六所山(611)・炮烙山(684)
[愛知県](2008/3/22)
【国土地理院1/25000地図】東大沼
【参考ガイドブック】こんなに楽しい愛知の130山
昨年11月に行って以来、山歩きは冬眠状態になっていましたが、暖かくなり、又、今日
はお天気もよかったのでそろそろ再開しようと県内の低山に行ってきました。
行ってきましたのは、前から一度は行こうと思っていた、豊田市にある六所山と近くに
ある炮烙(ほうらく)山です。ともに600m程度の里山で時間もあまりかからないというこ
ともあり、再開第一歩の山としてはそれほど遠くもないことからいいかなと決めました。
しかし、あかんですね。体重が増え、4ヶ月も休んでいたためか、Pからの両方での累積
標高差は約450m強程度でしたのに最初から足が痛くなりばてばてでした(^_^;)
これでは今年目差している山は無理かな?(^_^;)。もう少しこういう優しいはずの山での
訓練つまないと(^_^;)。
1.登山口までの往路
今回は近場で低山でしたが、早めに帰宅したかったので家を早めに出ました。
カーナビに任せましたら、やっぱり有料道路・・・変えてもよかったんですけどそのまま
のコースとしました。
引山ICから東名阪自動車道で名古屋ICまで行き、そこから東名高速に。そして、豊田
JCから左に伊勢湾自動車道に入りました。80km/h制限かと思いましたらそれは大型
車だけで他は100km/hでした。
この道ですが、すぐに東海環状道路と名前が変わります。豊田東ICの次の豊田松平
IC(例の江戸時代の松平家ゆかりの地です)で高速から下り、国道301号線に入りまし
た。
しばらく走って左折。今度は県道360号線です。豊田市坂下町までまっすぐどんどん走り
ました。地形図通り、途中で一車線の細い区間がありましたが、交通量が少なく助かりま
した。
この道、地図によれば先は地方道になります。でも片側一車線のままでした。
カーナビはこの県道の終わり当りにある六所神社に設定しておいたのですが、カーナビの
地図はその先で市街地図がなくなり普通の一般拡大地図に変わりました。
走るうちに右手に「西駐車場」の標識が出てきました。前方はバスP、乗用車は右手P
ということで入りました。8時頃でしたけど、一台もありませんでした。
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私の車1台ぽつんと・・・野外センター西駐車場 |
2.山歩き
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登山ルート |
久し振りの山歩き。今回は低山の里山ということもあり久し振りに30Lザックを持って
きました。前夜は久し振りの山歩きの仕度ということで私的にはてんやわんやでした(^_^;)
ま、絶対不要とは思いましたけど、念のためにレイウェアとヘッデンは入れました。
そして、いつもはそのまま入れるチョコレートや甘納豆を小袋に入れなおしました。こ
れは大正解(^_^)。すぐ出せるようにウエストポーチに入れることができましたので。
さて、久し振りの登山靴に履き替え、登山靴を入れておいた手提げ袋の中に登山用の
キャップを発見し帽子を変更。スティックを準備し、コンビニで購入したおにぎりなど
をザックに入れていざ出発とザックかつごうとしたら手が入らない・・・締め過ぎてい
たことがわかり緩めてやっと担ぎました。30Lなら軽いかなと思っていたんですが、な
ぜか45Lザックとあまり変わりませんでした。
さて、どちらに行けばいいのかなときょろきょろ。駐車場の端に道に出る口がありまし
たので、そちらに進みました。ガイドブックではトイレ道に出てからという記載があり
トイレが並んでいるのかと思ったら1つだけ・・・。ここでとりあえず用をたしました。
そして、右手にある道標に従いその道に入りました。
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最初の道標 |
まだ登山道でもないのに早くも最初からはぁはぁ言いながら(体重増と4ヶ月のブラン
クは大きい(^_^;))まずは野外センター施設の間を通っている林道?に上がりました。
登った所の左手には車止めがありました。一瞬勘違いして反対方向に歩きかけました。
でも、地図持ってましたのでそれはおかしいなと戻り、車止めを通って先に進みました。
すぐに野外センター管理棟が右手に現われ、そこに地図がありました。これは助かりま
した(^_^)。
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全体マップ |
最初の目的地である六所山へは当山道に名前が付けられており、いのししコース、か
もしかコース、きつねコース、うさぎコースなどがあります。
私はガイドボックにしたがって、きつねコースを選んだんですが、その登山口の位置が
わからなかったので助かりました。D広場と名づけられた広場の端に登山口はありまし
た。
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きつねコース登山口 |
きつねコースは支尾根を登るコースで、それほど大したことのない上り坂でしたけど、
すっかり弛んでしまった私にはこんな坂道でもきつかったです(^_^;)
