守山区上志段味の古墳散策(2013/2)


ネット見てましたら私が住んでいる守山区のうちの一番北東部に位置する上志段味という
地区にいくつかの古墳が残されていて近年発掘調査がなされたという記事を目にしました。
そして、散策ガイド地図までありました。で、風が強く、まだ寒い日でしたが、行きたい思いが
強くなり、その近くの一度は訪れてみたかった大手池と合わせて行ってきました。

前にも書きましたが、守山区の志段味地区というのは長い間、政令都市・名古屋市内にあり
ながら昔のいわば山村のようなまま(北部の庄内川と南部の森林丘陵地に挟まれた地域)
残っていてかつては「名古屋のチベット」などと揶揄する方もいた地区ですが、近年4つの地
区(吉根、下志段味、中志段味、上志段味)でそれぞれ土地区画整理組合事業が発足し、
大規模土地区画整理が行われて宅地化が進みつつあり、次第に住宅・マンション・各種の
店などが新築されて新興住宅街化されつつあります。

しかしながら、知らなかったのですが、この志段味地区は多くの小規模な古墳が沢山ある地
だそうで、かつては開発で壊されたりしていたそうです。で、ここにきて調査がされるよう
になり、特に、上志段味には以前から国史跡に指定されている白鳥古墳もあり、近くにいく
つかの崩されていない古墳があるということで、名古屋市が歴史公園化しようという構想を
しているとのことです。

以前、ここにある池をいくつか散策しようとしましたが、まだ道もなく、土地区画整理中で制
約が多かったこともあり、その後の変わりようも見たかったことから行ってきました。

下の地図は今回歩いたところです。


県道15号線の上志段味交差点のそばに三洋堂という書店があり、そこに行くついでという
形(実は書店がついででしたが(^_^;))で車を置いて徒歩で出発しました。
まずはこの上志段味交差点から南向きに途中まで片側二車線とう新しい市道を歩き始めま
した。ネットで見ていたように、すぐに左前方に木立に囲まれた所が見えました。ここが
勝手古墳とありましたが、古墳の上に神社が祭られていて勝手社という石標がありました。
下調べが不十分だったため、まさかお宮になっているとは知らず、「あれれ?」。
古墳の上にお宮があったというわけです。全体像がちょっとわかりにくい・・・

                  勝手社(勝手古墳)

さて、市道を更に南に歩き始めました。前方に見えている勝手塚という信号交差点の左側
に森が見えています。この森地帯の南側部にいくつかの古墳があるのです。
勝手塚交差点、そしてバス停を過ぎました。前方には人道橋が見えています。


                  市道
                  市バス巡回バス停

閑散とした比較的立派な家々の新興住宅街。車が主たる交通機関なのか、志段味巡回とし
てこの新しくできた市道を走るバス一時間に1本だけ・・・。次は大手池とありますが、道の先
にある後述の大手池の西南にある大手池南交差点付近でしょう。

バス停を越えて最初の比較的大きめの路地へ左折、すぐ前の宅地手前の三叉路を右折し、
南方向に住宅地を歩き、行きあたりを左折、そして角を今度は北側に左折しました。
もう右手は高くなっていて、階段がありましたが、その先に木立の先、右手に細い、まるで山
道のような(とてもここが市内とは思えない)なぜかワクワクさせる小道がありました。ここが
古墳への道であることはネットで見てました。

                  古墳地帯への道

道は上の写真の登った先で右折しており、すぐに低い姿の西大久手古墳がありました。
この付近にある古墳は五世紀半ばのものとありました。

                  西大久手古墳

さて、道は右手東側に曲がり、すぐ先に東大久手古墳がありました。

                  東大久手古墳

まずはこの上志段味交差点から南向きに途中まで片側二車線とう新しい市道を歩き始めま
さて、右手に工事中の道路、大手池の土手が近づき、前には住宅の前の所で左方向向き矢
印をつけたバリケードが現れ、左折して住宅横の道を右に曲がりながら歩みました。前述で
森と書きましたが、正確には大規模な竹藪が北側に広がっていました。
そして前方には典型的な帆立貝式前方後円墳が現れました。支段味大塚古墳です。
この付近は地図によると大塚という字名の地域ですから、大塚古墳と名付けられているんで
しょうね。ちなみに写真の奥に見えている白いビルは名古屋市内ではなく庄内川向う岸側に
の春日井市にある会社建物です。

