に使ってしまいここで20分以上もタイムロス
してしまいました(^_^;)。
実はロープの向こう側に登りつけばこういう思い違いはしなかったんですが・・・
どうも高見が見当たらないのでおかしいなぁとは思っていたんですけどね(^_^;)
で、三つ瀬峠に戻ったらちゃんと道標もありました(^_^;)(^_^;)。二合目。
それにしても間違えて少し進んでしまったくだんの道ですけど、川合方面とありましたけど、
あの道らしき道でないところなんですかねぇ。1/25000地図には破線が示されていますが。
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二合目表示板 |
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さて、すぐにネット記事で見た大きな岩の壁が左手に見えてきて道は緩やかに右側(西側)
にカーブしていました。しばらくは西方向に進みます。
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見上げる岩の壁 |
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情報では2合目から先、梯子や鎖場が続くとありました。覚悟の山歩きです(^_^;)
地図を見ますと標高700mあたりから800m付近まで等高線が密になってますからこの当
りでしょう。
そして、小さなフィックスロープが現われました。で、「ん?鎖でなくこんなん?」と思いま
したがこれは序の口でした(笑)。
先に行く息子が、「間違えた」と・・・。最初の鎖場、スタンスが少なそうな丸く上にカーブ
した一枚岩(白っぽく石みたい)に鎖が垂らしてありました。息子が間違えたと言ったの
はすぐ左側の巻き道(それでも急でフィックスロープが垂らしてありましたが)を鎖に気が
つかずに登ってしまったということでした。
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最初の鎖場 |
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これまで鎖場を下りたことはありますが、登ったことはなく、またこんな形の岩の鎖場は
初体験でしたから、登れるかなぁと少し弱気の虫が持ちがありましたがとにかく体験しな
ければと登ることにしました。上の方でスタンスが小さく重めの荷物で後ろに引っ張られ
そうな気がして内心ははらはらどきどきものでしたが何とか登りきりました。
公園にあればたいしたことがないやつかもしれませんが、下は急坂ですから落ちたら大
変ですのでね(^_^;)。それにしても、鎖にたよらずに三点支持で登ろうと思ったんですけど
ホールドもたいしたものがなくやむおえず片手は鎖をつかみました。
尚、ここで邪魔なスティックをたたんでザックの側面に入れたためちょっと時間を費やし
てしまい、結局、この先、先に行った息子には頂上まで追いつけませんでした(^_^;)
やがて前方に岩肌が見え、そこを左方向に曲がりましたら右側のこの岩壁にへばりつく
ように出来ている左側が切れ落ちた道の先にネット記事で見た鉄の梯子が見えて来ま
した。実はネット記事でのこの梯子の写真見て何かへんてこな梯子だなぁと思い、実物
見るのを密かに楽しみにしていたんです(^_^)
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岩壁にへばりつくように設けられた鉄梯子 |
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この鉄梯子は上でロープで固定されていました。登る分には怖さはありませんでした。
道はやせ尾根で、大きな岩がごろごろしていました。
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やせ尾根道の岩 |
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もう一箇所、低い木の梯子があり、また確か巻き道のない鎖場があったはずですが、後者
は記憶が薄れてしまっていて、また木の梯子もどの付近にあったか失念しちゃいました(^_^;)
やっと5合目の表示が・・・まだ、5合目かぁと。
やがて道はやや平坦になりほっとしながら歩むうちに6合目への登りが始まりました。
そしてふ〜ふ〜いいながらやっと六合目(912m)到着です。
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六合目 |
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ここは乳岩(ちいわ)登山口からの登山道との分岐点です。