ま、それでもガイドブックのコースタイム通りの時間で頂上につきました。
で、写真の標識以外な〜んにもない頂上(^_^;)。前にはこの先に展望台があったそうで
すが取り壊されたようで空地でした(というか多分ここにあったんだろうなって)。
とにかく樹木に囲まれて展望もなし・・・
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六所山頂上にはこの標識だけが |
右手には下り坂方向に見晴らし台方向の道標が・・・。戻りの登りのことを考えて、下る
のか、嫌だなとは思いましたが時間も早いため折角だから行ってみることにしました。
ここは最近出来たかもしかコースの一部です。
そして、前になにか大きな四角い板状のものが取り付けられた設備が見えて来ました。
反射板と書かれていました。ここから少しだけ下界が見えました(^_^)。
さて、次は六社神社奥社経由で炮烙山に向かうことにしました。食事は炮烙山の予定。
神社までは平坦な道かと思ってましたが下り坂でした。
そして小さな社が見えて来ました。蜂ケ峰神社だそうです。手を合わせました。
階段を下りて更に先を急ぎました。前方にまたお社が見えて来ました。六所神社奥宮で
した。ここでも手を合わせました。
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六所神社奥宮 |
奥宮の階段を下りかけて今日始めての登山者に会いました。単独男性でしたが結局、本
日会った登山者はこの方のみ。あと一人ランニングで上り下りした男性にこの山の下り
に会ったきりでした。低山里山だしまだ寒いからというのかもしれませんが・・・
神社からはうさぎコースに入り、このコースの登山口まで下山しました。登山口は野外セン
ターからの林道の先にあります。ここでこの林道に入り少し先に進みましたら県道361号に
出ました。林道はここで終わり。ここにも車止めがありました。
左折して県道を少し歩きましたら、左手に東Pがあるところの右手に林道があり、こち
らに入りました。緩い上り坂になっており、疲れた足には林道歩きということと合わせ
てきつかったです(^_^;)。
やがて、炮烙山登山口への近道という道標が右手に現われました。この炮烙山はかなり
上の方まで林道で車で入ることができるんですが、林道は大回りしてますからね。
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炮烙山近道 |
急坂が続きましたが、沢が現われ、途中で丸木橋(三本)で沢を渡りました。
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沢を渡ります |
やがて左上にガードレールが見えて来ました。林道です。で、登ったところが林道終点
のいこいの広場でした。トイレや丸いテーブル(?椅子なしなので休憩の座るものかも)
がありました。
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いこいの広場 |
ここが炮烙山の登山口。ここから100mくらい登るんですがコースが三つありました。
「おもいやりの道」「たくましの道」、「そうぞうの道」です。
私は名前から見て楽そうなおもいやりの道で登ることにしました(^_^;)(軟弱ですね)。
この道は広い遊歩道みたいな道でした。登りはしっかりありましたが(^_^;)
そして、ついに目の上に頂上らしき場所が・・・頂上です(^_^)。
低い石垣の塀とそれに囲まれた21世紀の塔という大きな展望台がありました。
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炮烙山の頂上の21世紀の塔 |
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炮烙山の頂上の石垣塀 |
まずは21世紀の塔に螺旋階段で登りました。さすが眺めは抜群(^_^)
先ほど登った六所山、そして雪を抱いた南アルプス、恵那山、そして白山(?)が眺めら
れました。これを期待していたんです(^_^)。
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六所山 |
しかし、家で見たらきれいに写っていませんでした(:_;)<雪山。
頂上ではゆっくりディナー。といってもお湯を沸かして小カップヌードルを食べ、コン
ビニおにぎり、コーヒー、みかんゼリーなど程度でしたけど、ゆっくりと過しました。
結局、その間誰も来ませんでした。
ここは三角点があるはずと塔の上から見て三角点だとばかり思っていたものは全然
別物でした。で、どこにあるのときょろきょろしましたら、石垣塀の後ろに三角点の表
示が。三角点自体はほとんど土に埋められていました。
やっと帰ることにし、帰りはそうぞうの道を下ることにしました。で、あっという間にい
こい広場についたのですが、そこから駐車場まで結構遠く、頂上から1時間強もかか
りました(^_^;)。で、コースタイムもそれくらでした。もっと短時間だと勘違いしていまし
た。
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