                  支段味大塚古墳

道の東側はこれも県道15号の先に続く国道165号に新しい信号所下で交わる新しい市道が
南北に伸びていまして、北側方向(所下交差点方向)に左折。左手竹藪の北側には大きな
(新興?)宗教施設が見えていました。その南側と東西に走る市道(これは前述の勝手塚
交差点から続いている道)との信号がまだない交差点で右折しました。
住宅街の先、右手に新しくできたバス転回所、東谷山フルーツパークバス停がありました。
                  東谷山フルーツパークバス転回所

まずはこの上志段味交差点から南向きに途中まで片側二車線とう新しい市道を歩き始めま
その先はバリケードで歩道だけがあいてました。地図では道路がと切れているのですが、
なぜか向うからも川の橋まではちゃんと舗装までされているのに、このバス転回所から橋
までのほんのわずかの区間だけ封鎖されて未完成未舗装のままになっていました。道形は
ちゃんとできているのですが・・・。こういうのが市内では時に見かけられます。
googleの航空写真ではちょっと古いためかまだ森のままですが。尚、見えている橋
は山の田橋とありました。字地名・山の田(冒頭に書いたこの地をまさに象徴するような
地名ですね)にあるからでしょう

          東谷山フルーツパークバス転回所先の未開通箇所

道の突き当たりは前述の国道165の東谷橋南信号から南下し市内の東谷山フルーツパークを
通り抜け尾張旭市まで続いている狭いのに意外に交通量のある道路で、これまで車で東谷山
フルーツパークまで来るには嫌でも通るしかなかった道ですが、突き当たりから南側の一部
区間の拡張工事をしてますし、まだ未開通の今歩いてきた道と南の方にも工事中らしい道が
開通すればずいぶん楽にこれそうです。

さて、ここまで来たのは、今歩いてきた道の右側、そして東谷橋南信号から南下する道の右
側のところにある国指定の白鳥塚古墳を訪れるためでした。
これは道路地図にもきちんと記載されている古墳ですが、前は木々に覆われてしまっていて
場所がよくわからず見るのをあきらめていた所です。最近、少し木を切って整備したとのこ
とで、今度はよくわかりました。ただ、大きすぎて私の小さいデジカメでは全容を撮ること
ができませんでした(^_^;)。南側周囲はトラロープがされていますけど、知らずに裏側から
入れてしまいました(^_^;)。

                  白鳥塚古墳

ネットからプリントアウトした案内地図にはもう一つ先にありましたが、少々歩きつかれたの
と風が強くて寒かったため、古墳散策はここまででやめて、元来た道を戻り、もう一つの目的
地である大手池散策をすることにしました。

先ほどの所下信号から南下している市道を右手に南に支段味大塚古墳を見ながら更に進み、
住宅の次の右手への路地道を右折し、前述のバリケードのところから大久手池の北から西側
に沿ってある遊歩道を大久手池を左に眺めながら南西端まで歩きました。

               ベンチのある遊歩道と北側の工事中道路
                  大久手池

南西端で東西の大きな市道に出合い右折。ここの左手東方向は登り坂になっていて先がここ
からは見えませんでした。
そして先にある大手池南交差点から片側二車線の道路を北側にたどり車まで戻りました。

以前、この付近は大規模土地区画整理事業中でこれない地でしたが、もう事業は完成して今
は住宅地の販売中のようです。以前は大久手池周囲は田畑が広がる農村だったと思います(
大久手池南西部の地名である稲堀田新田がそれを物語っています)が北側の古墳地帯(古墳
と北側の竹藪地帯)を除き、ぐるっと宅地化されて家が建ち出していますからそのうちに完全に
市街地化されてしまうのでしょうねぇ。自然を売り物にしているようですし、市内なのに比較的安
価なのか、見てますと市内としてはみな大きめで立派な家が多い感じです。
そういう新興住民の方の家々の間にぽつんぽつんと建て直された感じの古くからの地元農家的
なひときわ大きな家が混じっている感じです。庭に4台も車がとめられていた大きなお宅もありま
した。

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