乳岩(ちいわ)登山口からここまでの道は鎖場・梯子はないのですが、距離があり、又最後
の方は胸突八丁と名づけられているようできつい急登になっています。
尚、途中にはクライミングのメッカである鬼岩というのもあります。私は距離と急登というこ
とからこの登山道を避けたのですが、私にとっては三つ瀬登山口からの今回の登りは大変
辛いものがあり、実は登山口〜六合目はひどく時間がかかってしまいました(^_^;)
ここでザック下ろして10分以上も休憩してしまいました(^_^;)。なおここまでに先に既に駐車
されていた方が下山されてきました。
さて、いよいよ、コースタイムで60分と道標に書かれていた明神山までの道です。
すぐに下り坂。912mの六合目から1016mの明神山まで単純標高差は約100mですが、小さな
アップダウンがありましたので累積はもう少し大きくなります。道は基本的にはやせ尾根
で岩がごろごろしており、横を巻いたり、岩の上を越えたりしました。
やがて、6合目で休憩中に抜いて行った乳岩方面から登ってきた男性二人・女性一人の三人
パーティの声が聞こえてきましたので「おっ、この道最初の鎖場かな?」と・・・。そうし
ましたら大きな岩の下で三人が小休止していました。そして順番に鎖をつかんで岩の上へ。
ネット写真で見ました鎖場でした。
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六合目からの最初の鎖場 |
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これはスタンスもきちんとあり、片手で鎖はつかみましたけどたいしたことありませんでし
た<私にとって。
やがてまた2合目から先にあったのと類似の形の鎖場があり、へたれの私はここはそばの
巻き道を登りました(^_^;)。あの形の鎖場は精神的に苦手です。
そしてすぐに三つめの同様の鎖場が現われました。ここは巻き道がないので仕方がなくそ
こを登りました。
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こういう鎖場は苦手です |
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写真ではたいしたことがないのですが、結構急で、ホールド・スタンスが上の方でちょっと
曖昧です。
ここを過ぎ、後ははらはらどきどきの馬の脊岩を残すのみ。やがて、岩と端の方にかかる鉄
梯子が見えて来ました。
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馬の脊岩と鉄梯子 |
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これと同様の角度から写した写真をネットで見たとき、梯子を登りきった所でよろけて向
こう側に落ちてしまうのではと恐れていました(^_^;)。
で、完全に杞憂に終わり、また、高度感があってスリルがあると書かれたり、四つんばい
で歩いていた人がいるなどというのまで目にしていたため、今回一番心配していたこの岩
の上の道・・・それでもネット写真見ると狭い道とあっても全然そういう感じがしなくて何か
変だなぁと思っていたんですけど、行ってみたら「な〜んだぁ、全然広いじゃない」って感じ
で軽い(?)高度恐怖症の私なのにぜ〜んぜん怖くない(笑)。
左側は垂直に切れ落ちているようでしたけど、右側はそれほどでもなく木が生えていましたか
らと1.5m幅は私にとっては思った以上に広かったからです。
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馬の脊岩の上 |
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昨年途中で気力が萎えて敗退した山では2mくらいの間ですけど、本当に両側が岩のがけ
で切れ落ちていて1mくらい幅しかなく怖い思いをした経験がありましたのでそういう所かな
と「父さんはもっと怖いところ経験しているからだろう」と言ってました。そうかもしれません
ね。尚行きは先を急いでいましたのでここで景色を楽しみませんでした(^_^;)
ここを過ぎましたらいよいよ明神山頂への急登が始まりました。岩が多く大変疲れてしまい
休み休みゆっくりと登りました。途中で後ろから人が来たので先に行ってもらおうとしました
が、私も家内を待って休んでいますので先にどうぞと言われてしまいました(^_^;)
そして、やっと橙色の山頂展望台が見えて来ました。上から先に登った息子が声掛けてくれ
ました。
頂上では数人の中年女性の団体さんが展望台の下で食事中でした。私達も展望台の下の
奥に行って店開き。お湯を沸かし、カップヌードルを食べ、買って来たおにぎりをほうばり、
コーヒーを入れて持ってきたゆで卵、みかんなどを食べました。
やっと一段落して、展望台の上に登りました。素晴らしい眺めで辛い思いをした甲斐があり
ました。山座同定はできませんでしたが、白い南アルプス、中央アルプスそして奥三河の山々
と目の保養ができました(^_^)。
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南アルプスが遠望できました |
ここで1時間以上も過してしまいました。
急登の分、下りは足に辛いものがあります。膝を痛めないよう慎重に下りましたので行き
より時間がかかってしまいました(^_^;)。
今度は馬の背岩では少し遠くの景色を楽しみました。で、梯子や鎖場って下りの取り付き
が少し怖いんですよね(^_^;)。慎重におりました。で、往路でパスした鎖場、復路でも結局
パスしちゃいました。へたれの私です(^_^;)。
また、息子が間違えて登った巻き道も使ってもう1つ鎖場パスしちゃいました。
先に行っていた息子がなかなか親父が来ないので道間違いしたかと心配して下から呼び
ました。そして少し戻ってきたようです。
桧林を下り、やがてやっとのことで渡渉した場所に戻りました。タオルを沢に冷やすととて
も冷たく顔を拭きました(^_^)。
で、南登山口ですけど、駐車場はまだ先です。車が見えてきたときはほっとしました。いつ
もながら遅いのでまた私の車が1台だけぽつんとありました(^_^;)
帰りは途中、農協の店と東名高速SAに寄っただけで一路家を目差して走りましたが、この
帰りのドライブはいつもながら疲れて足も痛いためつらいです(^_^;)
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[おまけ]
上で触れるのを失念していましたので追加します。
下の写真は電波塔のある小明神だと思います。地形図で見ますと標高は990mくらいです。
馬の脊岩の上で撮影しました。明神山から西に砥沢まで続く尾根上にあります。
この西の尾根は最後の方で二つに分かれているようですが、明神山のバリエーション
ルートらしいです。
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電波塔がある小明神 |
地形図と見た記憶、写真を眺めていてもどうも2合目(三つ瀬峠)位置がよくわかりません。
1/25000地図の南(三つ瀬)登山口からの登山道に明らかな間違いがあり、またガイドブッ
クの地図でもこの峠付近の道がどうも私の記憶と一部異なるからです。気になり何度も地
図と写真を見比べているのですがどうしても特定できません(^_^;)。ちょっと悔しい(^_^;)
ですから最初の登山ルートのこの付近には間違いがありそうですm(__)m
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2合目付近ルート |
登山口で沢(奈根川上流)を渡り左方向に入るまでは1/25000地形図、ガイドブック通り
で正しいのですが、1/25000地形図はこの後右側(西側)の支尾根にルートがついていて
実際はその東側の谷側を歩きましたので途中まではガイドブックルートが正解です。
しかし、ガイドブックでは等高線の550m付近から小さな尾根にルートがついていて稜線
まで登るようになっていますが、地形図でそこを見ますと630mまで登るようになってし
まいます。しかし、そこから西にルートを取る為、それだとすぐに30mくらい下ることにな
りますが、そのような下りはありませんでした。
すなわち、登ったところが2合目で、ここから西側に曲がり稜線上を歩くのですが、やや
登り勾配で曲がってすぐ先、左手(南側)樹木の間から大きな岩壁が見られましたので、
600m等高線が消えてしまう大岩壁はすぐ近くでしたから・・・
それで私は右側(西側)に稜線まで続く谷または地形図最後の部分に登りつめるルートで
はないかと推定しています。
ただし、1つだけよくわからないのは次の写真です。
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2合目から川合方面見た写真 |
これは2合目分岐(三つ瀬峠)から左方面の川合方面を写したものです。写真の如く、
先の赤い小さなポールまでほぼ平坦な道でその先、そして両側は下りになっています。
地形図には破線のルートが書かれているのですが、どうも感覚と合いません。
600m地点から稜線の南西側にある630mへの登りが樹木のせいなのか見られなかった
からです。往路で間違えてこちらに行ってしまったから尚更そういう感じがしています。
赤いポール付近のピーク点からの道はもう踏み跡がなく南側の急な下りに途中まで黄色
の指導杭がありましたから・・・
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